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2022年04月29日
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カテゴリ: 古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。

 今週は、​ 楽天競馬 ​YouTubeで2回、​ ライブ配信 ​に出演しました。「しらさぎ賞」当日は、門別競馬場の記者席から配信しましたが、「オグリキャップ記念」当日の配信は、門別が「北斗盃」があって報道陣が多いことが想定されたので、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から札幌の自宅にいて出演し、配信終了後に門別競馬場へ移動しました。グリーンチャンネルなどのリモートで慣れているとはいえ、自宅でスーツを着て出演する違和感は、今もなおありますびっくり 来週はダートグレード3連発、そのうちの1つ​ 「かきつばた記念」当日のライブ配信 ​に出演します。ぜひ、楽天競馬とともに、地方競馬をお楽しみ頂ければと思います。

 さて、ホッカイドウ競馬3歳三冠の初戦「第46回北斗盃」が28日に行われました。今年の門別開催は、強風に悩まされることが多々あります。しかも、その日によって風向きが違い、今週は向正面がアゲンストでペースが上がり辛く、風の影響を受ける逃げ馬が、短距離戦だと2F目を12秒を目安に、速いか遅いかで前有利か差し有利かがはっきりと分かれました。この日も風が強く、騎手の何人かの話を聞いても「難しい」と話すし、調教師は「騎手も悩ましく感じるだろうから、大変だと思う」と話していました。

 一定の条件ならレースラップも分析しやすいんですが、風の影響を受けた日のラップは、しっかり記憶しておかないと、逃げ馬が向正面でモロに風の抵抗を受けてペースが上がらなければ、直線に向く時にダメージが大きいだろうし、前の馬を壁にして直線追い風をうまく利用する差し馬が有利になるのは確実です。また、その逆もしかりで、向正面が追い風だと、その気がなくても逃げ馬はペースが上がってしまい、直線に向くとアゲンストなので苦しくなり、差し馬が優位に立つことが目立ちます。風向きはどちらにしても、強風の時は、逃げ馬と騎乗している騎手は大変だと思います。

 さて、今年の「北斗盃」は、昨年の「鎌倉記念」をホッカイドウ競馬所属の身で優勝し、南関東移籍後も重賞で活躍したシルトプレが、4月上旬に門別競馬場へ戻ってきました。馬体の回復に努める調整で、馬体重は2キロ減での出走でした。レースは、エンリルが予想通り逃げましたが、昨年の「JBC2歳優駿」で3F34秒8のハイラップを刻んだ馬が、この時はスローの逃げを打ちました。僕が採ったレースラップは、


前半3F37秒6-5F63秒4

というもの。内回りの重賞で考えれば、意外とラップの変動が少なかったんですが、特にペースアップなどもない状況の中、シルトプレは道中の反応が今ひとつで、ペースが落ち着ちついていたこともあり、「大丈夫か!?」と思ったファンの方も多かったと思います。ただ、エンリルも毛ヅヤがまだ本物ではなく、このレースラップながら最後の1Fはバテており、エンジンが掛かったシルトプレの勢いは抜群。直線の末脚を見ると、一枚上の実力を見せつけました。




(上はゴールシーン。下は口取り写真。写真提供:山中博喜氏)

 レース後の​ 石川倭騎手 ​、​ 米川昇調教師 ​のレース後インタビューは、​ ホッカイドウ競馬公式YouTubeチャンネル ​をご覧下さい。内回りを否定的に感じる関係者は少なくありませんが、コーナーは他の競馬場に比べればゆったりしていますし、もっと活用して欲しいと思う一人です。阪神競馬場のGIも、古馬は内回りを使うものばかり。馬券を考える上でも、「内回りなら紛れが起こりうるかも…」と穴馬券を買うファンも多いでしょうが、今年の「北斗盃」が人気上位の決着となっていますし、強い馬はどんな条件でも結果を出すという考えに立てば、内回りの「北斗盃」は、三冠を意識する上で最も難関であり、ここを突破すると三冠が見えてくる意味でも面白いレースです。

 来週のホッカイドウ競馬は、今年最初の3日間開催です。ゴールデンウィークの門別開催、ぜひお楽しみ下さい!





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最終更新日  2022年04月30日 02時56分02秒


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