鍋のなか

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11.10.2 南房総

南房総(金谷~白浜)ツーリング 2011.10.2


セローに乗り換えてからお知り合いになったHideさんとのプチオフしに房総半島に行ってきました。

久里浜港

プチオフするにあたってかの有名?な漁協直営店「ばんや」の食事がキーワードとなり、ルーティングが陸路から海路へ。

自宅から高速で保田まで行くのとフェリーの運賃を比べると往復割引のあるフェリーに軍配があがる。40分の航路を行く間休息も取れるし、体力の温存ができる。旅の変化も楽しめるしね。

家を7時半に出て町田のあたりでR16に出てひたすらまっすぐ。保土ヶ谷バイパスになりそのまま横浜横須賀道路に。佐原I.Cで降りて10分くらいで久里浜港到着。

丁度予定より前の便が出航するところで係員に乗船するか聞かれるが見送る。次の便は1時間先だが一気に走ってきた休憩もとりたいし。
港の周りをウロウロする。潮の香りがなつかしい。フェリー乗り場にいると小豆島に渡るフェリーを思い出す。



固定

予定通りの便に乗船。バイクはウチら2台のみ。どう固定するのかと思ったらステップにひっかけて固定していた。

房総半島

出航を待つ間フェリーから撮影。遠いような近いような・・・?

40分の船旅はうとうとする程度で終了。物足りなさと飽きる一歩前の微妙な時間。
下船するとHideさんが待っていました。はじめまして~(=´▽`=)♪


今回の目的はHideさんがセローのツーリングシート(ノーマル+3cm)を試すこと。
早速お互いのシートを交換して「ばんや」へ移動。

お昼ちょっと前に「ばんや」に到着。かなりの人で賑わってました。
たくさんあるメニューの中からとりあえず刺身は食っとかないとね。

かんぱち・いなだ2種盛り定食

ダンナはひらめ・かんぱち2種盛り定食

シタビラメのから揚げ

私はかんぱち・いなだの2種盛定食、ダンナはかんぱち・ひらめの2種盛定食。それとゲタのから揚げがメニューにあったので注文。
ここんところダイエットでご飯はあまり食べないようにしているんだけど、こういう時は食べるぞ。
てか、ごはんの量に対して刺身の量が多すぎ(^^;)なかなかおいしゅうございました。
ゲタはもうちょっと身が厚かったらよかったかな。


お腹が膨れたところでツーリングシートでの走りを体感してもらうのに少し走ることに。
せっかくだから突端の野島崎に行ってみたい。ずーっと海沿いの道を南下して道の駅白浜野島崎まで行ってみた。

道の駅白浜野島崎

安房白浜の海岸線、初めて来たけどいいね!今度は海岸で遊びたい。
で、道の駅ですが、畑の中にポツンとあってしかもやってないんじゃないかと思うくらいひっそりと営業していました。
春の花の季節なら一面花でいっぱいなんだろうけど、今の季節じゃ何もないよね・・・。

建物の中で何を売ってるのか覗いたら何種類かの野菜しかない(--;)施設の人も事務のお姉さん一人しかいないし。
ここで飲み物を買ってダベっているとそこそこ車の出入りはあるのだが、みんなすぐにいなくなる。
ううむ、さみしい。

ここでシートを交換し元に戻した。ノーマルは足つきはいいのだが尻がすぐに痛くなる。ツーリングシートはノーマルより3cm厚みが増した分お尻はなかなか痛くならない。身長のある人は膝の曲がりもゆるくなっていいと思う。オススメですね。

ツーリングまっぷるによるとここの道の駅からすぐのところに素彫りトンネルの楽しい道があるとの事で行ってみる。
JAのある交差点を曲がって民家の横からその道がはじまる。しょっぱなからかなりの急坂でセローは持ち前の低速トルクでグイグイ上った。道はコンクリートで舗装されており、笹が少し折れてた程度で期待して先に進むと道は落ち葉と折れ枝が敷き詰められていた。

新しくできたトンネルの上を越す感じで道は続いていて、すぐに山奥の中のような雰囲気に。
いったん躊躇して止まるも、好奇心が勝っていた為先に進むと坂道は勾配を増し、落ち葉と枝の量も増えてフロントタイヤがとられる。なんせ枝が私の腕の太さくらいで長いのがゴロゴロ落ちてて避けようがない。

上りなんでそんなんでも何とか上れ、素彫りトンネルご対面。トンネル内は葉っぱひとつ落ちていません(そりゃそうだ)。ちょっと怖かったけどみんながいれば怖くない。
スムーズにトンネルを抜けるとまた落ち葉の絨毯再開。

手掘りのトンネルここでギブアップ

どこの秘境?てな感じでしょ。地層がすごい。
向こうからトンネルくぐって抜けたところ。
で、その先はなだらかに下っていて、写真中央にある黄色い標識の所からカクン!とさらに下っているんですわ(((( ;゚д゚)))アワワワ

セローを停めて歩いて先の様子を見に行ったんだけど、私のスキルでは無理。
落ち葉の下は泥で少しぬかるんでいるし、枝もてんこもりだし、運良くうまく下ったとしてもその先で引き返したくも引き返せない状況になったらまずいんで、ここで引き返す事にしました。
転んで足を痛めたりでもしたらそれこそ・・・ねぇ。

くそう、落ち葉さえなければとてもよい道なのに・・・。

この先がどうなってるかわからないのに(私のレベルで)進むのは無謀。引き返す勇気も必要さ!という事で写真を撮ってUターン。
ダンナはこの坂の手前でアクセルターンかましてた気がするけど余裕の無い私はオタオタと取り回しで方向転換。

向きを変え終えたらHideさんとダンナはすでに走り出していた。トンネルを抜けると長~い下り坂。上ったら下るのが世の常。延々と落ち葉と折れ枝で多いつくされた道を下る恐怖。

ビビってるうちに2人ははるか先まで下りていた。2人が先に行こうが、振り返って私の様子を見ようがどうでもいい。コケずに無事に抜けられるかで頭がいっぱいだった。
コケたら体のどこかを絶対痛める・・・!それだけはあかん。

1速のアイドリング状態でリアブレーキを少し使いながらジワジワと下りる。2輪2足にするとどんどん転がり下りるのよ(と感じていたらしい)。
リアブレーキはスピード調整・・・あまり踏み込むとロックしたらやばいってんで何か変な操作をしながらゴソゴソ下りる。

左手首から両腕に異様に力が入っているのがわかる。こんな路面でハンドルに力入れたら余計怖いじゃんか。わかっているけど力が入るばかりで抜けない
(〒_〒)

下り坂が一時落ち着いたところで1枚写真を撮ろうと思ったが、ひとり置いてきぼりになりちょっと怖かったから撮らずにさっさと下りた。


後でこの林道について調べると、昨年安房グリーンラインが開通してからこの道の手入れがされていない様子。
2009年のツーリングまっぷるにはグリーンラインの表記はなく、その当時の林道のクチコミがそのまま現在のツーリングまっぷるに反映されているのでついヤラレタ次第であります。
(違う意味で楽しめたといえる)
まあ、安房グリーンラインができる前もどれだけ通行量があったかわかりませんが、当時も若干荒れ気味だったんじゃなかろうか。

うちらが四苦八苦してる部分を新しい道は長いトンネルであっけなくパス。トンネルを抜けると広い駐車スペースがあり、大規模海底地すべり地層があり、観察できるようになっています。
さっきの林道に興奮してたため、この地層のすごさがちっともわかっていなかった。写真も撮ってないしまた行ったらゆっくり見ようと思います。

ここで少し休憩し、安房グリーンラインを北上します。この道はそこそこクネクネしていて気持ちよく走れます。R128からR127に抜けて金谷まで戻って来てHideさんとお別れ。フェリーに乗って久里浜へ戻ります。

帰りのフェリーにて

帰りのフェリーは時間的にバイクも車も多かったです。何とか席を確保し、出航前にダンナはすでに熟睡。

久里浜に着いてから給油し、横浜横須賀道路の佐原I.Cから乗ってすぐの横須賀PAにて夕食。
すっかり日も暮れて冷えてきた。さっさと家に帰って熱い風呂にはいろう。
帰りの高速は向かい風でした(;´Д`) ライディングポジション的に首に負担がかかるのか、1時間以上乗っていると頭痛がしてくるのは何とかならんかのう。
昔も何時間かヘルメット被りっぱなしだと頭痛がしてきたけど、今ほどでもなかったのにな。
もしかして太ってキツくなってるのか!?


21時頃帰宅。今回距離は200キロ位でそれほどでもなかったけれどフェリーや荒れた林道など変化に富んだ楽しいツーリングとなりました。

高速道路を走ることが多いからスプロケを高速よりにしたかったけど、林道で極低速の1速が役に立ったから、ノーマルの歯数のままでいいかな?




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