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2007年08月22日
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8月22日8時2分配信 スポーツ報知


 ◆第89回全国高校野球選手権大会準決勝 常葉学園菊川3-4広陵(21日、甲子園球場) 広陵(広島)はエース・野村祐輔(3年)が、センバツV校・常葉学園菊川(静岡)から12三振を奪い3失点完投。67年以来40年ぶり3度目の決勝進出を決めた。常葉学園菊川は終盤の猛追も及ばず、史上6校目の春夏連覇はならなかった。初優勝を懸けた決勝戦は、22日午後1時から行われる。
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 最後は気持ちしかなかった。9回に2点を返され、わずか1点リードの2死一塁。最後の打者、町田友潤を三ゴロに打ち取ると、マウンド上で野村祐輔は安どの表情を浮かべた。「苦しかったです。とにかく、まだ1点あると思って投げました」12安打を浴びながら、粘りの投球で3失点。りりしいまゆに大きな瞳、甘いマスクの“王子継承者”は強打の常葉学園菊川打線から毎回の12三振を奪い、142球の熱投に心地よい汗をぬぐった。

 春とは見違えた姿だった。序盤から変化球がさえ、自慢のスライダーを決め球に要所でスローボールを織り交ぜて、センバツ王者のタイミングを狂わせた。12奪三振のうち、実に11個が変化球。エース右腕を変えたのはセンバツで味わった屈辱だった。

 今春、準々決勝の帝京戦で初回にいきなり6点を失い、8回7失点と打ち込まれた。「直球で抑えようとしすぎていました」それからは真っすぐへのこだわりを捨てた。8割の力での投球を心掛け、制球力がアップ。広島大会からは90キロ台のスローボールも取り入れ、さらに投球の幅を広げた。

 相手の春夏連覇を阻止し、1967年以来40年ぶり3度目の決勝進出。「最後は野村が抑えてくれると信じていた。不思議と逆転される気はしなかった」中井哲之監督(45)はエースの活躍に目を細めた。決勝の相手は県立校の佐賀北。過去、2度の決勝は公立校に敗退。センバツを含め決勝では私学に3戦全勝、公立校に5戦全敗という不吉なデータが残っているが「自分たちの野球をするだけ。絶対に勝ちます」と背番号1は堂々の優勝宣言だ。早実・斎藤佑樹の歓喜のガッツポーズから1年。07年のファイナルも“祐ちゃん”が締めくくる。

最終更新:8月22日8時2分

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最終更新日  2007年08月22日 08時15分53秒
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