元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2022/06/30

オーナーと信子のお父さん知り合いなのかー。
鶴ちゃんの三線と歌、素晴らし。
志ぃさーさんが沖縄料理屋の大将役。

午前、実家で作業。基本デスクワーク
地味にやなぎの弦の編曲譜関連の作業やら勉強

昼、オートミールチャーハン、みずの煮物、蕗の炒め物。
DVDで
ニコラス・レイ監督「北京の55日」(1963)観た。
初めて観る作品。義和団事件が題材。
大味なハリウッド超大作な先入観があって、
なんとなくこれまで敬遠していた。
しかもけっこう長いし...
でもやっぱりニックの作品だし...と思って観てみたら、これが思ってたよりずっと良かった...先入観だけで敬遠していたことを恥じる。百聞は一見に...
それはもう超大作ならではの詰めの甘さもたくさんあるし、
歴史的な義和団事件そのものの描き方もどうかと思うし、
中国の描き方なんてのはホントにおかしいところばかり。
中国を舞台にしたアジアンなハリウッドな戦争映画とゆーこと。
今だったら西太后はじめ中国人はみんなちゃんと中国人が演じて、中国語もそれなりに使っただろうが、
1963年の作品ってことを考えるとまあ、こんなものかなあ......と。
それでも凄いなと思う場面がかなり多い。観てよかった。
義和団事件で列強が連合して中国と戦うとゆーお話。今の中国は超大国で強い。列強が傍若無人に駐留し、利権を虎視眈々と狙っているとゆー当時の北京の状況は、大味なハリウッド・スタイルの描写で観てもめっちゃ異様だ。各国の軍楽隊が奏でる国歌が入り乱れる街...
そりゃまあ義和団みたいなのも出てくるだろう。
扶清滅洋。攘夷だよね。

この作品のデヴィッド・ニーヴンは最高＆大活躍。クライマックスではアクションにも参加。めっちゃかっこいい！！
エヴァ・ガードナー、貫禄。
チャールトン・ヘストン、もちろんかっこいい。
伊丹一三時代の若き伊丹十三さんが凛々しい。出番少なすぎ。
日清戦争の後のことだから、本来ならもう少し日本軍の描写はしっかりなされてもいいようなものだ。列強の中では状況は日露の鍔迫り合いみたいなことも起こっていただろうけれども、ハリウッド的アメリカ中心主義の作品なのでもちろん日本はほとんど描写されない。
ロシアも列強の一員として連合軍に参加していて、2022年の今見るとなんとも言えない気分になるな...。
中国系の少女の子役がかわいい。

音楽はティオムキン。