園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ: 蘭、洋蘭
 今年に入ってから、このブログでは洋ランネタが続いているが、またまたランに関する話題を紹介。今日は、毎年恒例になっている世界らん展日本大賞を観に東京ドームへ行ってきた。過去にこのラン展に行ったのは、平成元年、平成3~13年、17年、19年~ 25年 である。例年は初日に行くことが多いのだが、先週末は例のドカ雪が降ったために身動きが取れず、昨日は一日中所用があったため、今年は最終日に行くことになった。また、2週連続で雪が降った影響で、借りている駐車場の雪がさっぱり溶けず、2週間車が全く動かせなかった。それで、車を運転したい欲求が溜まっていたので、今回は初めて車で行くことにした。
世界らん展日本大賞2014 20140223
 ところが、東京ドームへ向かう途中、 デジカメを忘れた(笑) ことに気付いた・・・(+_+)。すでに車は高速道路に入っており、もはや手遅れ。。。とりあえずスマホは持っているので、それで撮影したのが上の画像。トリミングしたり画像サイズを変えたりしたが、やっぱり画質がイマイチだなぁ・・・(笑)。
 そして、いつものことなのだが、今回も展示品は一通り足早に見るだけで、その後は即売場へ直行。最終日だというのに、売り切れになっている業者はほとんどなく、豊富に品物が残っていた。顔なじみの業者に聞いたところ、やはり初日は雪の影響でガラガラだったそうだ。今日買ったものはカトレア原種の実生苗2鉢と、セッコク3鉢、ナゴラン2鉢である。
 さて、私は今までに様々なランの実物を見て、また自分でも育て(&枯らし^^;)てきているので、この世にどんなランがあるのかがおおよそ分かっている。それだけに目が肥えてしまって、今ではよほどのものでない限り驚かない。私がラン展で展示品をあまり見ない理由の一つがここにある。ところが、今回は非常に面白いランにお目にかかることができた。それはブルーのコチョウランである。
青い胡蝶蘭 20140223

 おお、青い!
 この青い胡蝶蘭は、なんと遺伝子組み換え技術を使って誕生したのだそうな。ああ、ランの育種もついに「神の領域」に来てしまったのかと思うと、少々複雑な気もする。洋ラン界の転換期の始まりというものを予感させられた。今後、他のランにもこの技術が取り入れられ、花粉を交配するという従来の育種方法では不可能だった品種が次々と誕生するのかもしれない。しかし、それはそれで夢がなくなるような気もするのは私だけか?
 以前の日記に書いたことがあるが、私はブルーのカトレアの大輪整形花を作出することを夢見ている。そして、交配もすでに実行していて、現在その苗がフラスコの中で育っている。ただ、ブルーとは言っても、現在のカトレアでブルー花と言われているものは、正確には完全なブルーではなく、どちらかと言えば「青紫」に近く、ランの世界ではその色を「セルレア」と呼ぶ。それを強引に(?)ブルーと呼んでいるのが現状。いつかカトレアにも、遺伝子組み換えによる本当に真っ青な品種ができるのかもしれない。が、その前に、従来の育種方法によるブルー(セルレア)のカトレアの整形花が実現できればと夢見ている。まあ、夢だけで終わる可能性もあるのだが・・・(^_^;)。






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最終更新日  2014.02.23 23:25:02
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