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インドネシアには奇妙な病気が多い。例として、お腹から針金が何本もにょきにょき出てくる。毛が生えてくるように、である。カリマンタンの40歳くらいの女性ですが、20年ぐらい前に,祈祷師にブラックマジックをかけられ、そういう状態になった。その祈祷師は死んでしまってマジックを解くことができなくなってしまった。どこの病院でも原因は分からないし、手術はその毛根のようなものを切除するだけだが、根が絶えることがない。今は、自分でペンチを使って切っている。
タシクマラヤの体中全体がコブだらけの女性、50歳位でしょうか。日本に昔、コブトリ爺さんの話があるように、私も、子供のころ首の後ろにコブをぶら下げているおじいさんを二人知っていた。そういうコブが体中に出来るのです。顔もぼこぼこになっている。大小様々で水膨れのようにも見えるが、中には肉が詰まっていると思う。生活にあまり支障がないようで、普通の主婦をしている。周りの人たちも、移る病気ではないことを知っているので、普通に付き合っているし、握手をしたり、頬を付けての挨拶もしている。
もう一人ジャカルタの男性にいる。この人は、交通整理をして小銭を稼いでいる。
二人とも、入院して手術をしたいが、お金が足りなくて手術ができないでいる。義捐金が集まるが、まだ足りないらしい。国や病院は援助をしない。援助をするときりがないし、公平でなくなるという精神からである。
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