1月
2月
3月
4月
5月
6月
全10件 (10件中 1-10件目)
1
今日はこれから、アルツハイマー&うつ病の方のところに行く。私の担当じゃないんだけど、他のヘルパーさんの助っ人で単発の仕事。レギュラーで入ってくれないかと言われたけど、今はちょっと無理だと断った。もともと神経質な方で、うつ病も重なって、かなりナーバスな状態になってらっしゃるらしい。自分が元気な時だったら、「やります!」って立候補したいお仕事なんだけど、今は私も私生活で問題があって心の余裕がないから、うつの方のケアは難しいと思った。うつって伝染しませんか?エネルギーが不足している時にうつ病の方と密接な関係を持つと、自分も引きずられてうつになっちゃう。だから、申し訳ないけど、今はできない。その代わり、私が元気になったら、そういうお仕事に率先して入りたい。今朝からかなり凹むことがあって心が動揺してるので、3時迄になんとか仕事モードに切り替えないと。たった2時間。笑って、おおらかに、落ち着いて。
2006.09.21
コメント(0)
年金を払ってない友人に「老後、不安じゃない?」って聞いたら、「生活保護もらうからいい」って言われてショックでした。私は国民年金。払ってなかった時期もあるから、満額はもらえない。おそらく、貰っても1~3万円くらいだと思う。今は1万数千円を毎月払うのがきつくて、数ヶ月滞納している。でも必死の思いで年金を払っても、年金を払ってこなかった人の生活保護よりはるかに貰える金額が少ないのは納得いかない。生活保護なんてなくしちまえ!って思う。一方で、生活保護を申請しても認められなくて餓死する人のニュースも時々聞く。誰にでも生きる権利はある。最低限の生活のために、税金からのサポートは必要だと思う。すごーくアンバランスな日本の社会福祉。この国を動かしてるのはバカばかりか?
2006.09.20
コメント(3)
コメントを書いてて思い出したので追記。この施設いい!って思った理由の1つに、そこはデイサービスもやってるんですが、デイの利用者さんも特養の入所さんも、誰1人としてテーブルで寝てなかったんです。放っておかれてない。実習で行った施設や、 話に聞く他の施設では、やることもないし暇なので食堂のテーブルに突っ伏して寝てるんですよね。お茶と食事の時間がくると起こされて、終わると放っておかれるので、やっぱりテーブルに突っ伏して寝るだけ。今日いったところは、みんな起きてて、それぞれ何かしらやってて、楽しそうにしてた。リラックスしているように見えました。小さいけど、人間の集まるところだなって感じたのよねぇ。。。。
2006.09.19
コメント(0)
担当している末期癌のターミナルケアの方が、サービス時間を増やしてほしいと依頼されたとのこと。今迄は毎日10:00-12:00に入って、調理と掃除、体調が良ければシャワー介助をしてました。2時間でも余るくらいです。さらに15:30-16:30も入ってほしいとのことでしたが、時間帯的に夕食の準備かなぁと思いましたが、ご家族も何をしてもらいたいのかハッキリしないとのこと。ご家族のパニック状態が伝わってきます。具体的に何が大変ということではなく、とにかく「誰か助けて~」といった精神状態なんだと思います。まだドクターから余命は聞いてませんが、会社の人はだいたい1ヶ月くらいなんじゃないかと言われました。最初からターミナルケア(遠からず亡くなる)と解っていて入ってますが、ふと疑問が。ご本人は、当たり前ですが治りたい気持ちでいっぱいです。がんばりたい、死にたくないと思ってらっしゃるので、私も希望を捨てないで欲しいという方向の言葉をかけます。でも死に向かっている人に対しては、励ましちゃいけないのかな?死を受け入れられるようにしないといけないのかな。励ましてるつもりで、酷い事を言ってるんだろうか。
2006.09.19
コメント(2)
今日、ある特別擁護老人施設の面接に行きました。日中は在宅介護をやり、夜間に施設の仕事をするつもりです。在宅のホームヘルパーでは、飯が食えないんです。その辺の事情はまた改めてということで、今日伺った施設が、とても良い印象だったのでそのことを書きます。以前に実習で行った施設は、設備も建物も新しくてきれいでしたが、正直、印象は悪かったです。言葉は悪いけど「人間飼育場」だと思いました。生命維持の最低限のケアをするのでいっぱいいっぱいで、入所者たちは、ただエサを与えられて生かされているだけのように見えました。その時は、限られたスタッフで大勢の生活と健康の維持をするのだから、これが精一杯なのかもしれないと批判の気持ちを抑えました。どこでもこんなもんなのかもしれない。が、今日の施設は、とても小規模ではありながら、設備は十分整っていて、何より家庭的というか空気が温かかったので驚きました。入所者も訪れる家族もスタッフもみんな知り合いで、長年のつきあいのあるご近所さん同士のようで、みんな笑ってたんですよね。即「ここで働きたい!」と感じました。先方も、ほぼ即決で採用してくれました。まだキャリアが浅いので、すぐに希望の夜勤には就けません。10月いっぱいは週に2回の日勤で研修をつみ、11月いっぱい週3日夜勤の研修を経て、12月から独り立ちです。すぐ夜勤の研修を受けたかったので予定は狂いましたが、働くなら絶対ココ!と思ったので、頑張って日勤通います。ホームヘルパーの仕事と平行するので、しばらくはキツいですが。どうしても在宅での介護が困難になって、やむを得ず施設の入所を検討する時、規模が大きいとか設備が新しいとかいうよりも、見学に行ってそこにいる人たちが笑っているかどうか、あったかい空気があるかどうかで決めてください。施設はいろいろあるけど、施設によってずいぶん印象は違うものだなぁと思いました。
2006.09.19
コメント(2)
![]()
今朝は台風の影響か、ドシャドシャの大雨だった。幸い仕事に出る頃には上がったけれど、大雨の日の外出介助で困ってることがある。年金を受給しておらず、貯金を切り崩しながら細々と生活している女性がいて、彼女は車椅子がないと外に出られない。そして彼女は、車椅子専用のみならず普通のレインコートも持っていない。軽い雨の日には、昔に買ったスプリングコートを着て、傘をさして車椅子に乗る。スプリングコートだから防水じゃないし、なにより背中と言わず肩と言わずシミだらけで破れもあって、本人は着るのを嫌がる。それに傘だと、車椅子を押す私が前が見えなくて困る。そこで、車椅子専用のレインコートを買ったらどうかと薦めたところ、ボロボロのスプリングコートよりはいいかもとその気になってくれた。が、値段を見て、止めた(うちの会社のカタログ)。1万円以上もするのだ。近所に雨具を売っている店もないし、限られたサービス時間で遠くまで買いに行くことは、なかなか難しい。通販の介護グッズがもっと安くて、種類がいっぱいあればいいのになと思う。買い物の醍醐味って、たくさんの中から「どれがいっかな~」と選ぶところにあると思う。安くお洒落なレインコートができないものか。まぁ、車椅子専用となると、購入者が限定されるから安くしたりデザインを増やすのは難しいのかもしれないけど、私が介助グッズの会社の社長だったら、そうする。心がウキウキするような商品のラインナップを作る。今朝は雨が上がってくれて、雨具が要らなかったので助かった。ちなみに、車椅子用のレインコートってこういうやつです。
2006.09.18
コメント(0)
9/16の朝日新聞の天声人語に、先週亡くなった歴史学者の阿部謹也さんの「私たち日本人全体が理念や理想を必要と思わず、今もって“社会”ではなく“世間”の中で生きている」という言葉が引用されていました。記事は小泉政権についてだったんだけど、なんだか心の中でモヤモヤと抽象的に存在していた想いが、明確に言葉として表されていてスッキリしました。ずっと感じていた日本社会への違和感の原因が、はっきりしたから。介護問題に限らず、生きにくく息苦しい社会の空気感は、この「理念や理想を必要と思わず、今もって“社会”ではなく“世間”の中で生きている」ことに端を発しているような気がする。長い物に巻かれて、大樹に寄りかかり、自分にとって興味のないもの、意味のないものは切り捨てる。貧困は自己責任。老いは自己責任。病気は自己責任。死も自己責任。確かにそうなんだけども、全てを個人でご勝手にじゃなくて、全体で考えていかないと後で自分にツケが回ってくると思う。うまく言えないけど、世間話ばかりじゃなくて、社会について話せるようになりたい。。。です。*阿部謹也著作 面白そうなもの抜粋しました*「世間」とは何か日本社会で生きるということ私の死亡記事 *共著見える日本、見えない日本 *養老孟司対談集日本人はいかに生きるべきか世間学への招待
2006.09.17
コメント(0)
あと何ヶ月かすると正月がやってきます。ちょっと気が重いことがあります。正月が過ぎると、「餅が食べたい」というリクエストが多くなるんです。「餅を食べないと、正月を迎えた気がしない」すごーく気持ちは解るんですけどね。食べさせてもらえないので、余計に食べたくなるんだと思います。「今日は何を作ろうか?何が食べたい?」と聞くと、モチモチモチ!しつこい方だと2月に入ってもお餅が頭から離れない。あんまり懇願されると、なんとかしてあげたいと思うのが人の情け。嚥下に問題ない方なら、小さく切って、詰まらせた時にすぐ対処できるように横についていればできるかも、と思って会社に言いました。「××さんが、お餅を食べたいってずっと言ってるんですけど、なんとかなりませんかね?」「ダメよ!!!!絶対ダメ!」と即答されました。加えて、「あなたが自分で責任取れるなら、あなたの責任でやってもいいけど、責任取れる?」と言われました。事故が起きても会社は一切関知しないからね、という意味です。全部自分で責任取れ、と言われると、私も怖いです。自分の身内ならともかく、他人ですから。責任取れません。結局、お餅を食べさせてあげられないまま2月が終わる頃には何も言われなくなり、その後すぐに施設へ矯正入所させられてしまいました。身寄りのない方だったから、もう施設の外に出ることはないでしょう。お餅も食べられないでしょう。あの時、思い切って食べさせてあげればよかったな。ちょっとだけ後悔してます。また正月が来たらモチモチモチモチ言われるんだろうなと思うと、気が重いです。
2006.09.17
コメント(0)
自宅にいると、いろんなセールスマンが来ます。訪問セールスが悪いとは思いませんが、独居の認知症の方の場合、いろいろと問題が起きる場合があります。新聞の勧誘は昔からあるので、認知症でも理解できるようなんですが、最近の電話会社の勧誘は難しいようで・・・。なんたって、電話と言えば「交換手」がいた世代ですから、電話会社を選ぶなんてピンとこないんですね、きっと。「うちはNTTよりこれだけ安いですから、切り替えられる方多いんですよ」ってありがちなセールストークを、「切り替えないと電話が使えなくなる」と間違って理解して契約してしまった方がいました。また、独居の女性だと、男性が訪問することが怖くて早く帰ってほしくて言われるがままなんてこともありました。実際に安くなるし、実質的な「被害」ではないけども、ちゃんと内容を理解できないまま契約しているのは問題だよな~と思いました。それに今迄と支払い先が変わりますから、その手続きができなかったり、自分で支払いに行けなかったり、契約したことを忘れて支払わなかったり、後々トラブルが起きるんですよね。これは新聞も同じで、契約したことを忘れてしまって、「頼みもしないのに勝手に入れていくんだから、あたしゃ払わないよ」なんて事態も起こりえます。初期の認知症だと、セールスマンが初対面で判断能力があるかどうか知ることは難しいと思うし、何でもいいから契約取りたい心理もあるでしょう。かと言って、玄関先に「ここの住人は判断能力が落ちているから訪問セールスお断り」なんて張り紙しておくわけにもいかないし。。。。でも、ちゃんと理解せずに契約してしまうのを避けるために、できればその場で契約しないようにしていただきたい。いったんパンフレットを置いて帰って考える時間を作り、翌日改めて訪問するという風にしたらトラブルを回避できるんじゃないかなぁと思います。翌日になって昨日説明したことを覚えてないようなら契約はしない、というふうにしてほしい。というようなことを電話会社にメールしようとしたら、フォームがなかったんですよね。文書にして送らないと。(会社を通じてケアマネにも報告しましたが、結局、悪質商法ではないのでそのまんまになってしまいました)家族がいる方はいいけど、独居の場合、ヘルパーが新しく契約したことに気付けばいいけど、気付かないうちにクーリングオフ期間が過ぎてしまうことも考えられます。もし契約したのが、高額なローンだったら。。。。怖いなぁ。
2006.09.17
コメント(0)
私にとって2例目の在宅ターミナルケアは、比較的若い末期癌の女性。まだ通って1ヶ月。週1ペースです。最初は会ってももらえせんでしたが、徐々に心を開いてくれて、今では「あなた、お子さんは?」などと声をかけてくれるようになりました。リンパに転移してしまい、かなり辛い状況にありますが、良くなりたいという気持ちがとても強い方で、今日は他の高齢者や癌患者はどうなんだと私に聞かれました。末期癌のターミナルケアに関してはキャリアが浅いんですが、90歳で脳梗塞になり、一時は寝返りも打てなくなった老婦人が、オムツがイヤ!という一念でリハビリを積み重ね、1年後には自分でトイレに行ってズボンの上げ下ろしまでできるようになった話をしました。元通りとはいかなくても、治りたいという気持ちが強い人は、周囲が驚くような回復をみせることがあります。だから諦めないで、でも無理はしないで、体調の良い日は自分で箸を持って食事するようにして、少しずつ積み重ねてください。箸を持つ、ということだけでも十分リハビリになるんですよ、ちょっとしたことでも半年、1年経つと随分力になってるはず、と言いました。正直、こんなことを言ってもいいのか、こんな言い方でいいのか、と迷いながらの会話でした。立場上、ぬか喜びさせるようなことは不用意に言えません。でも求められたら、希望を持ってもらえるようなことを言いたい。実際、ひょんな切っ掛けで末期癌が消えたり、進行が止まったり、余命宣告を受けてから5年10年と延命される方もいっぱいいらっしゃいます。できれば、彼女にもそうなって欲しい。とは言え、私の一言が彼女にとって重要な意味を持つかもしれないと思うと、話すことが怖いです。「死」がにじり寄っている状況にある方とのコミュニケーションは、ほんとに神経使います。たった2時間のサービスで、クタクタになります。まだまだ修行は始まったばかりです。
2006.09.15
コメント(0)
全10件 (10件中 1-10件目)
1


