おはようございます。
昨日は大変な春の嵐でしたね。
みなさま、ご無事でお過ごしでしょうか?
今日の東京は曇り空。全国的に寒い一日だそうです。
花粉もいっぱい飛びそうということで、花粉症の方、お辛いでしょうね。
どうぞお大事になさいませね。
シートン動物病院も3月に入り、忙しい日が続いております。
遠くからお越しになられる患者様はとくに、
すいているお時間を電話でお確かめの上、ご来院くださいませ。
さて
ワンコに寒天はどうか? というご質問がございました。
私も少し調べてみましたが(私の専門は人間ですので)、ワンコと「寒天」に関する論文は見つかりませんでした。。。残念!
ですので、私の経験と一般的なお話をさせていただきますと、
多量ではない限り、食べさせても問題はないと 思われます。
人間では、難消化性多糖類、食物繊維(ダイエタリーファイバーとされるもの。寒天や、芋・野菜などに含まれる繊維など)の食品を多量にとった場合に
四肢のむくみなどの症状 が一時的に現れることがわかっておりますので、 その辺をご注意いただくのですが、
ワンコにこれが当てはまるかどうかは、わかりません。
でも、栄養のあるものではないですし、
おなかを壊して 痛いイタイ になると困りますので、 ほんの少し、
おうちの人と一緒におやつに食べるぐらいなら問題がないと思います。
もしウンチがゆるくなるようでしたら、やめておいてあげてくださいね。
シートン先生の指導はいつも
おうちの人と一緒に、楽しく健康で。。ということが基準となりますので、
(人間が)おいしいオヤツをあげる楽しみ、
(動物が)もらう楽しみ
を大切にしています。
かわいい動物が、
おいしいものを喜んで食べてくれる仕草は
何にもまして、 おうちの方の精神的な癒し
になりますし、
動物をよく観察するきっかけになります。
動物をよく観察してくだされば、
病気などの 健康のトラブルを見逃さないことになります 。
そんな理由から、
シートン動物病院では 健康な動物 たちに限っては、
おうちの方とのスキンシップの一環として、
いろいろな種類の 少々 のオヤツをあげることを推奨しています。
動物も、人間も健康で
にこにこ、ハッピーが一番ですものね^^