園芸侍の「なんでも植物栽培記」

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カテゴリ: 蘭、洋蘭
昨年の3月6日と7日の日記 で、台湾国際蘭展2017に行った話を書いたが、その時にすっかり台湾が気に入ってしまい、今年も台湾旅行を兼ねてこの蘭展に行くことにした。前回は2泊3日の慌ただしい日程だったが、今回は3月1日の深夜近くに台北に到着し、3月5日までの「4泊4日」の日程で台湾旅行を楽しんだ。
 台湾国際蘭展の開催地は、台湾南部の台南市である。台北からは、台湾高速鉄道の高鐵嘉義(Chiayi)へ行き、そこで路線バスの「黄9」線に乗り換えて在来線の後壁(Houbi)駅へ向かう。本数は1時間に1本。時刻表はネットで検索すると出てくる。漢字が読めれば何とかなる(笑)。今回の旅行でも、自分が「漢字の国」に生まれたことの有り難さをひしひしと感じた。
 高鐵嘉義から後壁駅までの料金は、3月3日現在61元だが、バスには両替機がない上に、運転手に行先を告げて切符を買わなければならないため、「悠遊カード(悠遊卡)」というICカードを使うと超便利。このカードは台湾の公共交通機関で幅広く使えるので、今回の旅行ではこのカードが超・大活躍してくれた。後壁駅から蘭展の会場までは、無料のシャトルバスが出ている。
 というわけで、会場へ到着。入口のゲートは、去年の方が豪華だったかも(笑)。開場後間もない頃に入ったせいか、比較的空いていて、すんなりと会場入りすることができた。
 開場へ入れば、豪華絢爛たるランのディスプレイがお出向かえ。お国柄、コチョウランやバンダ系の花が多く、しかも、日本で見られるものよりも華やかな品種が多い。
 私は、蘭展ではディスプレイそのものにはあまり興味がないのだが、それでもじっくり見ていると、「オッ!」と思うランを見つけることが時々ある。今回見つけたのは台湾クマガイソウだ。日本で出回っている個体よりも色が薄いのが興味深い。日本では山野草専門店で広く出回っているが、台湾では標高2000~3000mの高地の限られた場所にしか自生しておらず、今や絶滅危惧種らしい。しかし、日本では一般地で何の問題もなく育つ。実際、私の自宅庭にも植わっていて、現在新芽が動き出している。
 洋蘭趣味家の私としては、やはり洋蘭展で面白いのは、個別出品部門だ。まだ混雑する前だったのでじっくりと観覧することができた。カトレアやパフィオなどでは特に日本と台湾の好みの差をそれほど感じなかったが、コチョウランはその差が非常に顕著で、日本では見られない鮮やかな品種が多かったのが印象的。なお、観覧中に所々でテレビの撮影があったので、もしかして私の姿が台湾のテレビに映っていたかもしれない(笑)。
 で、蘭展の一番お楽しみは何と言っても即売場だ。しかも、臨時の植物検疫所が設営されているため、植物検疫やワシントン条約の手続きをすれば日本にランを持ち帰ることができる。ただ、日本の蘭展でもほぼ世界中のランが買えるし、旅行中に荷物を増やしたくなかったため、特に欲しいと思う品種はなく、昨年は購入を敬遠していた。しかし、やはり自称(笑)園芸研究家としては、ランの輸入を体験してみたいと思い、今回はランの輸入に挑戦することにした。実際には、過去に何度か海外からランを取り寄せたことがあるが、法的手続きは全て業者任せだったので、今回は初めての個人での手続きに挑戦してみた。結論から先に言うと、無事、ランの持ち帰りに成功。それについては後日紹介予定なので、お楽しみに。





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最終更新日  2018.03.07 23:12:46
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