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2010.12.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
鬱蒼と茂った、光も届かない森の底を、無数の木々を雑草を虫をかき分けかき分けかき分けかき分け押し進むと、大量の紫の苔でおおわれた、倉庫のようなとても大きい家があった。
5 本 指 シューズ
窓や扉がどこにあるのか、いや存在するのかどうかさえ、外見からは判断出来ない。
しかし、それは紛れもなく家である。
家にふさわしくないのは外見のみであって、仮に壁を通り抜け壁の内側を見た者がいるとすれば、その人間が文明生活を送っている限り、どうあがいたところでこの建物は家としか表現できないだろう。
なぜなら、この壁を隔てた向こう側の空間には、生きた人間が存在しているからだ。
その人間は食事、睡眠、排泄の行為を行い、生命活動を維持している。 mbt 通販

掛け布団を跳ね飛ばし、電気をつけ、パジャマを脱ぎ、少し時間をかけて服を選び、棚から取り出し、着替え、椅子に座り、バスケットからクロワッサンを取り出し、食べる。
以上一連の行為を人類が行う密室空間を、家以外になんと表現できよう。

なんとも脂っこい。そのくせ食感だけはあっさりとしていて、なんとも腹の中の知れない人間のような、そんな印象を受ける。
よくいますよね、やたら初対面ではサバサバしている風なのに、仲良くなったとたんにキャラ変わる奴。その典型ですよ」 mbt シューズ
「誰に話してんだよ」
「お前しかいないだろう」
「寝てる人間にそんな下らない講釈垂れる奴がこの世に存在するとは思いもよらなかったよ」
「寝ている人間が自発的に応答してくれる、なんてのもこの世にあるべきではない現象だと思うのだが、どうだろう」
「それは前提が間違っているからだよネコミミくん。僕は寝てなんかない」
少し大きめの木製椅子に座るその女性は、胸にネコミミのプリントされたTシャツを着ていた。
<ねこまんまみたいな顔ですね 御主人様>と背中にプリントしてある。いい趣味をしている。
「ならば君の第ニ声における、寝ている人間に云々という発言内容も同様に前提が間違っているではないか。」
「いやいや僕の方はどうしようもなく正解だよ。寝癖くんが私を批判したいのはわかるけれども、根拠なき批判は受け付けられないなぁ」

会話中もクロワッサンを食べ続けていた彼女であったが、数回ほど、髪の毛も同時に咀嚼していたのである。 ビブラム
「どうしようもなく正解ではないだろう。ならば私が不正解の判断を下そう」
「採点者は二重まぶた君なのかい。なら僕はそれに不正解の判断を下すよ」
少女は二重まぶただった。
「二足歩行君にとって、僕は寝ている存在だったはずだよ。なんせこの時間に布団の中にいて、さっぱり動かないのだからね。

従ってくちびる君が私に話しかけることなどありえないのだよ。
クロワッサン君に私が眠りから覚めているか否かを判断する事など出来なかったはずだからね。
なにせこの部屋は四方を完全に封鎖されている。
まぁ、僕が激しくいびきをかく人間だったとしたなら話は別だけども」
クロワッサンを食べ終えた彼女はその破片を唇に大量に張り付けていた。 ナイキ 通販
「ならばなぜ私が現在ネコミミTシャツを着ていると知っているのだ。」
「それは僕がふすまの隙間から低脂肪牛乳君を見ているからさ。」
少女はコップに注いだ牛乳を飲み干した。
「ふむ、ならば私も、その隙間から君の挙動を観察していたと言うことにしよう」
「そんな眼力がバブル君にあったとは、驚きだよ」
少女は食器を洗っていた。 Moncler
「今にも弾けそうな名前だな」
「じゃあ私も朝食といこうかな」
襖の向こうで、うなり声と同時に、床の軋む音がした。
「クロワッサンならもう無いよ」
「3つはあったはずじゃないか。嫌よ嫌よも好きの内ってかい」
「だってあなたもクロワッサン嫌いでしょ」
「それでも今朝はクロワッサン食べたかった気分だよ。手ぐし君がそこまで嫌悪するならむしろ食べてみたくなるさ」 MBT
少女は手ぐしで髪をいじくっていた。
「嫌悪ってほど嫌いじゃない。君が嫌いだ嫌いだと言うから、嫌ってみただけだよ。根拠を上乗せしてみただけだ。」
「ふむ、では僕は何を食べればいいのかな」
「牛乳ならあるぞ」





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Last updated  2010.12.11 16:24:30
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