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かとう あきら

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2020/09/02
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カテゴリ: 日記



DVDで
ジャック・リヴェット監督
Mの物語 」(2003)観た。
とてもよかった。傑作だ。
2時間半。けっこう長い。
ひねりの少ないわかりやすい作品。
原題は「マリーとジュリアンの物語」
イェジー・ラジヴィオヴィッチ、エマニュエル・べアール主演。
エマニュエル・べアールが最高に美しい。「 美しき諍い女 」(1991)はもちろん美しかったが、
もう少し年を重ねて、より柔らかく魅力を増したように思う。

イェジー・ラジヴィオヴィッチが主演ってのがうれしい。
たぶん「 パッション 」以来だ。本当に久々。
「パッション」を観直そうと思ってるところだった。


スマイルBEST::Mの物語 [ エマニュエル・ベアール ]

この作品の大事なキャスト、にゃんこ。
役名はネバー・モア
こいつが超可愛い。


ラジヴィオヴィッチ演じる時計職人ジュリアン(教会の鐘楼の古い時計専門)は 
マダムX(アンヌ・ブロシェ)をゆすっている。
真面目そうな職人さんがなんで強請り...と思って観ていても、
お話はそーゆーミステリサスペンスの方には一向に転がっていかない
(後半、調査する感じになって少しミステリ風にはなるけれども)
ん???とかゆー感じで観ているうちにエマニュエル・べアール演じるマリーが出てきて、
ラブストーリーのようになるのかなと思うと、
確かにそーゆー感じではあるものの、
なんだか常に不思議な感じで、
釈然としない感じで物語は進んでゆく
終盤に至ってこれはミステリでもサスペンスでもなく、
けっこうストレートな「怪談」なのだとゆーことが明らかになる。
生と死の境界が曖昧な世界。
ここからがもう、圧巻。
この作品の時計の意味などなども含めて、
作品全体を反芻しながら観ることになる。

「眠らせないで」の場面の美しく感動的なこと!
ハリウッド映画のようにストレートに涙腺を刺激してくる。

いつもながら台詞がいいなー。
例えば修理中の時計についての会話、
「重症?」「いや、繊細なだけだ」

「昔、時計職人は高貴な職業だった」



「美しき諍い女」もそうだったけれど、
ウィリアム・リュプチャンスキーの仕事に息を呑みまくる。
圧巻の撮影。素晴らしかった。

ラストの曲 ブロッサム・ディアリーの"OurDayWillCome" が、とてもよかった。
これを持ってくるのは洒落てる。この軽やかさで〆るのが素敵だ。

昼、 キムチ焼きそばでオム焼きそば チクルスの作業
「ピョートル大帝とその時代」読み続け。
これ、「 マゼッパ 」やってる時にこれを読みたかった。

夕メシ、頂き物のもつ鍋、最高すぎる。超旨い!
ありがとう!

楽天日ハム12-2 うおー、涌井!





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Last updated  2021/07/10 06:25:13 PM


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