我が家の子育て

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だいちゃんのこだわり



自閉症の特徴として、「こだわり」というものを持っています。
もちろん、障害のない人だっていろんな「こだわり」を持っているんですが、自閉症の場合は、普通の人たちとは違うユニークなものが多いと思います。

だいちゃんも同じ。
ただ、彼のこだわりは、ころころかわります。

1歳頃~3歳頃のこだわりは、生まれたころから使用していたスヌーピーの枕でした。
これがないと寝られないってぐらい大事にしてたっけ。。。
あとは、特に気にならなかったかな

3歳過ぎのころは、靴。この靴じゃないと絶対にはかない!!ってぐらいこだわってました。
あとは服。ママ友がお古で譲ってくれたミキハウスの赤いTシャツ。
すごく気に入っていて、毎日でも着たがるぐらい…
だから、洗濯したりすると隠すように干してたっけ。(見つけると、癇癪起こしてしまうので)

4歳頃~は、人に対してのこだわりがありました。
最初は、弟のとっしー。
自分の分身のような存在だったのでしょう

とっしーが一緒じゃないと、絶対にいやって感じで。。
なので、とっしーがだいちゃんのお手本になるような感じだったと思います。

それは、年長の1学期ころまで続いたかな。
だいちゃんが年長の頃に、とっしーは年少で入園したのですが、保育中にもよくだいちゃんの担任の先生が、とっしーのクラスに行き、とっしーを借り出しては、年長の子と一緒にとっしーにもやらせて、それを見てまねさせて…って感じだった。

年少なのに、年長の体験もしてたんですね。。。

それがやがては、とっしーではなく同じクラスのRちゃんや、Gくんなど、3年間同じクラスで一緒にいた子たちが彼のこだわりになりました。

彼らが見本になって、だいちゃんが動くっていうかんじで。
その癖は、今でも治ってないかな。でも、こうするうちに、だんだんそうやっていくものだって学習したみたい。

だから、普通学級ですごせるんだと思います。

1年生になってからは、ドラえもんや、白鳥に。
学習漫画が大好きで、いつもドラえもんを読んでました。
ドラえもんのことなら何でも知ってるってぐらい。
それがやがては、動物系へ。

白鳥やペリカンの種類や特徴を本当に図鑑を読んでいるかのように覚えています。
1年生の夏休みの自由研究は、白鳥でした。

2年生にあがるころには、ゾウが彼のこだわり。
ゾウの種類・特徴・どこに住んでいるとかすごくて、「ぞう博士」と呼ばれるようになりました。
ゾウのぬいぐるみを何個も持っていて、自分のベットに飾っています。
学校以外はぞうを持って出かけます。

その特性を生かして、2年生の夏休みの自由研究は、ぞうです。
秋吉サファリランド・神戸市立王子動物園・広島厚狭動物公園に行き、ぞうの写真を撮って、時には飼育係の人にぞうのことを教えてもらいながら、資料館でえさなどを調べたり…。

かなりの力作が出来上がりました。調べたりする時の彼の表情は生き生きとしていました。





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