ただ,真っ直ぐに~教育に生きる~

ただ,真っ直ぐに~教育に生きる~

2006.11.28
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カテゴリ: 教育について
先の日曜日に、 義務教育改革シンポジウム に行ってまいりました。
いろいろここでお話されたことについても(著作権などに差しさわりのない範囲で)触れたいのですが、まだ 会社 にもレポートを提出していない身ですので(苦笑)ここでは勘弁してください。

シンポジウムそのものは、講師の方々皆さん、とてもバランスの良い発言をされており、かつ、目線が「子どもたち」に向いているような発言ばかりで、とても好感を持ちました。
(学校ばかりが悪いわけでもなく、かといって学校も改善しなければいけないところもある、みたいな)
発言内容もいちいち納得のいくものばかりで。
よく勉強し、よく実践されている方ばかりだなあ…と。

そんなシンポジウムの終了直前に、質疑応答の時間がちょっとだけありました。


「いろいろ聞いていてちっとも納得いかない。
今は保護者への応対だけで時間がかかる。
手紙やメールが来るたびにいちいち応対しなければいけない時間なんて昔から比べるととんでもない!忙しすぎて何もできない!どうしてくれるんだ!その回答がない!」

みたいな(発言が完全にイコールではありません)。

きっぱりと。
「呆れました」。
会社 から同行していた人間がみんな「呆れた」と話していたので、ああ、まだまだ うちの会社 、頑張れるなあ、と再認識したのでした。

シンポジウムの中でもそこかしこで「確かに保護者が学校任せになってしまった部分もあります」「学校、家庭、社会が協力しなければいけませんよね」みたいな、アタリマエかつ大切なニュアンスの発言、出てきていたんですよ。
それなのにこれ。


「保護者が変わった。」


もちろんすべてがすべて先生に押し付けるわけにもいきませんが、かといって先生が何も努力しなくてもいいことにはなりませんよね。
それを職業として選んでいる限り、プロなんですから。

プロが「なんとかしろ!」って、あのねえ、って思うわけですよ。
じゃあ、税金倍払って、教職員倍にします?


保護者の要望も確かに一方的なのかもしれません。

ましてや、教師の立場で、そんな恥ずかしい振る舞いを見せてほしくありません(これは「願い」「祈り」の範疇ですが)。


代替案を考えられなくなった、考えようとしなくなった社会に未来はありません。
気づいている人間同士ネットワークして、なんとか社会を少しずつ変えていかなければ、本当にやばいですね。





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Last updated  2006.11.28 23:43:31
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