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2022年04月06日
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カテゴリ: 坂田 博昭
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 この週末は、千葉県にある場外発売所・サテライト成田(エフケイバ成田)にお邪魔してきました。



 成田は、桜の名所が数多くある場所。
 このサテライト成田の敷地内の桜も、本当に見事なものでした。東京のすぐ近くにある成田ですが、東京よりも少しだけ桜の進みが遅くて、この週末が丁度花満開の見頃。この週末は「桜まつり」と題して、地元の人々向けのイベントも大々的に開催されておりました。

 4月に入り、様々な物事も動き出し、いよいよ春本番、という感じがしますね。


 先々週訪れた 佐賀競馬場 での話。
 この4月から佐賀では、新人騎手2名がデビュー。すでに早くもふたりとも初勝利を挙げたようです。その一方で、デビューから半年を迎えたこちらの人も、現在奮闘中です。



 加茂飛翔 (かもつばさ)騎手 19歳
 一昨日までのデビューから半年間で、 21勝 という成果でした。

​「悔いが残るレースが多くて…仕掛けどころ、馬場の読み、馬との呼吸、考えるべきことが多いですね。」​

……とここまで話した後で、ちょっと話しぶりが変わりました。

「少し考えすぎなのかな……」



 半年間で何度か佐賀競馬場を訪れ、彼の話を聞いてきました。
 「考えすぎなのかな」の部分に、この半年に経験したことの多さと、深さと、そして彼の取り組みのありようを感じました。

 単に勝てるかどうか、だけではなく、「馬に乗る」ということに向き合っている、とでも言いましょうか。



「新人ふたりがまた入ってくるので、これを刺激にして頑張りたいですね。」

……というのは、率直なところでしょう。
 彼の奮起と、そしてここからの更なる進化に期待したいです。


 一方、ベテランも奮闘中。



長田進仁(ながたゆきひと)騎手  55歳
 現在通算1877勝 今年に入っては10勝

 昼一番、騎手ルームから出てストレッチをしているところで話しかけてみました。

「いや~身体はもう、あちこちガタが来ているからね(笑)。腰がきついのはいつもだし。こうして気をつけていくことだろうね。」



 もうキャリアは38年になる彼。私と1個違いの、全くの同世代。
 ここまで続いてきている「秘訣」のようなものが聞けるかどうかと思い、水を向けてみると、このような答えが返ってきました。

「『気持ち』やろうね…やっぱり。」



「若いもんには負けん、という気持ち、とかね。いまでもレースの中で何かあったらカーッとすることもある。そういう気持ちがあるから、ここまで続けて来ているのだと思いますよ。」

 私にとっては、同世代だけに身に染み入る言葉でした。
 まだやれる、もっとやれる。そう言う気持ちを持つこと。
 それがファイト溢れるプレーに繋がる。
 どこの競馬場でも、そういうベテランがレースを盛り上げているのでしょう。

 昨年は45勝でした。
 頑張って続けていれば、2000勝も見えてくる。
 一走入魂の姿に、これからも注目していきたいです。


 佐賀の話題の最後は、かつて門別競馬場で走っていて行き会った馬たちとの再会。



ピヨピヨピピピ  4歳牝馬
 秋に門別のシーズンが終わると佐賀に移籍してきて、今回で10戦目。この2戦はいずれも2着。力はあるのに、どうも勝ち切れない感じ……。



 この日も、飛田愛斗を背に頑張りましたが……。
 あろうことか、またも2着。ほんと、惜しい。
 何とか佐賀で1つ勝つところを見たいですね。




ユイガドクソン  5歳牡馬
 元々は南関東で、新馬勝ちを含めて2勝。
 一昨年の春に門別に転じて、持ち前のスピードを武器に戦っていました。

 とにかく、他の馬と関係なく自分勝手にビュンビュン行って勝負する、名前の「唯我独尊」を地で行く戦い振りは、見る人の興味を惹いていました。

 昨年は南関東を経て、10月に佐賀に転入。
 鼻出血などもあり、この3回はあっさり止まって結果が出ていませんでしたが……。



 内がユイガドクソン。
 ビュンビュン行って、この日は 2着 と穴を開けました。

 これがきっかけになって、また彼らしい走りを見せてくれるといいですね。
​​​​​​​​ 



 セカイノホシ 4歳牝馬
 2歳時にはフルールC3着、川崎のローレル賞2着。
 昨年3歳時にも、留守杯日高賞2着と、重賞でも活躍してきたこの馬。

 昨秋に門別のシーズンが終わったところで佐賀に転入してきて、なかなかこの馬らしい結果が出ていませんでしたが…前走で持ち前の速度を武器に2着と奮戦。



 この日も、A2クラスに出走し、このように勝ち馬には離されましたが 2着
 徐々に調子は上がって来たようです。
 この馬の場合は、気性的なものもありそうなので、ようやく佐賀でも色々なことがかみ合ってきたのかも知れませんね。

 ところで、このレースを勝った ラインエミネント は、昨年春にJRAから佐賀に転入してきた後、これで15戦11勝となりました。管理する 池田忠好調教師 「この馬は先がある馬だから、間隔を開けながら大切に使っています。」 と、馬への期待感を語りました。

 春に入って暖かくなり、こうして伸びてくる馬、調子を上げてくる馬からは、目が離せませんね。



 4月から、本格的に始まりました。
 佐賀競馬の、移転50周年記念事業。

「うまてなし。」

 刻んだ歴史をかみしめながら、一層盛り上がっていくシーズンになりそうです。



 さて……
 いよいよ、明後日4月8日金曜日。
 新生・名古屋競馬場でレースが始まります。

 開幕当日の番組も発表されました。
 重賞の東海桜花賞。
 遠征勢が、ダノングッドにイダベガサス、インペリシャブルなどなど。
 地元勢も、トミケンシャイリにカツゲキキトキトまで。
 超豪華メンバーになり、とても楽しみです。

 あれ……
 ヒカルアヤノヒメがいない……(汗)
 番組表を見ると、頭数オーバーで除外なんでしょうか……
 (事情わかったら追記します)

 イベント情報は、​ こちらから ​。
 私は、4月12日火曜日に、場内で行われるステージイベントに出演させて頂きます。お客様方と、こうした形では久しぶりに時を過ごせることを、いまからとても楽しみにしております。



 弥富の、新生・名古屋競馬場でお目にかかりましょう!





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最終更新日  2022年04月06日 07時00分06秒
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