ブナの森からの手紙

ブナの森からの手紙

PR

Freepage List

Category

ブナの森からの手紙

(27)

クライミング

(3)

釣り

(0)

日記・雑感

(4)

好きな本

(2)

アウトドア

(1)

健康について

(0)

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02

Profile

エミール0415

エミール0415

2012.05.24
XML
【地図の使用法】

■山屋の真骨頂は読図

地図は読む物で読図は山屋の真骨頂である。地図を読むとは地形を読むことである。
地形をよくことで現在地とこれから進むべきルートが読める。
自らの足で山を歩くにはルールがある。歩きやすいところを歩かなければならないし安全なルートを選ばなければならない。


■読図はそんなに難しくない

チェックポイントは4つ。
地図上で見ているポイントは4つしかない。
尾根、谷、山頂(ピーク)、鞍部(コル)の4つだ。

道が脇から入り込んできたとき(分岐)、沢が入り込んできたときなどは現在位置を確認しやすい。
後は地図を見たときのイメージと現場とのギャップを何度もトライアンドエラーを重ねて埋めていく作業だ。
するとやがて、地図を見ただけで現地がどうなっているのか想像できるようになる。
何度もその作業を繰り返していただきたい。


山で地図を見ながら現在地を「ここかな、あそこかな」とパーティーのメンバー間で話し合うのも楽しい。
下山してきてお風呂に入った後、そば屋で地図を広げて今度ここを滑ろうとかここに
行ってみようと話し合うのも楽しい。
家に帰ってきてGPSのログをカシミール3Dというパソコンのソフトに落として、
今日はここを滑ってきたのかと眺めるのも楽しい。
地図の楽しみは、山の計画を立てる際に楽しんで、山でのルートファインディングで楽しんで、
帰ってきてからパソコンに軌跡を落として地図を眺めて楽しむという風に3度楽しめる。





「どこにお勤めですか?」
「大和町です」
「どこのあたりですか?」
「球場の方です」
「よくわからないな、地図で調べてみます」


という具合に地図は必要だろう。そして、わからないところがわかるというのは
頭の中の概念が広がって楽しい。世界が広がる。地名を覚えたり地図が頭の中に
入るということは世界が広がるということだ。
そうやって自分の中の世界は名いっぱい広げたいものだ。
だから、いつも地図を眺めていよう!


■旅行へ行く

旅行中も地図を見るが、帰ってきたら、今回回ったルートを地図上で巡って2度楽しんでいただきたい。
そして、次回は人を案内できるくらいに誰にも頼らずとも自分一人で行けるくらいにイメージして欲しい。
誰かに連れて行ってもらうばかりの「ぶら下がり」では本当の意味では楽しめない。

旅は主体的に関わった方がおもしろい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.05.24 11:40:40
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: