園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ: 山野草・野生蘭
 このところ日記の日付に執筆日が追い付かない状態が続いているが(笑)、ようやく2018年、平成30年の日記に突入。今回の冬休みは、大阪と和歌山へ帰省し、さらに母方の本家のある島根県へ足を伸ばした。普段、なかなか行けないところに行って楽しみなことの一つは、やはりその土地に自生する植物を見ること。というわけで、今回はフウランの自生を見ることができたのでここに紹介したい。
 そこは樹齢の長く、幹にコケが生えた木が繁る森。どこかにフウランが着生していないかと探していたら、早速小さな個体を発見。逆光になるために撮影がしづらかったのだが、はっきりとフウランと分かる姿の撮影に成功。
 こちらは、幸いにも日光が当たっている場所で、はっきりとその姿を撮ることができた。シダのノキシノブが周囲に生えていることから、湿度が高い場所であることが分かる。
 そして、さらにこちらは、多数のノキシノブと混生している状態。この画像の中に、少なくとも6株のフウランが着生しているのだが、どれがフウランだかお分かり頂けるだろうか?
 こちらはかなり高いところに着生している個体で、私のデジカメではきれいに撮影するのが難しかったのだが、なんとかその姿をはっきりと捕えることに成功した。
 こちらは、今回見かけたフウランの中では、最も近くで撮影できたもの。真冬なのに青々としている。
 こちらは、枝などの障害物がなく、はっきりと2つの個体が張り付いている様子が良く撮れた。また、比較的日当たりが良い場所と思われ、あまり苔は生えていないが、その分。フウランは水分を得るために自分で根を八方に伸ばしている姿が興味深い。
 今までは、フウランなどの着生蘭の自生地になかなかお目にかかることが出来なかったが、今回、比較的多くの個体が自生している環境を見て、フウランがだいたいどのような環境に自生しているかが良くわかった。できれば、開花期に訪れてみたいと思うが、なにぶんにも千葉県からは非常に遠くて行くのが困難なのが残念。フウランの自生地の環境の特徴を覚えておけば、今後、他の場所でフウランの自生地を探す時の参考になりそうだ。ちなみに、フウランの自生地と言えば、3年前の 2015年1月2日 に、和歌山県の山間部で1個体だけ見つけた話を書いたことがあり、今回の帰省の際にもその場所に行ってみたが、今でもしっかりとそのフウランはカキの木に付いていた。いつか、関東近辺で、フウランが自生地で開花している姿を見てみたいものだ。





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最終更新日  2018.01.23 20:04:14
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