心の休息 ~遊心処(くつろぎどころ)~

心の休息 ~遊心処(くつろぎどころ)~

PR

January 30, 2010
XML
カテゴリ: 読書論・書評
本日は書評をひとつ。

経済系の学部に通う大学生はもちろん、社会に出ても意外と必要とされるのが「経済学(近代経済学)」の知識です。もっと言えば、資本主義の国である日本で生きていく以上は、経済の知識は不可欠とも言えましょう。

近代経済学とは大きく分けると「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」に分けられます。

「どう違うの?」と問われれば、「分析視点の違い」と答える以外にはないんですがw


経済学のテキストには、タイトルに「入門」などの初心者向けを思わせる語を冠しておきながら、中を開けてみると、難解な数式が並んでいて、初心者向けとは言い難いものが多いのも現状です。


そんな玉石混交ともいえるマクロ経済学のテキストの中から、お勧めするのがこの1冊。




木暮太一『落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本』マトマ商事、2006年



この本は、私の愛読書でもありまして、今まで読んだマクロのテキストの中では一番分かりやすい本です。「落ちこぼれでもわかる~」のタイトル(落ちこぼれでも理解に苦しむのが経済学ですがww)は、まさに看板偽りなし。

経済学のテキストにありがちな難解な数式などは一切登場せず、基本的な経済理論が直感的に理解できるように書かれています。

「経済学を学んではみたけど、理解できなくて挫折した」、「これから経済学を学んでみようと思う」という方は、この本を足がかりに、徐々にステップアップしていくのが良いのではないでしょうか。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 30, 2010 11:56:26 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Profile

ダイ24513

ダイ24513

Archives

・November , 2025
・October , 2025
・September , 2025
・August , 2025

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: