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おお、青い!
この青い胡蝶蘭は、なんと遺伝子組み換え技術を使って誕生したのだそうな。ああ、ランの育種もついに「神の領域」に来てしまったのかと思うと、少々複雑な気もする。洋ラン界の転換期の始まりというものを予感させられた。今後、他のランにもこの技術が取り入れられ、花粉を交配するという従来の育種方法では不可能だった品種が次々と誕生するのかもしれない。しかし、それはそれで夢がなくなるような気もするのは私だけか?
以前の日記に書いたことがあるが、私はブルーのカトレアの大輪整形花を作出することを夢見ている。そして、交配もすでに実行していて、現在その苗がフラスコの中で育っている。ただ、ブルーとは言っても、現在のカトレアでブルー花と言われているものは、正確には完全なブルーではなく、どちらかと言えば「青紫」に近く、ランの世界ではその色を「セルレア」と呼ぶ。それを強引に(?)ブルーと呼んでいるのが現状。いつかカトレアにも、遺伝子組み換えによる本当に真っ青な品種ができるのかもしれない。が、その前に、従来の育種方法によるブルー(セルレア)のカトレアの整形花が実現できればと夢見ている。まあ、夢だけで終わる可能性もあるのだが・・・(^_^;)。
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