元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2023/11/15

ラストエンペラー（仮）

テーマ：最近観た映画。(41055)

カテゴリ：日記

202308/17

中田青渚ちゃん👍

実家、盆提灯片付け
これでお盆おしまい。

淡々とデスクワーク。
地味。
Janacek
いくらなんでも凄すぎでしょ。

ベルナルド・ベルトルッチ監督
「ラストエンペラー」（1987）
おれはこれは公開時に劇場で観て以来かも。

めっちゃよかった。感激。

昔観たときよりずーっとおもしろかった。興奮した。
また再び大画面で観られて幸せだった。
当時のおれは歴史的知識皆無で観てたから、ベルトルッチ監督の演出力
と教授の音楽とヴィットリオ・ストラーロの美しい撮影だけで感動していたのだろうな。いまは違う。教授が演じた甘粕のこともわかるし、この時代の情勢のことも基本的なところはわかる。やっぱりこれは基本的な知識なしで観るのはもったいないね。高校の授業はここまでたどり着かないで終わってしまうことも多いだろう。だから意識的に知識を得てゆく必要がある。非常に重要で歴史的におもしろいところでもあるので、ほんとはもったいないよね。でもそれは今だからわかること…
重層的な時代・重層的な作品構造。
教授に甘粕を演じさせたベルトルッチ監督の凄さを改めて思い知らされた。教授が甘粕ってのがホントにいいんだよな。この作品の教授はマジですごいと思う。キャメラの後ろににいる甘粕のショットは色んな意味で超最高。満映…。傀儡…。

教授の音楽は、言うまでもなくとんでも素晴らしい。これはピアノ・ソロでも素敵だけどちゃんと映画館で映画の音楽として接するとやっぱり物凄いんだよな。ラスト、クレジット終わって画面真っ暗になって音楽が流れ続けたが、ほとんど誰も席を立たなかった…

ピーター・オトゥール👍このキャラは、おれ大好き。マックス・フォン・シドーをお洒落に軽やかにした感じ？とゆーのは誤解を招きそうだけど、そう思った。
最初観たときはジョン・ローンの溥儀がいまいちピンとこなかったけど、今回観てジョン・ローンが本当に素晴らしいと思った。