EMILIVE(feel relaxed)

EMILIVE(feel relaxed)

7/18前編



18日、朝は早起き。
わたしは一晩中なにか寝言を言っていたらしい・・。
あめ玉の夢を見ていて「キャンディー」と言ったのは自分でも覚えてる。
寝ぼけるなんていつぶりだろう。頭が興奮してたのかな。

朝食をとってすぐに海へ向かう。
宿の人にお願いして、酔い止めをもらう。
海をナメてたので、酔い止めも買ってこなかったのよね。あぁ。

イルカと泳ぐ第二弾。
今日も海はしけてます。大揺れの大海原を小舟が進む。
ジェットコースターよりこわい。
スノーケルのマスクをしていないと、顔に海水がかかり続けます。
くちびる舐めるとしょっぱくて、おえーとなるので、くちびるは舐めない。

薬のおかげか、昨日よりは酔わなかったので、海へどんどん飛び込む。
イルカは一瞬に過ぎていくので、わたしみたいに泳いで着いていけない場合、
いかに早く海に入るかがポイントだと気付きました。
海に入るとイルカがやってくる。すーっと。
群れがあとからあとからやってきた。深いところをすいすい静かに進んでいった。
子イルカも寄り添っていた。
潜れたらいいのに~~。ウェット来てるから潜れないし、ウェット脱いだら溺れかねないし。
どんぶら波に揺られていると、波酔い。
体温下がるからすぐに舟に戻る。
ああ、情けない。悔しい。
早く海の子になれますように。

+++

★子どもと遊ぶ

昼食はおにぎりのお弁当。バンガローのある広場の木陰で子どもたちと一緒に食べる。
島の人にいただいた、ぶっといキュウリ、トマト、ピーマンの炒め物、
どれも、とにかくめちゃめちゃ美味しいです。
昼食後は、鬼ごっこ&かくれんぼ&ドロケイ大会。
大人も誘われて、一度シャワー浴びたのに、もう汗だく。
かくれんぼしている時、ルカ太ろう(9)に、ちゃりーんと鍵を見せられて
「これで部屋に入れるから一緒に隠れない?」と誘われる。二度も。
きゃー、部屋に誘われちゃったぁ!!
行かなかったけどな。ごめんよ、ルカ。

かくれんぼは本気で隠れたため、わたしだけ最後まで見つからないことになり
「あとエイミーだけいないー!」と叫ぶ声がして、あまりにも暑くてひからびそうなので
ちょっと見つかりやすいところに移動して、竹さんに見つけてもらった。

女の子たちは、男の人が大好きらしく、3人群がって背中や頭の上に乗ったり
肩車したり、くすぐりっこしたり。楽しそうだ。男性陣モテモテだね。
男の子はマイペースで木登りしたりしてる。

+++

★神社と巨樹

午後、稲根神社へお参り。
木に包まれてしんと涼しい。丸い石が敷き詰められた階段を登るとおごそかな雰囲気。
大きな木で、中が空洞になっているのを子どもたちが発見。
「入っていーい?」と、ぞくぞくと木によじ登って中に入って行く。
いいなぁ・・・と、わたし。もう、うずうず。
「大人もおいでよー」と言うので、真っ先に行ってしまいました。
中は、ぽっかりくり抜かれていて、茶色の壁。虫もいる。
壁に触ると優しい木の感触。
上の方に窓になっているところから、顔を出して遊んだり。
キョウちゃんとアヤちゃんとハルカちゃんと(全部子ども)わたし、女だらけで木の中で写真とる。

キョウちゃんが「この木に名前つけようっと。長樹! 長く生きてて大きいから!」と言った。
子どもはやっぱり天才である。

+++

★森

その後、森探索。「タンテイロの森」を歩く。
御蔵島は巨樹の島でもある。
わたしは山の子なので、すごくわくわくしてしまいましたが、
やっぱりみんなもっと海へ行きたかったんだろうな。
でも、山はいいよ。いくらでも息ができるよ。緑を胸いっぱい吸い込める。

大きな木が立ち並んで、蝉の声がして、木漏れ日きらきら。
奥へ奥へ歩く。足取りも軽い。
途中、森の広場みたいなところの大きな木の前で、記念撮影。
ガイドのお兄さんヒトミンに「こだまの真似してくださ~い」と言われ、みんなで真似する。
大学の時、もののけ姫の上映があって、わたしは友達に「こだまに似てるよねー」と言われた。
喜んでいいのやら。
それをヒトミンに言うと「ほんっと似てますねー」としみじみと言われました。

休憩する人を残し、もっと上へ。平成生まれの子どもたちは全員上へ行くさ。
「昭和生まれの子ども」は、何人かだけ上へ行くさ。
蔓(つる)が、天からぶらさがっていた。
主催者ルパンがよじ登る。さすが野人。どんどん高く。
その間、子らは、別の蔓でブランコごっこ。
ルパンのことが羨ましくて仕方ないので、わたしも子どもの後ろに並んでよじ登る。
わーいわーい。高いぞ。
完全に子どもです。
「エイミーもう降りてきたら~?」と順番待ちの子に言われる。
ですよね・・。

午前中とは「人が変わった」ようだとチョッパーに言われる。
最後に、少し離れたところの巨樹に抱きついてご挨拶して帰る。
「ありがとう」って。



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