『魁・クロノ塾!』

Jul 11, 2006
XML
カテゴリ: 喧嘩屋日記
※ この記事は以前にMSNのブログに掲載した物を引っ越した物です

とある街の池のほとりで

真っ赤な服を着たど派手な男と出会う…


「君かい?漢を磨く旅をしているというのは…」


その男は俺を見るなり、いきなりそう声をかけてきた

喧嘩屋_010


何よりも着けているマスクと兜が怪しすぎる…

暖かくなると出てくる類の物であろうか

俺は相手にしないよう…気が付かない振りをする


「!!!」


しかしそいつはとてつもない速さで俺の前に回りこむ


(「で、できる…」)


俺は本能的にこいつのすごさを感じ取った

常人の倍…いや3倍の速さといったとこだろうか…


「私はシャア・アズナブル…見ての通りの軍人さ…」


そいつは聞きもしないのにそう俺に名乗った


「ナンセンスだな…」


シャアは俺の姿を見るなりアゴを触りながらそう言う


「今年の流行りは赤だよ…赤!…まぁ来年も再来年も赤なんだけどねw」


シャアはそう言って笑う


「漢の生き様に流行など無い!」


俺はそうシャアに叫んだ


「そんな事を言ってると…死ぬぞ!」


シャアは俺にそう言いきった

俺には根拠がわからんが…妙に説得力がある


「ガルマはなぜ死んだと思う?」


シャアは空を見つめてそう聞いてきた


(「ガルマって誰だよ!」)


俺はそう思いつつ


「流行についていけなかったからか?」


そうシャアに聞いた

シャアは不適に笑い


「違うな…坊やだからさ…」


そう俺に答えた

意味が解らない…

俺はそうつっこみたかったがこれ以上の関わりあいはキケンと判断し

俺は立ち去ろうとした

しかしまたも回り込まれた、やはり異常な早さである


「人は私の事を赤い彗星と呼ぶのさ!」


シャアはまたもそう意味不明な事を言う


「そんなに欲しいなら欲しいと一言言えばいい…簡単なことさ」


シャアは俺にしゃべる隙を与えずにそう言うと

素早く俺のズボンを履き替えさせる


「なかなか似合っているじゃないか…」


シャアはそうつぶやく…

俺は何も言えなかった


「では、戦場でまた会おう!アムロ君にヨロシク!」


シャアはそう言うと歌を歌いながら去って行った


「なんだったんだ…っていうか、アムロって誰だよ!」

喧嘩屋_011


俺の旅はまだ続くらしい…






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jul 11, 2006 07:20:20 AM
コメントを書く
[喧嘩屋日記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

塾長 †焔†

塾長 †焔†

Freepage List

Comments

蹂躙の爪牙00 @ ドウモ( ・∀・)っ旦 今気づきましたが、 語り手 PUNKSが正し…
びゃっこ♪@ 熱すぎです♪w 塾長さんのブログ・・・あまり暑い日には…
塾長 †焔† @ Re:(;一ω一) ジィー(07/17) son_dasさん >(;一ω一) ジィー >思わず…
塾長 †焔† @ Re:やっぱりダメでしたかww(07/17) レアっちさん >いや~残念!w >採用…
son_das @ (;一ω一) ジィー (;一ω一) ジィー 思わず目を細めて見てしま…

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: