ワークショップ体験記(3)



セラピスト ルーベンス キグネル氏
通訳    国永 史子さん

ウィルフェルム ライヒ系のボディサイコセラピーに胎生学を取り入れたワークです。子宮で受精卵が細胞分裂を繰り返していくうちに感情 思考 運動の3つの層が発達しその発達過程における外傷体験が3つの層に慢性的緊張をつくりだして体に鎧をつけた状態となる。そのことが様様な心の葛藤を生み人間らしい自由で生き生きとした生命力を失わせる原因の一つとなる。
その鎧(緊張)をとくためのエクササイズがボディサイコセラピーの一つバイオシンセシスです。心身再統合のために考えられた組まれたメニューは有意義です。

通訳の国永さんはバイオシンセシス研究センターの所長さんで翻訳家でもあります。翻訳図書にアレクサンダー ローエンの「バイオエナジェティクス」「引き裂かれた心と体」「性格分析」などなど。

参考図書 「無境界」ケン ウィルパーなど
     「バイオエナジェティクス」アレキサンダー ローエン
     「引き裂かれた心と体」「性格分析」など

ルーベンス ギグネル氏は鋭い感覚の持ち主でした。完璧に見破られていた私のボディ。少し驚きました。超感覚的な人には何人もお目にかかってますけど彼はまたひときわ鋭かったです。体の動きや立ち振る舞い声の出し方でその人を見抜いてしまう。何十年も何千人もの人をやっているとそれくらいできるのあたりまえかな?
グランディング(大地、地に足をしっかりとつける)(今を生きる)してない私には
必要なワークでした。非常にすっきり さっぱりとした気分になりエネルギーが
ボディーの中心から湧き上がる感覚が爽快です。

このワークは2日間に渡って行われました。一日目は体内にいる頃から老人になる疑似体験を演じたり怒りや悲しみ喜びを表現したり体を動かし声をだしたり
盛りだくさんのワーク。一日めのエンディングの時今夜の夢を気をつけてよく憶えて明日話してくださいと言われました。ドリームセラピーです。夢の中には沢山の自分に対するメーッセージやなにか情報がぎっしりと詰まっているからいろんな事わかるらしい。でも夢を解釈するには技術がいる。勉強しないと難しいです。自分勝手にはできません。彼は一人一人に其れをやってくれました。

ということでサイコセラピーには付き物のお絵かきなどもしました。ヒーリングもやりました。盛りだくさんの内容でした。

国永さんのスッキリした身のこなしや気配り、ギグネル氏の思いやりに感謝して
会場を後にしたのでした。皆良い人ばかりでした。アシスタントで副所長の贄川さんありがとう。教えてくれて、また誘ってください。




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