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「娘を持たぬ母親たち」の女性達に共通するのは、『家事・炊事不得手』である。
亭主はまだしも、息子たちは部屋の隅のほこりを気にしたりはしない。自分達の部屋を母親が掃除するのも嫌うのが一般的であろう。
ケース3の息子は例外的であろう。
食べ物は、質よりは量である。『食べさせておけば文句は言わない』がほとんどであろう。
母親にとって息子は『永遠の恋人』とも云う。
子離れが出来ないケースが多い。
母親がうるさく言っても無視する術を知っている。
ヒステリーを起こさぬ母親は良い母親なのである。
亭主は寡黙。
とにかく男は、静かにしているか、お先に逝っている。
老婆暴走の素地が出来上がっている。
女性の生き方は、審判のいないゲームである。
暴言を吐いたところで、笛を吹く審判がいないのである。
ルールがあっても、マイ・ルールである。
プレーヤーは母独り、観客である亭主・息子は変幻自在のルールを推測して暮らすのである。
ゲームを楽しむ以外がない。
悲劇は、女性のマイ・ルール、女性の支配する家族のローカル・ルールを知らない息子たちの妻たちに降り注ぐのである。
自らは体験していない同居を息子に求め、弱者を装い、嫁(息子妻)に世話と介護を求める理不尽に恥じることがない。
ケース1の校長夫人は、老後に備えることも出来ない、経済的破綻者である。
年齢は90歳程度であるから、家事からも炊事からも解放されて然るべきだが、お袋の味が『キャベツの千切り』とはいただけない。
それでいて、新婚の長男嫁(妻)に料理本を贈ったエピソードがある。
自らは教えることが出来ないから正解かも知れない。
また、毎月の施設の掛かりが年金を超えてはいけない。
ケース2のプー太郎の母は、長男の教育を誤った。
この女性も経済的破綻者であるが、さらに長男の行く末を次男一家に背負わせようとしている。
『長男の代理』に一時はやる気を見せた次男だが、家庭を、妻を選んだ。
他所様のお嬢さんに対しての意地悪、『世話にはならない』の強弁が自らの首を絞めることになった。
しかし、この一家の将来は未だ確定していない。まだ物語りは続くかも知れない。
ケース3の息子にいびられる母は、兄弟は平等に育てるの公平性に欠けていた。
頼りにしていた長男の、外国人妻は、文化の違いを錦の御旗にして、嫁として振る舞うことがない。
しかし、老婆としてはまだ初心者である。
暴走しなければ、息子たちとも程好い付き合いが可能であろう。
動物学的選択-東日本大地震・東電原発事… 2011.04.11
(標準の)長男教症候群 2010.10.29
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