まひるのサンタ!

February 23, 2009
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テーマ: ■道具拝見(460)
カテゴリ: 釣りとアウトドア
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ナイフにもついつい手を加えたくなるがそこは我慢‥‥‥


「さっそく、使わせてもらいました」と、大喜びの様子。
なんと大鹿を射止めたという。
しかも前日にはイノシシ、と2日連続の獲物。
どうもシースよりそっちの報告がしたかったのだろうネ(^^;)



注文は「ポーチタイプ」だった。
写真上の1本は比較的ヒルト(キリオン)は短くブレード形状からも ポーチタイプは可能だった。

しかし、大きいほうは“シミター(scimiter)”またはイスラム圏のジャンビーヤのようにポイントがはねあがったロングクリップ。

本当は刀剣類のように金属か木製の鞘がいいのかもしれない。
当然、ヒルトも長いのでポーチタイプにはむかない。

両側に中子のあるタイプはぬいしろもあるのでどうしてもシース幅が広くなり、自分的には好まないので、今回は“セミポーチタイプ風”にしてみた。
あまりぴったりだと「突き刺さる」という問題があるので、比較的楽にナイフが入る程度にゆるく作る必要がある。

しかし、いつも抜け止め(ストッパー?)には迷い、苦心する。

抜け止め方法としては、サーベルやバヨネットでは留め金をハンドルに仕込んだメカ的なものや、日本刀のように摩擦を使うこともある。
ポーチタイプでは、革の弾力を利用して、ヒルトやハンドルなどのふくらみや出っ張りを所定位置のくぼみにはめるのでメカ式兼摩擦式と言える。


ナタや大型ナイフは、通常、抜け止めベルトをジャンパーホック(スナップ)などで留めることが多いが、欠点は「留め忘れ」や木の枝、蔓などが引っかかってホックが外れることだ。
ナイフをなくしたり、最悪の事故につながる危険もある。
釣り人やハンターは登山道をおとなしく歩くわけではないのだから。

ホックの代わりに小さなバックルで 固定する方法もあるが、ナイフを取り出すときにワンタッチとはいかないのであまり好まれないだろう。


「ナイフは素早く取り出したい」などと思いがちだが、それなら片手でオープンできるフォールディングナイフが良い。
それとも、西部劇のガンマンのようにずんだれたところにぶら下げますか…

熊が出たら、さっとナイフを抜いて戦う--- なんて考えないほうが利口というものだ!

人気のポーチタイプといっても腰に付けていては素早くナイフが抜けるわけではない。
バックパックでも背負っているなら、もともとナイフは腰に付けたりせずにパックに収納しておいたほうが安全だろう(包丁なら腰には付けないでしょ!)--というくらいナイフってしょっちゅう使う物ではない。




結局 、ホック式にしたが“迷い”が残ってしまった。
(~ヘ~;)ウーン
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最終更新日  February 23, 2009 03:03:21 PM
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