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かとう あきら

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2025/03/10
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カテゴリ: 日記


相生座ロキシー
ライナー=ヴェルナー・ファスビンダー監督「​ 自由の暴力 ​」(1977)観る。ずーっと観たかった作品。今回ようやく観ることができてホントにうれしい。昔は「自由の代償」と言っていたっけ...。おえは「自由の代償」とゆータイトルで憧れ続けてきたので、このタイトルにはけっこう愛着ある。

衝撃的に凄い作品。めっちゃよかった。
イングリット・カーフェンの「​ 上海 ​」の歌唱シーン最高すぎる。本当に夢のようだ。
ペーター・カーン出ててうれしい。おれもペーター・カーンの胸で泣きたい。
終盤、子供たちの残酷さ。あまりに惨すぎる....(-_-;)
階級問題がこの作品でも扱われる。ペトラフォンカントをゲイに置き換えたような…
愛人のパンの下品な食い方(パンをちぎってスープに入れてパン粥みたいに喰う。ねこまんまみたいなものか)をやめれと指摘されるところはホントに残酷とゆーか可哀想とゆーか、いたたまれなさの極み。
この階級問題のところにユダヤ人のことを持ち込んだのでこの作品は物議を醸したのだが、そこまで問題にするような感じでもないと思うけど、こーゆーところにドイツはとても敏感だ。この作品の中で語られると、刺激されて過剰に反応してしまう人がいるのもわかる気がする。個人の中に眠る差別意識を揺り動かすようなところがあるんだろうなー。
ファスビンダーの演技、繊細だー。
それにして美しい作品だ。
機会があれば
スクリーンでぜひまた観たい。

自由の暴力【デジタルリマスター版】【Blu-ray】 [ ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー ]

夕メシ、プデチゲ










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Last updated  2025/08/11 03:49:06 PM


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