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de:hide @ Re[1]:僕は僕という「何者」かになりたい。(07/07) umeさんへ とりあえずは都留にいるよ。 …
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pinkoyster @ Hello Take your time and listen your heart ge…
松田@ ランキングサイトご参加のお願い 突然のコメントで失礼いたします。 携帯…
November 9, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
簡単だと考えられるのは、結果が出てしまってからである。

それまではとても複雑で、出口が見えないものなのかもしれない。



難しい話になる。 最近は卒業論文の関係もあって、ダダイズムやシュルレアリズムといった第一次世界大戦後のヨーロッパの芸術思想について調べている。 人間がいかに複雑で、奇妙キテレツな考え方を持ち得ることができるかわかる。 このまえ、大学の授業で「平和な時代の芸術はたいしたものがない。 むしろ、戦時下のほうが緊張感を持ったいい芸術が生まれ得る。」といっていたのだが、なるほど確かにそうなのかもしれない。 鬼気迫る何か、非日常的なものが人々を感化するのだろう。 

話をダダイズムやシュルレアリズムに戻そう。 この二つの考え方が複雑たる所以は、論理的に思考されたものではなく、感覚的なものをそのまま表現するといったことが目的とされたことにある。 このような表現はとても抽象的だ。 音楽もそうなのだが抽象的な表現は論理的な思考(根底にはそういった要素があるのかもしれないけれど)が入り込む余地がない。 受け手側が自由に受け取れるため、様々な考え方が入り込む余地がある。

なにしろ頭に浮かんだことを前後の脈絡も関係なしにそのまま書いていく。それが人間の潜在意識で最も真実に近いとするような考え方だ。 人間の探求というところに芸術の意義があるとすれば、なるほど、間違った考え方ではないのかもしれない。 


こういう芸術運動とかってちょっと憧れたりするんだよね。 今ってそういうものって感じられないからね。 海外であろうと日本であろうと100年ぐらい前の芸術運動ってぞくぞくするんだもの。 日本でもさ、俺みたいに芸術的退屈を感じてるやつって結構いるような気がする。 そういった若い連中が集まって芸術生産活動できたら面白いと思うんだけど。 あ、もちろん商業的成功はなしにしてさ。 そしたらさ、人生に対する考え方ってもっと違ったものになる気がするんだけどなあ。 





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Last updated  November 10, 2005 10:56:43 PM


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