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外国人要人との会見は、独裁者の生存確認の手段となる。
北朝鮮の最高権力者 金正日の生存が探られるなかで、後継指名のリークがあり、さらに中国高官との会見が報じられた。
この中国高官は、中国共産党対外連絡部長 王家瑞である。
2001年2月以来、5回以上会っていて、今回が6度目の会合となると報じられている。
事前に金正日健在を誇示するための訪問と報じられていることから、中朝合作のトリックととれなくもないが、そこまで北におもねる利益は中国側に無いだろう。
少人数での訪問であることから、金塊でも握らせてのこととも考えられなくもない。王家瑞氏とその取り巻きが、だまされた振りをすれば済む話であり、そうであれば、中国側は単なる被害者で北に恩を売るだけで失うものはない。
そうした場合映像は影武者となるが、金正日も無名の人ではない、その肖像が知られているから、専門家に見破られる恐れがある。
ただ、北は、捏造が暴かれた集合写真でも平気で配信する手合いであるから、今回動画もないことも合わせると、依然生死不明と判断しておく。
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