11/7
７時半起床。
たかみーとヒロ姉が朝風呂に行くような気配は感じつつ、起きられない。
なんだか夢を見ていたなぁ。忘れちゃった。
8時に朝ご飯を食べに降りていく。
超低血圧なわたくしは、まずい…、と思いつつ声も出ません。
スミマセン。
それから再び朝風呂ツアーへ。
四番湯と六番湯と九番湯に入る予定が
四番が熱すぎるため、誰も入れず。仕方なくお湯を浴びるのみ。
六番はよかったねぇ。一番いい湯だったかもねぇ。
つるつるのお湯のひのき風呂。
昨日は一緒に入れなかったヒロ姉含めて、女子６人のんびりしましたねぇ。うふ
九番は「結願湯」とも言って、各々お願いごとを書いた紙を、神社みたいに結びました。
くりなみーは「世界平和」と「交通安全」を願ったらしいよ（笑）
わたしは「一生しあわせいっぱいでお願いします」と書いたよ。
+++
宿に戻ってばたばたと支度。
出発です。
渋温泉の中を散策。
卓球場で、４人が卓球しているのを眺める。
ちょっと参加したくてむずっとしたけど、まだテンション上がらず、諦めました。
ヒロ姉が元卓球部だって言ってたけど、めちゃめちゃ上手そうだった。
サーブが違いますよね。
渋高薬師というところへお参り。
小道には紅葉の木々。
風がふくと、鮮やかな黄色と赤と緑が、眩しく光りながら舞い降りてきます。
踏みしめるのは、しゃりしゃり葉っぱの音。
民家の前に「キャロ」という芝犬（？）がいた。
ベッキーカメラマンが地面に膝をついて構える。
キャロちゃんは最初やる気がなくて小屋から出てこなかったけど
ようやく出てきたので、がしがし撫でた。
頭を撫でてもそんなに反応しないのに、お尻を撫でるとしっぽを振ってしまう仕組みらしい。
おぬし、かわいいのう。
温泉寺まで散歩して、駐車場に戻ります。
途中、熱々の温泉まんぢうを、チョッパー氏がみんなに買ってくれました。わーい
+++
車で出発。源泉を見に行くという噂。
杉の山の中へ走り出します。
木漏れ日にスピッツの曲が合いますね。
横湯川に沿って歩きます。
向こう岸には、一枚の屏風絵のような紅葉。
手前岸には、すすきが光に透けて揺れています。
山道を登っていくと、地獄谷大噴水という天然記念物がありました。
地面から、すごい勢いで噴出しています。
そこだけ霧がかかるから、虹が見えた。
虹に夢中になっていると、アタマ刑事が「猿！猿！」と教えてくれました。
遠くに猿の群れがちらほら。
向かいの小屋の裏側でも、二匹の猿が毛づくろいをしていました。
みんなで猿に夢中になっていると、二匹がこちらに顔をパッと向けて
一匹がもう一匹にのっかって、４回くらい腰を振りました……
ハッ
と、みな一瞬固まる。
ごうさんとアタマ刑事が顔を見合わせてニヤリとしたのを、わたしは見逃さなかったぞ。
ミッキーが「のっかったね～」と、隣で可愛く言っていましたが
わたしは心の中で「早っ！」と猿にツッコミを入れてました。
そんなことは、口には出せません。（書いちゃったけど…。笑）
さらに上へ登って、野猿公苑へ入場。
お猿がいっぱいいる。そばまで来てくれる。
小猿の可愛さといったらなくて、モンチッチみたいな手足を丸めて座っていたり
小さな手で地面を掘って餌を探していたり。
見ていて飽きないわ。
温泉に入っている猿もいましたね。
気持ちよさそうな顔で、人間と同じやね。
そして帰り道。
衝撃的なものをくりなみーが発見して、報告してくれた。
こちらの山から、あちら側の囲いもない温泉が、丸見えです。
おじさん４人くらいの全裸が丸見えなんです。
「エイミー、嬉しそう」と言われましたけど、さすがに引いたわ…。
目が悪くてよかったわ。
+++
腹ぺこになったところで、レストランまでドライブ。
わたしは、ハンバーグカレーを食べました。
いとせカーに乗り込んだ途端に、後部座席で気を失うように眠ってしまった。
いとせさん、ミッキーごめんなさい。
二人が「やがさん」の話をした時だけ「矢がっ！？」と叫んで飛び起きました。
たぶん寝ぼけました。
だって、矢が降ってくるのかと思ってびっくりしたんだもん。
山道をぶんぶん飛ばしていたけど、「前後に誰の車もないねぇ～」と言っていたら
みんなで給油するはずだったことに気付き、慌てて引き返す。
わたし、ここから、記憶なし。眠り中。
+++
起きたら、お買い物タイム。
栗が名物の和菓子屋さんと、オシャレな地酒屋さんと、手作りジャム屋さん。
女子は買い物が長いのが特徴ですが、わたしは即決で栗かのこを買って
外で煙草すってました。男らしいのよね、わたし、そういうとこ。
寝起きで、ぽけーとしてました。
もう日も傾きかけて、帰り道。
アタマ刑事の車で、お仕事と恋愛の話。
シャッフルしてもまたアタマ刑事カーで、食べ物と恋愛の話。
夜の高速で山のシルエットがぼんやり浮かんで、ドリカムかけてもらっちゃって
しみじみしちゃったよ（笑）
わたしの話は軽く忘れましょう（絶対忘れてくれないらしいけど）。
恋の話は楽しいよね～。人の話を聴くのは楽しい。
他の車も自然と恋の話になっていたらしい。
+++
高坂SAで夜ご飯。
車中、ヒロ姉が坦々麺の話をしていたため、ラーメンが食べたくなってすすりました。
そこからは各々帰途に着きます。
じゃぁね～ばいば～い
ばいば～い
と大きく手を振って去ってゆく。
チョッパー氏に家まで送っていただき、12時前に帰宅。
もう、なんというか、旅が終わってみると
楽しすぎたことに気づき、思い出いっぱいになってしまったことに気づき。
またイルカ組と旅をできたこともとっても嬉しく、新しい人との出会いも嬉しくて
胸がほかほかしたまま、眠りにつきました。
一人旅もいいけど、二人旅もいいけど、大勢だとまたこんなに楽しいのね。
車で旅するのってすごくよいね。
ドライバーのみなさん、おつかれさまでした。
どうもありがとう。
また、どっか連れってってね～！
© Rakuten Group, Inc.
