ところがお茶自身にはティーポット、ミルクジャグが見えているようになんら変りがありません。
秘密は手前の白いクリーム状のものに……
スコーンは日本でも結構有名になって来たのでお分かりと思います。
ここデボンと言う地域はイギリスの中でも比較的気候は温暖で牧畜が非常に盛んな地域です。
ずっとこのブログ読んでくださっている方は私がしょっちゅう牧場とかに遊びに行っているのはご存知と思います。まだの方は是非「ある夏の日の午後」を……見事なイギリスの牧場風景を写真に収めてますので……と自己宣伝してどうする! !
牧場で搾乳したばかりの超新鮮なミルク
(それも特別な牛の特別な牧草のみ食べさせて飼育されたもの)
を沸騰させずに程良い温度でゆっくり、ゆっくり、煮詰めてその時に上に浮かんでくる白い泡状のもののみ掬い取ったものが手前の白いもの正体です。
かなりの時間に煮詰めていますのでそんなに軽いものでもないですし、日本人の胃袋にはかなりずしっと来ます。が,濃くがあるのに軽い。軽いけれど重い。不思議なクリームです。実はなくなったロビンスも大好物でした。
これは近所の牧場に買いに行けば簡単に手に入れる事は出来ます。
で、焼きたてのスコーンに新鮮な自家製のストロベリージャムも用意して、まず……
このようにスコーンをナイフで半分に切って。クリームとストロベリージャムをこてこてに……
もうこの量は食べる本人の好みの問題……
で再度復元して
この状態……、後はかぶりつくなり、ナイフで切ってちまちまやるなり、再び本人の好みの問題。
この地に来られる事がありましたら是非一度はお試し下さい。
ではデボンより愛をこめて……