つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

2024年07月25日
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カテゴリ: アート


東博の平成館の企画展です。この時期、カルティエ、内藤
礼と東博は多彩なジャンルの企画展が開かれていて、楽し
いです。

昔々、神護寺の長い階段を上って薬師如来を見に出かけた
ことを思い出します。今回はわざわざ高尾から虚空蔵菩薩
と共にお出ましくださいまして、本当にありがたく思いま
す。

国宝薬師如来立像は最後の神護寺の彫刻のコーナーでお目
にかかれます。日光月光菩薩像と共に展示されていて、横
からも眺めることができます。横から見ると顎がとがって
いていかつく感じます。肉付きのよい身体に鋭い衣文線が
すばらしい。肉眼ではお顔の瞳の様子がどうなっているの
かよく分からなかったので、次回は単眼鏡を持って確認し
ようと思いました。


ライティングの見事さもあり、迫力満点の展示になってい
ました。

そのほか、子どもの頃、教科書でおなじみの源頼朝像。こ
れが神護寺にあったことは知りませんでした。「伝」とな
ったのはいつ頃のことだったでしょう。

国宝の両界曼荼羅は前期は胎蔵界の展示。これも単眼鏡が
必要でした。後世の写本でオリジナルの図像を確認しまし
た。

空海といえば、「風信帖」と暗記しているのですが、これ
は後期展示。やはり国宝の「灌頂歴名」が展示されていま
す。最澄の名前が第一に記載されているのが興味深かった
です。(7/19)








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最終更新日  2024年07月25日 13時23分22秒
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