Nice One!!
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原題: CLOSING THE RING監督 : リチャード・アッテンボロー 出演 : シャーリー・マクレーン 、 クリストファ・プラマー 、 ミーシャ・バートン 、 ピート・ポスルスウェイト 、 ブレンダ・フリッカー 、 ネーヴ・キャンベル 、 グレゴリー・スミス 公式サイトはこちら。<Story>1991年アメリカ。長年連れ添った夫を亡くしたばかりのエセル・アン(シャーリー・マクレーン)は、アイルランドの青年ジミー(マーティン・マッキャン)から突然の電話を受ける。エセル(ミーシャ・バートン)の名とテディ(スティーブン・アメル)という名が刻まれた指輪をベルファストの丘で発見したというのだ。50年前、永遠を誓った愛を失い、以来心を閉ざして生きてきたエセル。夫の死に涙ひとつ見せず、娘のマリー(ネーヴ・キャンベル)に冷たいと非難されても決して心の内を語らなかった彼女に、封印した過去と向き合う時がやって来る。あの日の指輪を待つきみへ - goo 映画<感想>今日の2本目。シャーリー・マクレーン効果なのか、館内の平均年齢はかなり高め。そしてほぼ満席でした。戦争中に亡くした恋人をずっと思いながら50年の歳月が過ぎる・・・。 しかも配偶者はその死んだ恋人をよく知っている。そんな中での生活。21歳で自分は1度死んだと言いながら暮らす妻を、亡き夫チャックは全て知りながらどのように受け止めたのだろうと、それが気になりました。夫も娘も受け入れられないエセル・・・ 一緒に暮らしていながら、彼らが少々気の毒にさえ感じます。そしてこれまたすべてを知りながら、想い人と親友への配慮から自分の気持ちをひた隠しにしてエセルを見守るジャック。テディもまたエセルを思うがあまりに配慮を怠りなくしている。指輪を掘り出してきちんと届けたいとするジミー、そして戦時中からの因縁ではあるけれど、きちんと自分の役割を遂行しようとしているクィンラン。エセルの周りにはこんなに彼女を想ってくれる人がいるというのに、肝心の彼女は自堕落な生活を送っていて…。 支えられている時って、案外そのことに気がつかないものなんですね。(C) Scion Premier(Third) Limited Partnership/UK Film Council/Closing The Ring Limited/CTR Canada Limitedとにかく優雅なシャーリー・マクレーン。自堕落なシーンもあるんですが、そうじゃなくて正装してニッコリと微笑んだシーンなんて、すごく可愛らしい。若き日のエセルを演じたミーシャ・バートンも迫真の演技でした。彼女もとにかく美しい。兵士たちのマドンナと間違いなく言える雰囲気。(C) Scion Premier(Third) Limited Partnership/UK Film Council/Closing The Ring Limited/CTR Canada Limited希望が断たれて一切のものにふたをして生きていく日々。それは本人もそうですが、周囲、特に近しい人たちは辛いと思います。それでも彼女をみんなで支えていった、支えてくれるだけの人がいた彼女は恵まれています。実話に基づいているとはいえ、50年前の戦時中の墜落と、90年代の北アイルランド紛争をうまく結び付けているところもドラマティック。倒れた兵士の手を握るエセル。それはまさしく彼女がテディにしてあげたかったことなのでしょう。心が開いてから彼女の目に映ったもの。その時の表情が素敵です。途中まで観ていて、お決まりの回顧映画だったら嫌だなあと思ったんですが、希望が見えているので、終わり方としては割とうまい方向に持って行くことができたんじゃないでしょうか。どよーんとした雰囲気を盛り上げていけてるんで、後味はいいと思います。********************************今日の評価 : ★★★
2008.08.10
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