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怒涛の更新4回目!!
あたしの恋愛体験を小説風にお届け中
電話の相手は誰でしょう?なんとなく判ったというあなたも
そうでない君も読んでくれたらうれしいです
「え?そうでけど誰?」
「あー、あたし敦の彼女。あんたは敦の何なの??」
一瞬、理解できなかった。
あたしの彼氏の彼女からの電話。
携帯から聞こえてくる声は、落ち着いていて
怒っている風でも、むきになっているでもない。
余裕のある声。
「ってか、あたしも敦君の彼女なんですけど。」
女子高生ブランドを持っているあたしは精一杯
余裕を感じさせるように言った。
「あ。そうなんだー。今学校でしょ?
忙しいときに急に電話してごめんね。」
拍子抜けだ。
最初の一言さえなければ、とても感じのいい女の人からの電話。
つられてあたしも
「いえ。かまわないです」
と言ってしまった。
じゃあね。と電話が切れ、あたしは何も聞けないまま
どうすることも出来なかった。
「誰から?」
一緒にいた友達に聞かれると
「敦君の彼女から」
自分で答えて笑ってしまった。
状況が理解できたのは
その日の授業が終わりいつものコンビニに敦君の迎えの車がなく
電車に揺られて帰っている時だった。
いつも傷つけてしまう自分の腕を強くつかんだ。
つめが食い込んで赤くなっていた。
家の近くの駅のホームを出ると
敦君が待っていた。
笑顔だった。
お昼の電話は間違いなんじゃないかと思ったが、
やはり現実は現実。
敦君の助手席に座ると公園へと走り出した。
人気の無い公園。
ここでエッチした事もある。
その場所で敦君は
「ごめん。別れよ」
笑顔で言った。
次回へ!!!