つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2008年04月14日
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カテゴリ: アート
写真家には、詳しくはない。ここに出展されている14名の
うち、よく知っているのは、マン・レイ、ロバート・キャパ、
アンディ・ウォーホルぐらい。それに、メイプルソープと
ヘルムート・ニュートンが続く。あとは、はじめて聞いた
ような写真家ばかり。

楽園へのあゆみ.jpg

子どもを写した写真に惹かれる。ポスターにもなっている
ユージン・スミスの「楽園への歩み」。サイパンとか沖縄戦
の後に出てくるこの写真。だから一瞬、戦争の光景かと思
ったのだが、1946ということなので、戦争とは関係ないも

ところのようだ。

エドワード・ウエストンの「妖精は必ずいる」も思わず絵
画か舞台セットかと思わせるような写真。草むらの中から
飛び出る幼児。

ウイン・バロックの「森の中の子供」も草に埋もれる子ど
もが、不思議な雰囲気。草の中から今、沸き出でてきたよ
うな感じ。「森の道を行く子供」は、巨大な木々のトンネル
の中を歩く本当に小さな少女。あまりにもそのさが大きく、
巨人の国の中にさ迷い出た子供のようだ。

パブロ・ピカソとフランソワーズ・ジロー.jpg

そのほか、キャパの「パブロ・ピカソとフランソワーズ・
ジロー」は、興味深かった。巨人ピカソに傘を捧げさせて

頂期を写した決定的な写真。ピカソは若い恋人の自由奔放
な振る舞いを楽しげに見つめている。しかし、この結末
は・・・。それにしてもピカソは60過ぎの老人には、
まったく見えないのだ。





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最終更新日  2008年04月14日 19時21分27秒
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