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2008/06/27

あなたは虚人と星に舞う読了

テーマ：ライトノベル(1058)

カテゴリ：ライトノベル

表紙のキャラクターが幼いころの前田愛っぽい。

あなたは虚人と星に舞う
徳間デュアル文庫著者：上遠野浩平出版社：徳間書店サイズ：文庫ページ数：269p発行年月：2002年09月この著者の新着メールを登録する【内容情報】（「BOOK」データベースより）あんた世界が何で出来てるか知ってる？常識と適当が重なって出来てると思う？でも、あたしのいる世界はそうじゃない。そこは史上最強の戦闘兵器“虚人”の部品で創られている世界そしてあたし鷹梨杏子は、その中で同じ人間と殺し合う運命を背負わされてしまった。あたしが戦わなきゃ虚人は動かず、世界も消え去るってね。まったくツイてないわ虚空牙の脅威に晒された超未来の、光も差さぬ太陽系最外縁空域で幻想の世界に閉じこめられた、ちょっと怒りっぽい少女が辿る、ひとりぼっちの宇宙戦争奇譚。この商品の関連ジャンルです。・本> 小説・エッセイ> 日本の小説> 著者名・か行
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世界は星なり The World is The Star
星は虚偽なり The Star is Lie
虚偽は敵なり The Lie is The Enemy
敵は空洞なり The Enemy is The Cavity
空洞は人なり The Cavity is The Human
人は世界なり The Human is The World

ぼくらは虚空に夜を視る、わたしは虚夢を月に聴くとあわせてナイトウォッチ三部作。その三作目。
作中の時系列だと「ぼくらは虚空に夜を視る」→「あなたは虚人と星に舞う」→「わたしは虚夢を月に聴く」だな。

宇宙に活路を見出した人類を冷凍保存して航行中の宇宙船、虚空牙に破壊され宇宙港を守り続けるために休止状態のナイトウオッチ・コア、虚空牙の存在で宇宙を出る道を封じられ月面で勢力争いを続ける人類に嫌気が差し、月の地中で冷凍保存され続けることを選んだ人類グループ。
3つのシーンの間ではそれぞれ数百年のスパンで時間が過ぎているはずなのに、仮死状態で冷凍保存されている人類を生かすために見せている巨大な夢の世界は共通して20世紀の終わりから21世紀のはじめ頃なのね。
ヨンやナイトウォッチをはじめとするシステムが開発された時期が一緒で、その開発する技術事態は失われてしまったからなのか？（ラノベとしての事情が一番の原因か？）

人間であれ、人工的に作られた回路によるものであれ意思と呼べるレベルに達していれば人格と認めるようなスタンスをとる場面が度々あるのだが、自身が人間とは全く違う存在で各種の接触により人間を理解しようとする虚空牙からしてみればそれら二つの間にはそれほどの違いは無いのかもしれない。

わたしは虚夢を月に聴くで出てきた月面に現れた女の子の幻影は何だったのか？ほったらかし？

ブギーポップが自動的な理由ってやっぱりセンチ・・・？

わたしは虚夢に月を聴く読了
http://plaza.rakuten.co.jp/densen/diary/200806230001/