元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2024/05/31

ロマンポルノ初期の作品。
セットがやたらと見事。
調べたら「戦争と人間」のセットを使ってるらしい。
ロマンポルノは日活の撮影所の遺産もあるだろうし、セットや衣装、小道具から美術まで圧倒的な豊かさだったりする。
今はもうできないやり方。
全体にそれほどの作品でもないが、興味深く観た。
雰囲気はとても素敵だ。

サリー・メイ、美しい。金髪だけど非常に日本的。
そりゃそうだよね加古幸子さんだもんなあ。京都生まれ。
そーゆー点では東映のサンドラ・ジュリアンの方が印象は強い。当たり前だけど外国感めっちゃ強い。
鈴木則文監督の作品の方がだいぶやばい感じだし。

大和屋竺さんが主要キャストとして大活躍。
眼帯もよく似合って、なかなかかっこいい。今作は出演のみだが、続編「らしゃめんお万彼岸花は散った」は脚本も担当しているようだ。観てみよう。

金髪の壺振りってそれだけで妖しくていい感じだが、
そこら辺はいまいち魅力的に描かれない。
ポルノ要素も今となっては特にエロいわけでもない。
現代のR15作品の方がよっぽどエロい。

高橋明さん出てきてうれしや。