どきどきものらいふ

どきどきものらいふ

初!自腹着物なのら

日本和装協会で無料の着付けを習っていたときにセミナーで作った紫色の着物。 お出かけ着物1後ろ姿1
着付け教室の先生からの『付下げ訪問着にはカジュアルすぎる!』とのアドバイスに耳をふさぎ、あえて購入した帯。
おとなしめのポップさがかなり気に入ってます。


着物、長襦袢、帯、小物すべてそろえておよそ30万円でした。
(未だローン完済せず!-笑-)
とにかく母親の趣味じゃない着物、着たことのない色、
自分で価値がわかるから気兼ねなく着られる着物が欲しくて
セミナーと称する展示販売会で購入しました。

着物の無料着付け教室が盛んに宣伝されていますが、
皆さんもお気づきの通り、 「無料」 の背景には着物を販売するシステムがあります。
私の見方ですが、全国規模の団体にこれが多いようです。
一人でコツコツ啓蒙している方は良心的。

教えてくださる先生方は別に協会専属でいらっしゃるわけではない様子。
ですから先生によっては「あんまり押しつけたくない」という思いが
にじみ出ている方もいますし、正直告白すると
無責任に「あぁ、それいいじゃない!」と何十万もする作品を
何着も買わせようとする方もいらっしゃいます。

私は自分の母親が作った着物をすべてチェックし、
「今回、こういうものが欲しい」とイメージをはっきりさせて
最初から買うつもりで参加していたので特に不愉快な思いをせずに済みましたが、
一緒の教室だった生徒さんの中には
この「セミナー」がきっかけで着付け教室そのものを止めてしまった若い女性もいます。
こういうときに経験が多いと、強烈な「買いなさい光線」を浴びせられても
笑いながら「ほほほほほ~~でも買いません!」と
何度も着せてもらいながら、でもちゃっかり自分に似合う色を探りながら、
拒絶することが出来るようになるんですよね~。

またこういうセミナーに参加すると、習っている先生がどれだけ親身になって
「私」に似合うたったひとつ着物、たったひとつの帯を探してくれるかが
見えて、長くおつきあいできる人かどうかが判ります。
それから教室に通うと、今着物に興味を持っている多くの仲間・友達を
得ることが出来るのが最大の利点ではないでしょうか?
情報交換もできますし、着物でお出かけするのも楽しいですしね!



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