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ウェブサイトでの人生相談の定番のひとつがデズニーランドを巡る『弟宅を安宿として利用する』話題である。
関西では『USJ症候群』と言い換えることが出来よう。
タイプ(典型)としては、弟の新築の戸建・マンションに姉一家が宿泊を強制し、事件は起こる。
色々なバージョンがあり、受け入れ側の戸建・マンションの主婦から見て義父母+義姉一家・義母+義姉一家+独身義姉妹であったりする。
この義姉一家の夫婦+餓鬼供が一番の問題のようである。
『餓鬼供』と書いたが、躾のなっていない腕白と言い換えても良い。
受け入れ側の戸建・マンションは、夫婦の思い入れ、特に主婦の思い入れが入った新築家屋であることで、例外がないと言って良い。
また受け入れ側は、子なしか居ても一人で幼少なケースのようだ。
申し出は母や姉から一方的にある。
息子・弟である夫は、問題意識なく即座に快諾するか、問題になりそうだと感じながらも母・姉に押し切られてしまう。
悲惨と思えるケースは、息子の妻が出産の為の入院中に無断で寝泊りしようとするケースであった。
母・姉に共通する認識は、『息子・弟の家』であり、その妻の了解は必要ないとするものだ。
嫁・義妹が専業主婦であれば、嫁実家の援助など関係なしに『息子・弟の家』となり、家を買うに当たっての主婦の貢献度など見向きもされない。
『息子・弟の家』、実は世相を反映して、共稼ぎで得られているケースの方が多いのかも知れない。
このケースでは、嫁=息子の妻の存在は、単に無視されるようである。
どうあっても『息子・弟の家』以外の何ものでもないのだ。
母・姉の暴走をその夫たちが止めるものだと常識人は考えそうだが、非常識人の夫たちは皆寡黙な人たちである。
存在しないのではと思われるほどに意見も主張もない人たちである。
宿泊を了解した悪事が露見した時、嫁であり義妹である主婦の説得は、マザコン・シスコンの哀れな息子・弟の役目となる。
断りの理由として挙げられるのが、部屋がない・布団がないであるが、『雑魚寝で結構』が、母・姉の主張である。
戸建の客間のほとんどは6畳間であろう、広くても8畳間であろう。収容人数は2名程度と考えて良い。
事実、義父母ふたりの訪問であれ、デズニーランド目的もほとんどあり得ないのだが、息子の妻(嫁)も受け入れるようである。
義姉夫婦+餓鬼供はあり得ないのである。
『雑魚寝で結構』は、『お互い様』との二段構えの攻撃手段とされるが、少なくも息子・弟妻は雑魚ねまでして義実家には行きたくないし、義姉の家など訪問する気はないので、『お互い様』は成立しないのである。
しかし、何はともあれ強行されるケースが多いようだ。
離婚にまで発展するケースは、確かに稀であろうが、息子・弟が実家優先ということで妻の信頼を失うことは間違いがないし、義実家と疎遠になることは少なくないようだ。
息子・弟の妻のその後が、より他人行儀になったところで、感性の乏しい母・姉は気付かないケースが大半なのかも知れないが、息子・弟妻の立場の意見としては、疎遠は間違いがないようだ。
長期的な損得など眼中にないその日暮らし的な、母・姉が帰宅後の息子・弟家庭の修羅場など関心のないのが実態のようだ。
息子・弟の執るべき模範的な解答は、父母のみならば妻も都合を考慮したうえで招いて良いが、姉一家の要望には応えないこと拒否することである。
義両親の宿泊は、デズニーランド目的ではなく、新居訪問であろうから主題とは別問題である。
姉一家は、『お互い様』にはならないのだから、拒絶して良いのだ。
姉の弟宅宿泊の意図は、デズニーランド見学のための安宿でしかないからだ。
スマートなやり方としては、こちらにもこどもがいたらデズニーランドでの現地集合・現地解散か夕食のみの自宅への招待であろうか、共稼ぎであれば外での一緒の食事でも良いのだ。
基本的には、デズニーランドは家族単位の行楽で、兄弟といえど一緒する必要はないのである。
それで親子関係や姉弟関係をおかしくするのは、利口な行いではない。
行楽にはそれなりの金が掛かるのはいたし方ないのである。
じじばば一緒であっても、姉夫婦の掛かりでデズニーの宿に泊まり楽しむものなのだ。
八つ当たり的で申し訳ないが、『頑張れ、姉夫さん!』
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