元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2022/01/04

宇宙人、ラッパ吹きだった。
マウスピースでわかってた人も多かったろうが...
相生座ロキシー
アレクサンダー・ロックウェル監督「スウィートシング」
全然知らない監督さん。
ちょっと調べるとジャームッシュ、タランティーノ、ロドリゲスといった監督たちと関係がある監督のようなので、ちょっと興味が湧いて観ることにした。そういえばロドリゲスの作品をいろいろ観てた時に、ロックウェルも参加していたオムニバス「フォールームス」を興味あるのに見逃したのだった...それで今回ようやくロックウェルの作品を初めて観ることになったのだ。

とてもよかった。
子供二人はホントに監督の子供で、母親役も監督の奥さんがやってるとゆー究極的家族映画！(◎_◎;)父親役はミナリに出ていたウィル・パットンだった。素晴らしい演技。人のいい感じとアル中でダメなところがランダムに混在していて、その按配が絶妙(そういえばミナリもそうだったな～)。

母親の彼氏はヤバすぎだ。まじこわいよ。最悪。

ポエジーに溢れた子供たちの逃避行ものロードムービー、モノクロ&パートカラーの感じも良かった。切ない映画。子供たちを取り巻く状況は辛いものだが、その分楽しんでるときの感じが夢のように美しい。儚げな感じだけど…
姉弟と逃避行を共にする少年が実にいい感じ。

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