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かとう あきら

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2022/01/13
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カテゴリ: 日記


相生座ロキシー
映画初め
ジャンピエールメルヴィル監督「​ 恐るべき子供たち ​」(1950)
おれはこれ、初めて観る。ずっと興味はあったのだが、なかなか縁がなかった。原作:ジャン・コクトー、脚本:コクトー&メルヴィル撮影:アンリ・ドカエとゆー伝説的な顔ぶれによる作品。で、ようやく観ることになったのが4Kリマスターされた超美しい版だったのがうれしい。初公開の最新作を観るような新鮮さで観た!

凄い作品だった。びびった。
なんという美しさ!抑制された表現にやられまくった。
おれはコクトー自身の監督作品も好きだが(オルフェ、美女と野獣)、メルヴィルが監督の方が映画として完成度高くて透徹してると思うし、コクトー自身が監督するよりもむしろコクトーらしさが強く出てるような気がする。




おれは「恐るべき子供たち」の前に撮られた「​ 海の沈黙 ​」との作風のつながりが興味深いと思って観ていた。
実際、何度となく「​ 海の沈黙 ​」を思い浮かべたりした。撮影のアンリ・ドカエとヒロインのニコル・ステファンも共通だし....
前の世代のコクトーが関与していながら「海の沈黙」以上に感覚的にモダンで鋭敏。圧倒された。表現に古さがない。前の世代のコクトーが参加していてもこの新しさ!コクトーが凄いってことだろうな。

序盤の雪合戦の大騒ぎは圧巻だ。あんなに陽気な馬鹿騒ぎなのに、どこか常に静謐さと寂しさと残酷さが感じられるという...本当に独特な...こーゆー感じはメルヴィルが撮ったからこそって気がする。それはもちろんコクトー独自のものなんだけれども、メルヴィルだからよりよく表現できたんじゃないかなあと思う。コクトーが撮るとたぶん、もっと夢見るような抒情性が前面に出てくるような気がする。

原作は既読だが、もう一度読み返そうかな。

恐るべき子供たち (光文社古典新訳文庫) [ ジャン・コクトー ]

初詣。





昼、レトルトのドリアミート使ってオートミールドリア



コロナ長野17東京80越えた。いよいよか。

チクルスの作業 夜、里芋コロッケうめー ​。チコちゃん見る





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Last updated  2022/09/19 05:22:31 PM


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