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2024/4/17その2
相生座ロキシーで引き続き
ヴィクトル・エリセ監督
「 エル・スール
」(1983)観る
「ミツバチ」に比べると上映機会も少いのでなかなか再び観られなかったが
今回久しぶりに観られてよかった!
たぶんこれを観るのは公開時以来じゃないか。
ミツバチはアナちゃんみたいな奇跡的存在があるので超特別になってる。
それに比べると「エル・スール」は
どうしてもちょい地味に感じられてしまうのかもしれない。
でも、おれはすごく好きだ。
偏愛してると言ってもいいかも。そして、昔もより今回の方がずっと深く心に沁みた。美しい作品。
ミツバチに比べるとエル・スールはだいぶ大人っぽい話だ。父親の恋愛が扱われるし、消除の年齡も15歳で思春期だ。ミツバチのアナちゃんは6歳だから、もう全然違う。でもそれがいいんだよなあ。娘もひとりの女性として父親の感情にある程度は寄り添って考えることができる。。。彼女も既に男の子に思いを寄せられたりもしてるし…そーゆーところがこの作品はすごくいいと思う。。
終盤のレストランでの父娘のシーンがホントに素晴らしい。二人の微妙な距離感!店に流れるエン・エルムンドが素敵だ。お店のウェイターのおっちゃんが👍
オメロ・アントヌッティ超最高。このとーちゃん、哲学者風の風貌なのにけっこう生々しい感じで、それが良い。
父娘のダンスはやっぱりいいシーンだなあ。
おれはフランコの時代の知識が決定的に足りないと思う。何か本を読まないとなあ…
エル・スール【Blu-ray】 [ オメロ・アントヌッティ ]
薬局寄って帰宅