on the Earth

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2009.07.25
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宮島行政の『シカ飢え死に作戦』は勝利した と言えるでしょう。

2日に渡って宮島に上陸し市街地をかなり歩いたものの
宮島に住む人たちが困るような頭数とはとても思えませんでした。
数えるわけでなく歩いている私には 18頭?程度しか 目にしませんでした。
UeryShika.jpg
住宅地も歩きましたが 1頭も目にしません。

同時に。報道されていたようなガリガリに痩せこけた鹿は1頭も居ません。???
食べることを許されず dear テープ.jpg 虐待も
彼らはどこに行ったのでしょう???
天国? それとも地獄?・・・自然死だったのか。飢え死にだったのか。

宮島.png
これが宮島全土です。(縮尺15万分の1)

行政の言う市街地というのは、
青い字で 「厳島海峡」 と書かれた辺りから 「弥山」 という
漢字の上あたりまでの、人間が行き来するところです。

私が歩いた市街地というのは、
こちらの地図の ”+”
このマークを1.5倍程度大きくした範囲で、
(こちらの縮尺 ↓ は21000分の1)
宮島市街地.png
こちらの地図ですと 「市役所支所」 のあたりから
大聖院「卍」 と記された歩道です。(片道約15分)

鹿が実際にいるのも、ここに集中しています。
餌付けされた鹿とそれの子孫ですから、
人間の多い地区で生活している訳です。

中でも最も生息数が多いのが、
観光客が降り立つ桟橋(市役所支所前)
    ~緑色の大きな矢印のある厳島神社、
この小さな小さな範囲です。

廿日市市が発表した『宮島地域シカ保護管理計画』の冊子の中で、2008年度に調べた頭数が上げられています。
  「島全体で約450頭、市街地(観光地と住宅地)で200頭」(2008.04.01~2009.3.31)

ボランティアの人の話では、
  「2年前に鹿せんべいの販売中止までは桟橋から神社あたりに100頭ぐらい」
その同じ方が、
  「昨年にはガリガリにやせ衰えた鹿も含めて4~50頭」
と仰っておられます。
深山に入ってまでボランティアの方々は調査ができませんから、『桟橋から神社』=餌付け鹿の集中地域、
こちらで保護活動をされている中で実感された数値です。

もの凄く数が減った! ・・・と、何回か宮島を訪れたことのある方の感想も
こちらのページ(活動報告その他)に掲載されています。
UeryShika.jpg


鹿せんべいの廃止。行政の立て看板「エサを与えないで下さい。」
餌付けされた鹿やその子孫が住む市街地の地面には、砂があるばかり。
「じゃあ、そのシカ達は何を食べて生きればいいの?」
子供は素直にそう問うでしょう。


ある獣医師が書かれた手紙も拝見させて頂きました。
そのままお借りすることはできませんのでピックアップしてご紹介させて頂きます。

「鹿せんべい等を与えていたということは 餌付けしていた ということになる。
   そうであるならば、もはやその鹿たちをもって 野生動物とは言えない。
類野生動物(家畜化された野生動物)としての保護 は必要であろう。」


宮島に住まう方々、廿日市市政、そして広島県庁。
もう後戻りできないところまで来ていますよ。

山を住処としている鹿はそのままでしょうが、市街地に住む鹿は絶滅するでしょう。
観光資源として餌付けされてきたシカは、その子孫を残せないでしょう。
残った数少ない鹿のオスメスで
血の濃い交配が何をもたらすかは考えてのことです。・・・それとも考えてないんでしょうか?

そうしたらどうしますか?
観光資源が無くなったら?

また山から鹿を盗んで来て餌付けしますか?

奈良公園から盗んで来て餌付けしますか?

これ以上の手前勝手なことが、許されると思うな。


廿日市市がこの6月に発表した『保護管理計画』の内容34ページの中で 具体的な保護方法は全く示されていない。





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Last updated  2009.07.26 01:22:46
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