園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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 私は今までに、観賞用、食用のパイナップルを何度か紹介しているが、今回はずいぶん前に入手していたものの、長らくブログに紹介しそびれていた品種が登場。それがこれ。
 何と、葉が全面黄金色に染まった珍しい品種なのだ。・・・と言いたいところだが、これは今から8年前の2008年夏に、斑入りトゲ無しパイナップルとして購入したもの。当時は、緑の葉に黄色い覆輪が入るという、普通の斑入りパイナップルと同じ色合いだった。しかし、しばらく育てているうちに斑の部分が増え、いつの間にか全面が斑入りになってしまった。そして、4年ほど前にリンゴを使って開花処理を施し、結実に成功。現在のものはその果実のクラウン(冠芽)を挿し木して育てたもので、2代目となる。
 上の画像の左が普通の食用パイナップル。こうして比べると、この斑入りパイナップルは葉緑素が少なくてひ弱そうに見えるが、こう見えてもいたって健康体である。この大きさなら開花処理を施せば確実に開花するはずなので、来年の春に処理をする予定でいる。
 ところで、このパイナップルの斑の部分が大きくなった時期だが、2011~2012年あたりだと記憶している。上の画像がその過渡期?にあたる2011年11月30日のもの。下葉は確かに緑の部分がまだ多いが、葉が新しくなるにつれて斑の部分が多くなっている。翌2012年に結実したころには、すでに果実のクラウンが全面斑入りになっていたと記憶しているが、せっかく結実したのに、この時の画像を残していないのが残念。。。
 斑が多くなった原因は、栽培環境の影響と枝変りによるものが考えられるが、どちらかと言えば枝変りの可能性が高いように思える。その根拠は、栽培環境が変わっても斑が安定していること。2011年当時は千葉県成田市在住、2013年2月~2015年9月は神奈川県座間市、そして2015年9月に再び成田市へと転居が続いたが、栽培環境が変わっても依然として全面斑入りの状態が安定している。
 というわけで、全面斑入りのまま安定しているこのパイナップル、来年は開花処理を施してその果実のクラウンがどうなっているか見どころだ。おそらく全面斑入りのまま安定するのではなかろうか。まだ100%枝変りだという確証はないが、ともかくこういう珍しい現象を観察するのは楽しいものだ。これだから園芸はやめられない(笑)。





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最終更新日  2016.12.03 20:58:16
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