AKIHABARA秋葉他お買い物日記

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2005年01月21日

　ゴルフ場での大規模なクレジットカードや銀行のキャッシュカードのスキミング事件が発覚し、そのゴルフ場の支配人を含む窃盗団の逮捕が大きく報じられていました。私はゴルフをやらないのでその事件に関しては問題ないといえるのですが、年配の知り合いの方はゴルフをするし今回舞台になったゴルフ場が関東だったこともあり行ったことのある人も多かったようです。
　セーフティボックスのマスターキーを悪用されてはどうしようもないのですが、暗証番号は分からないそうで、そのセーフティボックスの暗証番号にそのカード類の暗証番号を流用した人が被害にあっているようです。確かに暗証番号を流用するのはまずいのかもしれませんが、人間そう無意味な番号の羅列を覚えられるものではないため、ついつい生年月日や丁番号を使ってしまいがちです。ところがそれは避けるようにと日頃警告されることが多い関係で個人情報からかけ離れたカード類の暗証番号をつい使ってしまうのが人情でしょう。
　このスキミングは最近では非接触型（よくお店でカードを通す機械は接触型）の機械も使われるようになり電車などで服越し、財布越しにスキミングができてしまうらしいのです。そうなってくると防止策は残高の多いカード類は必要以外持ち歩かないようにして万が一の損害を最小限にするしかないですよね。磁気データなのだろうから読みとられないような加工がされたサイフとかカードケースとかあるような気もするのですが・・。
　TVでも取り上げていたが。クレジットカードなどの被害は保険で補償されるようですが（勿論長い経過があっていち早く補償制度が確立したかららしいですが）、銀行は大半が補償してくれないそうで、よくTVでも泣き寝入りの様子が放映されています。その理由は顧客側の管理が悪いからということらしいのですが、落としたりして長いこと紛失届けを出さなかったなどの過失があるならともかくこういう事件では顧客に一歩的に責任を押しつけるようなのはどうかと思うのですが。確かに暗証番号の管理が悪いと言われてしまえばその通りかもしれないが・・何か釈然としない。さらにクレジットカードはすぐ引き落とされるわけではないため引き落としまでにタイムラグがあるらしく、その点銀行のキャッシュカードはカードと暗証番号が揃えば正当な顧客と見なしてダイレクトに現金が引き出されてしまうという理由もあるらしいが。
　ただアメリカやイギリスでは、50ドルルールなるものがあり、50ドルまでは顧客が負担するが、それ以上は銀行が負担するそうである。あまりに日本では法律が銀行寄りのように思う。実際ようやく法整備に動くようであるが。
　銀行ということでもう一つ思い出したことがあった。住宅ローンなどで多額の借金を背負って、経済状態が悪くなったりして返済できなくなり泣く泣く土地家屋を手放し、それでもローンが完済できずに破産したり、夜逃げしたりする悲劇がありますが、それでも経済悪化のツケの負担は一方的に金借りた人間で、銀行は経済が悪化しても損しないんですね。何でもアメリカでは、将来の経済予測ができなかった借りても悪いけど、それを見抜けなかった銀行も悪いということで、同じように銀行にも負担させるそうです。担保の土地家屋の評価額が下がれば、それに比例して借金も減額されるそうです。詳しいことは随分昔に聞いただけなのでよく分かりません・・何でもアメリカが良いとは思いませんが、合理的だと感心した覚えがあります。
　それにあまり関係ないけど、良く週刊誌などで会社の給料一覧とか特集がありますｇ、銀行関係って非公開なんですよね。何でだ～・・て思いましたが、最近は公開されているのでしょうか？銀行関係者の方言い過ぎでしょうか・・ね？

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