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2005年10月09日
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 どういう脈絡か安部公房の「壁-S・カルマ氏の犯罪」という小説を読んだときのことを思い出した。
 目を覚ましたとき、ぼくは「S・カルマ」なる人物になっていた。このあたりというかその後の進行もあのカフカの「変身」に似ている。カブトムシと壁とのちがいだけ。こう言い切ってしまったら、おまえは読み込みが浅いと怒鳴られそうだが、僕にはそうみえた。
 壁という存在を通し、マネキンや動物園でのラクダとの奇妙な友情があったりし、日常的現実の中に超現実的世界が広がってゆく。現実と精神とを対立させることで読者は疑似体験だが、真の人間を見つめることになる。
 この手の小説は「心的遊戯」だと思うが、ドップリとこうした世界にのめり込まないとおもしろくない。心が遊離していたのでは文章そのものが暗号か何かに見えるかもしれない。乱暴なたとえをすれば、催眠術にかかり、夢遊病者にでもなって、ふわふわ宙を浮かぶ感じで読むのがよいのかもしれない。
 そうそう、今年春だったか、亡くなられた倉橋由美子氏の「スミヤキストの冒険」などもカフカの「城」的でおもしろかった。





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最終更新日  2005年10月10日 03時21分05秒
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