EMILIVE(feel relaxed)

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結婚式2005/10/1



わたしの人生のやっぱり大切な一日。
結婚式の日がついに来ました。


+++


朝から緊張で「おえおえ」言いながら
母に見送られて、家を出る。
本当に「家を出る」んだ。
その朝は両親を抱きしめようと思っていたけれど
やっぱりそう簡単にはいかず、できませんでしたよ。


外は晴天。
真っ青な空が広がっていて気持ちいい。
深呼吸。


今年の3月から半年にわたって 式の準備を進めてきたのです。
Kさんというウェディングプランナーのお姉さんに出会って
親身になって相談にのってもらって、一緒に考えて進んできました。
スロースターターなわたしたちは
夏は遊びまわってしまうわ、
海へ行って日焼けして叱られるわで、
本当の準備は最後の2ヶ月くらいでバタバタと・・・


青山エリュシオンハウスは、一軒家のゲストハウスで
ガラス張りの披露宴会場には、日の光がきらきらと差込み
花嫁の控え室は真っ白で 天蓋つきのベッドには花びらが散って
ラブリーな鏡やらソファもあって、一目惚れした会場でした。


当日だけは、わたしたちの貸切だもんね。
ついにこの日が来ましたよ。


ヘアメイクさんにセットしてもらいながら ふと見ると
鏡台の上に手紙と小箱が。
宛名書きに「アタマ刑事&エイミー」って。
「半年間のたくさんの笑顔に感謝です」
みかん★ちょ(Kさんにもキャンプネームをつけてもらったのです)からの
メッセージカードでした。
箱にはピンクのバラをかたどったチョコレートが! 
緊張していたけれど、素敵なサプライズにうれしくなりました。


+++


ドレスを着る瞬間は なんともいえない気分になります。
たくさん試着したけれど たった一着選んだ白いドレス。
神聖な 凛とした 気分になります。


新郎が控え室に入ってきました。
思わずお互い笑顔になっちゃいます。


ベッドに腰掛けて 恥ずかしい写真を撮らされます…(笑)
だって「はい、見つめ合って! もっと顔を寄せて!」とかよ。
ムリっす。言うまでもなく、吹き出し続けました。


それから親族紹介のため、一度チャペルへ。
親族に挨拶します。
新郎はしっかりしていたけど わたしは練習してなかったから
「えっと、母の兄の奥さんのつまり叔母に当たります○子です…」
なんていうひどい紹介に…
新郎側の親戚から笑いを取りました…
えーん


+++


控え室へ戻って、教会に列席者が入っていく気配を感じつつ
ドキドキが高まります。
新郎が「あ、○○の声だな」とずっと言っています。


新郎が一足先に教会へ。
わたしは父と手をとって歩きます。
父と腕を組むなんて初めてで でも最後なのね。


教会のドアが開くと、新郎が見えて
ただ まっすぐに歩いていきました。
周りをみる余裕なんてなかったなぁ。
父から新郎へ手を渡すとき
本当は父が右手で支えてくれるはずなのに
左手で思いっきり引っ張られた(笑)


賛美歌を歌っているときも
牧師さんの話をきいているときも
わたしの頭の中はキーンとしていました。
緊張してしまって。本当に。


指輪の交換のときは 指輪がなかなか入らないし
誓いの言葉のときは 指輪の手を聖書に載せてください 
といわれていたのに
右手載せちゃったし(笑)
そこも写真を撮られているし…


そしてベールアウト&誓いのキスですけど
新郎の「右・左・右!」フェイントには
もうダメでした。
笑ってしまった…
教会式の途中なのに、あちこちから笑いが起こってるし。
楽しい。
そんな式って…。


彼曰く、式の直前のリハーサルのときに
右からって決めたか左からって決めたかが
わからなくなったそうですが
あれは最高におもしろかったよ!
目の前で「あ、こっちか」ってつぶやいてたしね…


そんなわけでリラックスしたわたくしは
振り返ると皆さんのお顔がよく見えました。
フラワーシャワーで見送ってもらいました。
ありがとう。


「イルカの楽校」の子供たちとお母様には、挙式だけ参列をお願いしていたのですが
子供たちが後ろの方の席で
「バブルシャワー」のシャボン玉を吹いてくれていたのよね。
ほんとに一生懸命吹いていてくれたので
わたしはびっくりして泣いてしまいました。


ほんとうはバブルシャワーとフラワーと両方やりたかったんだけれど
節約のために断念したのですが
みかん★ちょが、これまたサプライズで子供たちにシャボン玉を配っていてくれたんだね。
もう。もう。もう。
泣いちゃう。うれしすぎ。


+++


お庭に出て記念写真撮影。
友人たちの笑顔に出会えて、ほっとした瞬間です。


「イルカの楽校」のみんなから手作り蜜蝋のイルカをたくさんもらいました。
お手紙つきでした。


女の子はそっとわたしのドレスを触っていました(笑)
女の子だよね~。楽しいね。
男の子は相変わらず ちょっと照れ屋でお茶目で シャボン玉をいっぱい吹いてくれました。


天気もよくて空気も気持ちよくて
ようやく心から笑顔になれました。



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