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毎月最終日曜、午後13:00-16:00 開催。初心者歓迎のオープンマイクイベント埼玉県越谷市、東武スカイツリーライン越谷駅東口より徒歩3分越谷ABBEY ROAD オープンマイク LOVE AND PEACE SUNDAYhttp://aufmusic.web.fc2.com/abbeyroad/loveandpeace.html
2015/06/10
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●ライブ案内詳細、最新記事はこちらFC2ブログで。越谷アビーロードオープンマイク LOVE AND PEACE SUNDAYhttp://aufmusic.web.fc2.com/abbeyroad/loveandpeace.html※スパム対策のため、当ブログのコメント&トラックバックは不可の設定といたしました。副作用により過去のコメント&トラックバックも非表示となってしまっています。新規コメントなどは上記FC2ブログにてお願い致します。
2008/12/21
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※おススメリンクを表示させないデザインに変更しました。方法は林艮さんのブログに記載されています。最新記事(FC2)はこちらから本当は楽天ブログの文句を書いている場合はではないのだが・・・3/18 より日記欄に「おすすめリンク」が強制表示されるようになり、それに対するユーザーの批判噴出、さらにスタッフのお詫びなど、毎回毎回同じことを繰り返している楽天ブログ。1年前、「おすすめリンク」を導入した時のやり方が、直接的に自分にとって新ブログ立ち上げのきっかけとなったが、そのときの記事はこちら。コメント欄も参照していただきたい。今さら楽天を批判する気もなく、楽天とはそういうところだという解釈で話は終わりなのだが、無配慮な広告で自分のブログが汚されるの見るのはさすがに心が痛む。他にも気になることがいくつかあるので以下に言及する。■広告増加・・・その一方で改善されない不足機能管理画面での広告増、コメント投稿後の広告表示、おススメリンクの無条件表示など、楽天ブログは、他ブログに劣っている機能の改善に力を注ぐどころか、ひたすら広告増ばかりを行っている。開発にかかるコストは広告機能の増加に費やされているようだ。その一方で、増え続けるエロ系トラックバック&コメントに対応するスパム対応機能や、ブログとして致命的と思われるアクセス解析機能の欠如はいつまでも改善されることなく、恐らくこれからも改善されることはないのではないかと推測される。無料なのだから広告は仕方がないという意見もあるが、FC2ブログも無料だ。しかし、FC2の管理画面には広告はほとんどなく、またブログ表面にも広告はほぼない。●FC2版 N郎♪音汰。この違いは、ブログを運営している側の経営方針や基本的スタンス、ポリシーの違いからきていると思うが、そうであるなら、不満のあるユーザーは自分のポリシーに一致したブログをもう一度選び直すべきだと思う。ブログ運営会社はたくさんあるのだから、そのほうが双方にとってよい結果となるのではないだろうか。早い話が楽天ブログに改善を求めることは無理な話ということだ。■Google検索巷でいろいろ書かれているように、一時期 Google で楽天ブログが検索されなくなった。楽天ブログの過去ログをFC2側に移植せざるおえないかと考えたが、これについては復活してきたようだ。「大野雄二 愛のバラード」というキーワードで Yahoo! を検索すると自分の楽天ブログがトップに出てくる一方、Googleではまったく出てこなかった時は本当にびっくりした。原因は楽天ブログの広告機能追加にあったようだが、こういった珍現象はこれからも起こっていくと思う。■ユーザー数の減少楽天ブログ、一番気になるのはユーザー数の減少だ。以下は先日紹介したブログファンのデータ。アメーバーブログやFC2ブログは、月を追うごとにアクティブユーザー数が増加していて、その他のブログも横ばい状態のところが多いにもかかわらず、楽天ブログは確実にアクティブユーザー数が減少している。その一方で、機能改善に力を注ぐどころか広告増加に力を注いでいるのだから、さらに減少していくことは間違いないと思う。これまでの楽天ブログの運営方針を見ていると、その運営方針が変わることはないと思われ、そうなると楽天ブログは、楽天自体にこだわりを持っているブロガー以外からは完全に見捨てられていくのではないかと推測する。では、現在の楽天ブログユーザーはどうすべきか?自分は1年前にFC2に新ブログを作成し、そちらがメインとなっているが、上に書いたような不安から、過去ログについても、資産を徐々にFC2側に移植していこうかと考えている。また、スパムコメントやトラックバックのそうじが手間でもあり、コメント欄やトラックバックは機能を停止させるかもしれない。そうなってくるとブログとしての存在価値がなくなってくるわけだが、それ以外のコミュニケーションツールとしての機能、そして単なるお知らせの表示としてはまだ使用していくと思う。楽天ブログに愛着を持っている人たちにはかわいそうな話であるが、サービス業を維持していくことを考えるうえで、楽天ブログのやり方は悪い見本、失敗する見本として反面教師とすべきだろう。また、ブログ運営方針によって企業イメージを損ね、ユーザーの好評を得るどころか悪評を高めている楽天という会社の未来は、かなり見えているようにも思う。
2008/03/21
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ブログ総合情報-ブログファン-というサイトをご存知だろうか?既にブログをやっている人にも、これからブログをやってみようかな~と思っている人にも、人のブログ閲覧専門の人にも、参考となる情報が掲載されている。●リンク:ブログ総合情報-ブログファン-中でも面白いのが、アクティブユーザー数。アクティブユーザー数とは、簡単に言うと更新されているブログの数のこと。日ごと、週ごと、月ごとに各ブログサービスのアクティブユーザー数統計情報が掲載されていて、「アメブロ伸びてんな~」 な~んていうのがわかる。トップページには本日のアクティブユーザー数が掲載されている。「ブログサービスINFO」 では、各ブログサービスのインフォメーションを一覧で見ることができる。楽天ブログではこの期間サービスが停止しているだとか、FC2ブログにこんな新機能がついたとかいうお知らせを一目で知ることができてとても便利。アメブロにコメントしに行ったら、サービスが停止していた・・・とかいう時は、この情報を見るべし。「ブログサービス比較」 では、20以上のブログサービスが掲載されており、新規にブログを開設しようと思っている人、ブログサービスを乗り換えたいと思っている人に参考となる。ちなみに自分もFC2ブログ開設にあたり、参考の一つとした。上記ブログファンの他に参考となるのが2ちゃんねるのブログ掲示板。意外に役にたつ。サーバーおかしいんじゃないか??とかいう時はこのスレッドを見れば、他の人も同じ状況になっているのか、ある程度わかる。●リンク:2ちゃんねるブログ掲示板よきブログライフを送るための参考として欲しい。最新記事はこちらから【PR】 3/26(水) 銀座ヴォーカルライブご案内
2008/03/01
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楽天ブログの皆さま、こんばんわ♪ブログの醍醐味はトラックバックにある!!・・・って以前書いたことがあります。楽天ブログ友はじめ、自分はトラックバックによって大切なブログ友を作って来ました。しかし・・・迷惑トラックバックが増加したせいで、このトラックバック機能が現在ではほとんど機能しておらず、ブログの楽しみが減ってしまっています。現在メインで書いているFC2ブログから楽天ブログにトラックバックしても、ほとんど反映されないんですよね~。悪戦苦闘して以前問題解決にチャレンジしたことがありますが、こんな面倒なことは御免で、トラックバックしようと思っても、それが楽天ブログだった場合、必然的に対象から外してしまう結果となっています。で、この問題を別の方法で解決する、ちょっとした方法をご紹介します。それはタイトルにあるとおり、コメント欄のURL自動変換です。トラックバックしなくても、コメントを書いてそこに紹介したいURLを記載し、そのURLが自動的にリンクに変換してくれればトラックバックと同じことになります。しかもトラックバックより簡単!!!この設定は以下の方法で簡単にできます。管理画面の [ページの設定] ⇒ [日記] に「URLを自動的にリンクへ変換」という設定があります。この設定を ”変換する” にすれば、コメント欄にURLを記載すると、新規コメントがされた場合、自動的にリンクに変換されます。コメント欄がリンクに変換されている実際の例は、当記事のコメント欄を見て下さい。皆さんもこの記事に対し、コメント欄にURLを記載して投稿してみて下さい。記事の題材は何でもOK。・・・自分の記事のURLがリンク化されて、簡単に見てもらいやすくなったと思いません?あしあとや掲示板でブログ友を作るのも、もちろんいいんですが、やっぱり記事と記事とが関連してこそ話題も盛り上がり、友達になりやすいと思うんですよね~もしかしたら楽天ブログの場合、この機能の初期設定が ”変換しない” になっているかもしれません(間違っていたら御免なさいね)。もし皆さんのブログが ”変換しない” になっているようだったら、 ”変換する”に変えてみませんか?このごろ楽天ブログはコメント欄に迷惑コメントが増えているように思いますが、その問題はまた別の問題として、この機能が ”変換する” になっていてさほどデメリットないと思います。この文章を最後まで読んだら、是非、当記事でその快適さを試し、記事をアピールして下さい、お題は何でもOK!!【PR】 3/26(水) 銀座ヴォーカルライブご案内最新記事はこちらから
2008/02/20
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新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。本年も記事はFC2版N郎♪音汰。が中心となりますので、どうぞそちらにお越しください!FC2版「N郎♪音汰。」へ行く!※コメントやご挨拶は上記FC2版へしていただくとより嬉しいです
2007/12/31
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金曜夜、まっきーミニライブを観るためJR小岩駅へ。改札を抜けると相撲の銅像があり、相撲とゆかりある土地柄なんだろうな~と思いながら南口を出る。どこか高円寺の駅前に似ているような雰囲気。商店街のアーケドーを歩き、角を曲がって今夜の会場スナック『乃里(のり)』へと向かう。初めての土地でも目的地を探しあてる嗅覚には自信があったのだが、今回はちょっと手間取った。目的地の直ぐ近くにキャバクラがあり、呼び込みと目が合わないようにしていたから『乃里』の電光看板も見逃してしまったのだ(キャバクラに目を奪われていたわけじゃないよ(笑))。地下に降りてお店を見つけ、中に入るといきなりまっきーちゃんが「いらっしゃいませ」。しばらく微妙な間があり、「N郎♪」が来たということに気付く。(俺の見た目が)前回と何がどう違っていたのか説明して欲しい(笑)。お店は主にカラオケのお客さんを中心としたスナックで、常連のお客さんが何名かいらっしゃり、まっきーちゃんの演奏を待っていた。しばらくすると千葉 Jump up のライブでお会いしたメイト音楽学院の奥さん(通称)もやってくる。一度お話ししただけなのに、半年間のブランクを感じさせないフランクさに思わず嬉しくなる。お客さんどおしが馴染みになるっていうのもライブのいいところだよね。本日まっきーちゃんの演奏を支えるベースシストとピアニストは、メイト音楽学院の生徒さんだという。で、ボーカル、ウッドベース、ピアノの3人の演奏がはじまる。JAZZのスタンダードバラードからはじまったのだが、JAZZヴォーカリスト・まっきー、予想以上にはまりすぎ(笑)。カゼで声が少しかすれていたのだが、それがまたよく、英語もまるで違和感なくて、もうこの人はJAZZを歌うために生まれてきたんだろう・・・ぐらいのハマリ具合。千葉 Jump upでのライブを観て、彼女のヴォーカルが折り紙付きであり、JAZZをやるべき!と俺も力説したのだが、ホントものの見事にはまっていた。この道で勝負していけばきっと闘えるぜ・・・そう思う。オリジナルでもいかもしれないが、オリジナルをやるのであれば、JAZZのスタンダード並のバラードで勝負してもらいたい。日本語の歌を歌うなら大野雄二の「シークレット・デザイアー」(TVスペースコブラ主題歌)や「炎のたからもの」(ルパン三世映画主題歌)あたりをリクエスト(個人的趣味(笑))。今回ボサノバはなかったが、「イパネマの娘」や「ソーナイス」など、アントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバも是非(これまた個人的趣味(笑))。しかしそれにしても感心したのがまっきーを支えるベーシストとピアニスト。彼ら若いのにシブ過ぎてチョーカッチョよかった。ウッドベースの彼が弓でベースを弾くと、コントラバスのような音(・・・というよりコントラバスそのものか)で、かなりいい音が出ていたし、ピアノの彼との掛け合いもいい味だしていた。いや~、JAZZっていいよね。俺もJAZZピアノ勉強しようかな(笑)このトリオ、是非これからもライブパフォーマンスを続けて欲しい。こんな若くて上手くて味のあるパフォーマーと一緒に組めるっていうのも一重に「姉御」まっきーの才能なんだろうね。曲のリクエストやパフォーマンスへの要望、俺いくらでも出すよ(笑)・・・というのはそれだけ彼女らの演奏に魅力を感じたってことなんだよね。で、彼女らの演奏が終わるとお店はカラオケスナック本来の姿へ。お客さんもたくさんで、みんなカラオケに熱演。これだけ人が集うって、お店の魅力なんだろうね~。お客さんがペアで歌われていた「宇宙戦艦ヤマト」、脳にこびりついて翌日知らぬ間に「宇宙戦艦ヤマト」を口づさんでいる自分に気付く(笑)。あらためて確認してみると「宇宙戦艦ヤマト」の歌詞の完成度ってすごいよね~物語の主題歌として完璧だよ。詞にマッチしたあの曲もスゴイし、大傑作じゃないだろうか。で、俺は映画『エディット・ピアフ』を観た勢いで「愛の讃歌」を歌ったんだけど、キーを間違えてあえなく自滅(笑)。もうこうなったら殿下の宝刀を出すしかないと二曲目は「また逢う日まで」。何とか面目は立てられたと思う(笑)。となりの席に座った常連のお客さまはアルトサックスやコンガなど、長年プロとして音楽をやられていた方で、昭和30年代、40年代の貴重な東京の音楽事情を聞くことが出来た。ありがとうございました。また、自分の母親のような年齢の方から、歌手としての心構えやたえまぬ努力についてのアドバイスを受け、本当そうだよな~と思わされた。自分の実家に近い町の出身の方ということもあって、帰りの電車の中で実家の両親のことを思い出し、泣いちゃったよ(笑)総武線を秋葉原で乗り換えるはずが、電車に座ると眠ってしまい、御茶ノ水まで行ってしまう。慌てて引き返したら今度は両国(笑)。3度目の正直で秋葉原を降り、京浜東北線の大宮行き終電にギリギリ乗り換えられ、奇跡的に家に帰ることができた。まっきーちゃん、プレーヤーの皆さん、その夜スナック『乃里』にいたみなさん、思いで深きいい夜をありがとうございました。関連リンク●リンク:まっきー’s room過去ログ●リンク:まっきー一人ライブ at 千葉 Jump up
2007/11/03
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泣いた。何度泣いたからわからない。木曜日、有楽町の有楽座で映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』を観たのだが、はじめから最期まで泣きっぱなしだった。幼少時代の娼婦ティティーヌとの別れ、大道芸人の父にせかされて初めて人前で歌ったシーン、レイモン・アッソに鍛えられた後の復活コンサート(敢えてBGMだけで歌声を聞かせない演出)・・・映画はピアフの生涯を、晩年のピアフと幼少時代からアーティストとして成長していくシーンを交互に描き、展開も早く飽きさせなかった。ラストシーンは晩年のピアフが「水に流して」をコンサートの冒頭で歌うシーンで終わる。「私は何も後悔していない」、そう歌いきるピアフ、素晴らしい歌詞。映画の公式ホームページで聴くことができる。●リンク:映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』公式サイトこの映画を観て改めて思わされたのだが、「ボーカル」というものは昔からの体一つの極めてシンプルな芸であり、ウケるかウケないか、その評価もまた極めてシンプルなものであるということ。そして「シャンソン」と呼ばれる歌が、人々の生活に密着した生活歌であり、そんな人間の本質に根ざしたシンプルな魅力を再認識させられた。来月自分も再びそんなシンプルな芸の世界で勝負するのだが( 詳細はこちら )、ちょうどいい時にいい映画を観れたと思う。すべてのボーカリストにこの映画をススめる。きっと歌に対する考え方に大きな衝撃を与えてくれることだろう。映画館を後にし、帰宅後、シャンソンのCDを引っ張り出してエディット・ピアフの歌を聴いた。あらためてピアフを聴き直し、そのボーカルの魅力にハッとさせられる。「愛の讃歌」もいいが、「パダン・パダン」にその魅力が出ているのではないだろうか。残念ながら多くの映画館で本日金曜日がこの映画の最終上映日となっている。しかし、明日からも上映している映画館もあるため、未見の人は公式サイトで上映館を探して是非観て欲しい。音楽人をテーマとした映画は好きなジャンルだが、この映画、今年のベストN郎♪映画賞の最有力候補だ。ちなみに昨年はボヴ・ディラン「ノー・ディレクション・ホーム」をベストに選んだ。●過去ログ:カウントダウン2006(映画編)
2007/11/01
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N郎♪音汰。スペシャル企画「音汰の部屋」 秋月龍樹さん(2)~スーパー戦隊シリーズ放談~前回対談からの続き | FC2ブログ同時並行掲載「(ゴレンジャーは)従来型ヒーローからの転換点となった画期的な作品でした」音汰 では待望の(笑)戦隊シリーズについてお願いします。まずはいつから戦隊を観ていたかですが、自分は子供のころ、ゴレンジャーを観てました。ただその後の戦隊については、バトルフィーバーとかデンジマンとか名前は知っていたんですが、観た記憶がないんです。多分地方で、テレビ朝日の純正なキー局がなく、放送してなかったのか、それともそのころはアニメの方ばかり観てたのかもしれませんね。当時記憶にある特撮モノといえば・・・宇宙鉄人キョーダインとか、大鉄人ワンセブンとか。ウルトラマン80をやっていたのは記憶にあります。秋月さんはどうですか?秋月 私にとっても戦隊物はやっぱりゴレンジャーが最初の戦隊物なのですが、それ以前からの特撮物で円谷プロのウルトラマンシリーズや原作が石森章太郎の人造人間キカイダー、仮面ライダー、変身忍者嵐などのシリーズが子供の頃、夢中になったヒーローでして、ゴレンジャーはかなり最後の方に見た記憶があります。音汰 おお~確かにそういえば。自分もゴレンジャー以前にキカイダーなんかも観た記憶がありました。仮面ライダーも。秋月 ゴレンジャーは他のヒーロー物とは大きく異なり、様々なパーソナリティを持つ複数のヒーローが集団で戦う事で従来型ヒーローからの転換点となった画期的な作品でしたね。それ以前のヒーローと言うものはストイックで完璧な超人だったのですが、この作品からは女の子もいれば、チョッとノンビリな大食いキャラや、真面目なタイプなどのキャラが起用され、ヒーロー物がこの時代ぐらいから変わり始めた気がしました。音汰 確かに。ヒーローが毎回毎回5人も出てくるなんて画期的でしたね、それも個性的で。九州弁でカレーばっかり食っているキレンジャー大好きでした(笑)秋月 あの耳に残る「バンバンラバンバンバン♪~」もよく真似して歌っていましたよ(笑)。音汰 「バンバンラバン」、コーラスは こおろぎ'73 でしたっけ?かなりインパクトがありましたよね。きっとみんな耳に残ってると思います(笑)。以前ブログでも書いたことがあるんですが、「バンバラバン」という濁音がインパクトあるらしいですね。●過去ログ参照)『スーパー戦隊シリーズ全主題歌集 Eternal 5 Colored Spirits 』(1)「最近の戦隊物は何かを一生懸命やり遂げようとする姿勢を子供たちに観せることが出来る」音汰「バンバラバン」と言えば、マジレンジャーのエンディングを観て、「バンバラバン」の時代からよくぞここまで進化した!!って、あれはかなり衝撃的でしたね~特にダンスが(笑)。デカレンジャーのキャラクター商品があるのを見て、いまだに戦隊シリーズがあるってことを知り、マジレンジャーを実際に観たらもう~びっくり。なにがびっくりかって、いまだにゴレンジャーの5色の要素を引き継いでいるということと、あと、マジレンジャーのあの現代若者風というか、ぶっとび具合に(笑)。最近の戦隊についてどうですか?秋月 暫く(数十年、笑)観ていませんでしたが、マジレンジャーぐらいから仮面ライダーの続きで観ていました。マジレッドを演じていた子のブログをたまたま読む機会があって実に真面目な好青年だったんですね、彼は。その時から「たかが子供番組」から「実は演じる役者さんに大変な努力がある番組」へと好感度アップですよ(笑)。●リンク:マジレッド役/橋本淳さんブログ秋月 無垢な子供たちの期待を裏切らないように直向に努力する役者さんたちには脱帽です。 案外、最近の戦隊物は何かを一生懸命やり遂げようとする姿勢を子供たちに観せることが出来るので安心して観せられますし、イジメのような内容のお笑い番組なんかよりは、ずっと精神衛生上良いように思います。 音汰 確かに。言葉づかいなんかはちょっと~な~なんてのもあるけれど、基本的な「勇気」とか「正義」とか、「困難の克服」とか、「弱いものを助ける」とか、そういったポリシーは戦隊物の素晴らしいところですね。やはりヒーロー番組はそうあるべきでしょう。ゲキレンジャーは観られてますか?秋月 たまに見逃しますが、よく観ていますよ。最初はゲキレンジャー三人でしたけど、最近兄貴が加わりましたね。目が離せません(笑)。音汰 「まいったぜー」ね。俺も知らぬ間に兄貴の口マネしてます「まいったぜー」って(笑)。あとヒゲのチョッパーね。考えてみればヒゲを生やしたメンバーって初かもしれませんね。まあ、ゲキレンジャーも残りそんなにないですけれど、きっとこれから盛り上がってくれることでしょう。ストーリーの盛り上がりは戦隊シリーズの伝統ですからね。これまでの中で特にお気に入りの戦隊などあります?秋月 今のところマジレンジャーが一番良いですね。それ以外だとカルチャーショックだった海外の作品でアメリカでやったマジレンジャー「パワーレンジャーミスティクフォース」。日本のマジレンジャーの設定をそのままアメリカに持っていって、話のあらすじはアメリカ台本となっており、俳優さんも外国人がやってるマジレンジャースーパー戦隊シリーズです。アメリカでリメイクして一年遅れで製作されたものですが、視聴率結構とってるらしいです。悔しいけど結構クォリティ高いですよ。最初見たときコスチュームが同じなのに話のあらすじが違うのでびっくりでした。 音汰 おお~、「ミスティクフォース」も観たんですか。それはかなりのファンだ(笑)。向こうのトイザラスなんかでおもちゃも結構売れてるみたいですね。マジレンジャーといえば韓国のケーブルテレビでも放送されて大人気だったらしいですよ。俺もなんだかんだ言ってもやはりマジレンジャーが最高傑作だと思います。あれだけの感動とテンションを維持できたのは、ウルザード役の磯部勉さんが言っていたように、まさにレジェンド=伝説だと思います。他にもタイムレンジャーの最期の盛り上がりなんかも凄かった。そんな戦隊シリーズですが、どういったところが魅力の秘密なんでしょうね?秋月 毎回、よく思いつくと感心する様々なアイデアとか、安心して観られるストーリーとかが魅力ですね。アニメより温かみがある感じがします。最近のアニメは独自の進化を遂げてきていますが、それも嫌いじゃないんですが、人間が演じるヒーロー物にはたとえ虚構の世界のお話でもワクワクさせるものがありますね。 音汰 なるほどね~。実際に人が演じて、さらに特撮ってところがいいんでしょうね。考えるほうも毎回毎回よく考えるわ。たまにネタ切れもありますが(笑)。以前自分のブログで「超忍者隊イナズマ」の紹介をした時、観られたとのことですが、イナズマはどうでしたか?秋月 あの役者さんたちは良いチームですよね。パロディとも時代劇ともいえるような作品でしたが楽しく観ることができました。音汰さんのブログで紹介してくださったのが縁で見ることの出来た作品でしたが、観て好かったと思える作品でした。 音汰 ははは、ありがとうございます。イナズマ宣伝プロジェクトに貢献できた(笑)。たしかにおもしろい役者さんが揃ってますね~。ウメコ役の菊地美香さんなんてキャクター自体がスゴイ才能だと思います。続編のイナズマスパークは観られました?秋月 まだなんですよ~テレビのCMであるのは分かっていましたが近所のTSUTAYAにはありませんでしたから買おうかと思っています。まだ売ってるお店が見つからなくて・・・どうしても無ければネットか直接店頭で注文してみようかと思っています。残念!音汰 そうですか~。実は自分も近くのTSUTAYAで探したらなくて。店員さんに聞いたらやっぱりないって。TSUTAYAにおいてないっておっかしいですね。他の店には置いてると思います。今度観てまたレビュー書きますよ(笑)●リンク:超忍者隊イナズマ!ニュース(この対談、断続的にづづく)●「音汰の部屋」 秋月龍樹さん(1)●リンク:秋月さんのブログ「秋月の散歩道」
2007/10/20
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土曜日ライブの日。ドラムのよこちんの車に乗せてもらい、浦和から首都高川口線経由で市川・本八幡へ向かう。天気は久しぶりの快晴で気分がいい。四つ木で降りて、文字通り国道14号線に合流。京成八幡駅を横切る道路は大渋滞だったけど、ほぼ順調にライブハウスへ着く。6バンド出演のトップバッターということもあり、リハーサルは一番最後。ボーカルもキーボードもモニターの返しにいまひとつ不安があったが、まぁそんな中でちゃんとした演奏をすることがプレイヤーの使命なんだろうね。リハが終わるとさすがにちょっと緊張。作ってまもない歌詞を間違えないようにと歌詞の確認をしていると気分も落ち着く。これはいい方法。いよいよステージがはじまったのだが、サポーターの皆様の注目と温かい拍手のおかげで落ち着いて演奏することが出来た。いや、これはホント、サポーターさまさま。サッカーの試合じゃないけれど、ホームグラウンドで演奏しているような安心感があり、細かなミスはあるものの、気分的にはかなりいい感じで演奏することが出来たと思う。ラスト曲「ロックの力」の合唱も想定以上に応えてくれて嬉しい誤算。やっぱりライブって演奏する側とそれを楽しむ側とその双方があって成り立つものなんだよね。サポーターの皆様には本当に感謝。ありがとう!!30数分、6曲のレパートリーを終えて、楽屋に戻るともうクタクタ。短い時間であっても密度が濃いライブであったがためというのもあるけれど、ボーカル気合入れ過ぎ・歌詞多すぎっていうのもあるね(笑)。でもやっぱりライブって気力と体力だわ。ライブ後はJR本八幡駅前の居酒屋で打ち上げ。これまた話が弾み、充実した呑み会となった。その中で、年内にもう一度ライブを!!という話が出て、今度は俺がライブ幹事をすることに。恐らく12月、都内ライブハウスが有力。本八幡で一夜を明かし、翌朝、よこちんと一緒に埼玉へ帰る。車の中でライブの録音を聴き、大きなミスもなくそこそこいい演奏であったと意見が一致する。個人的に次回は、ライブハウスの音響環境でありながらもベストなボーカル(声)を演じることを目指したい。そのためには反響音を聞きながらでも声を完璧にコントロールする練習が必要なんだろうね。何はともあれ、来てくれた皆さんありがとうございました。本当に感謝。そしてまっきーさんやキャプテンはじめ、これない!!とメッセージをいただいた皆様ありがとうございました。12月のライブでは是非リベンジを。で、ブログで応援いただいている皆様、ありがとうございました。昨日のライブの曲を1曲リンクしておきますので、是非ご鑑賞いただき、雰囲気を感じとって下さい。ご希望の方には日ごろの応援の感謝の意を込めて、ライブの模様をフル録音したものをお送りさせていただきたいと思います。ご一報下さい。●音源リンク:2007/10/6 本八幡ライブ1曲名「アライヴ・イン・ザ・セイム・タイム」次回ヨロシク!!
2007/10/07
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土曜日のライブで歌う歌詞の中で「ネットカフェ難民」を一部使っているところがあり、その歌詞を整理する傍ら「ネットカフェ難民」について調べていたところ、Youtubeにアップされていた番組を見て少なからずショックを受けた。YouTube - ネットカフェ生活者と日本の雇用環境番組自体は今年の1月に日本テレビ系列で放送された「NNNドキュメント」だと思う。その中で登場してくる若者の姿。母子家庭で地方から出てきて、弟や妹への仕送りも出来なくなり、自らの生活も破綻してしまった20代の男性。10代後半の女性の手帳に記された言葉・・・「強くなる」「責任感を持つ」「夜ご飯食べない」・・・みんな一生懸命働いて生きているのに収入の低さからそうせざるおえない現代日本社会の現実。日本国憲法第25条に規定されている言葉「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」・・・なんとかしようぜ。
2007/10/04
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ウチのバンドのライブの日程が決まったので告知しておくよ~アウフヘーベンライブ日程2007年10月6日(Sat.) 本八幡ルート14(市川)OPEN/START 夕方(詳細は後日) adv\1,500/door\1,700 (予定)交通:JR総武線本八幡駅、京成八幡駅、都営新宿本八幡駅 ホームページコメント: 5バンドブッキング、出演順未定(9/1現在)。『あなたとは争う意味がない』待望の演奏。その他、バンドのプライドを賭けたハード・ロックな曲の数々。ライブ後、呑み会あり。参加者募集。~演るぜこの曲!!~ネオ・イリュージョン・2007(2007) ロックの力(1996.8 入間市産業文化センター)
2007/09/06
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N郎♪音汰。スペシャル企画「音汰の部屋」 秋月龍樹さん(1)昨年7月、楽天ブログで大好評を博したネット対談「音汰の部屋」。お待たせいたしました、一年を経過して二人目のゲストをお迎えすることが出来ました。待望のゲストは、日本の美をとらえた素晴らしい写真が印象深い、ツウな人気ブログ「秋月の散歩道」でおなじみの、秋月龍樹さんです。大病を克服されての対談実現です。(当対談はFC2でのブログと並行掲載いたします)音汰 本日はお忙しい中、「音汰。の部屋」までおこしいただき大変ありがとうございました。実を言うと秋月さんとは昨年の夏あたりから対談をしようとやりとりをしておりまして、なんと1年がかりの対談となります。以前ウチの楽天ブログでも少しご紹介させていただきましたが、秋月さんは重いご病気をされていてブログを休まれていた時期も何度かありました。秋月 2005年の2月から4月までの間、入院や通院で病気治療をしておりましたが、昨夏に再発が確認されました為、再入院し、2006年の晩秋に退院するも、2007年春に放射線療法と化学療法を併用しつつ現在に到ります。音汰 そんな大変な状況の中、こうして対談を継続することが出来、本当に感激しています。ウチの楽天ブログのお気に入り一覧の下の方で、更新されないままの秋月さんのブログアイコンを眺めるたびに、秋月さん大変なんだろうな~と思わずにはいられませんでした。それが先日久しぶりに更新されているのを見て、おお~!!と感動し・・・(笑)何はともあれ復活、そして1万ヒット、おめでとうございます!!(拍手!!)「ブログの知り合いから受けた精神的なバックアップは、自分にとって大変大きな心の支え」音汰 それでは早速ブログの話からお聞かせ下さい。2005年の2月以前はどのぐらいの期間、ブログを書かれていたのですか?秋月 2004年の1月から2005年の2月上旬までです。音汰 一年以上も書かれていたんですね~。その時の記事はまだ拝見することはできるんでしょうか?秋月 正直に申しますと未だ完全では無いもののこのように元気になれるとは想像もしていませんでした。もう再開する事ができないのではないかと悲観的になっていましたのでブログを削除してしまいましたので現在は見ることができません。音汰 それは残念です・・・秋月さんの写真のファンなだけに、以前のお写真も拝見したかったですね。昨年の5月に楽天ブログを復活しようと決められた時はどういったお気持ちだったのでしょうか?秋月 自分の身体が回復を始め、もう一度は駄目かと思われた自分が社会復帰を果たすまでになった時、ブログの皆さんに暖かい言葉をかけて頂いて精神面から支え続けて頂いた事がとてもうれしかったものですから、再度ブログの皆さんとお会いしたいと思って再開した次第です。音汰 ブログの皆さんのコメントに勇気づけられたわけですね・・・。ネットが普及した現代社会ならではの話だと思います。見知らぬ人の一言に励まされたりするのがブログをやっていてよかったと思えることですね~。秋月 本当に仰るとおりです。多分こんな事を書いても信じられないかも知れませんがブログの知り合いから受けた精神的なバックアップは、自分にとって大変大きな心の支えとなっております。音汰 その後、昨年8月下旬からまたブログを休まれていて・・・秋月さんどうしたのかな~と思っていたところ、久しぶりに投稿された昨年9月18日の記事を見て、正直自分はショックを受けました。●リンク:「秋月の散歩道」2006.09.18 お久しぶりです。秋月 病気のときは誰しも言い知れぬ孤独と向き合わなくてはなりません。治療は成功するのか、自分はいつまで生きられるか、そんな事を思っているとドンドンと負の袋小路に陥ってしまうのですが、そんな時に私などよりはるかに大変な状況にある方々から励ましやお見舞いのメッセージを寄せていただいた事が私に生きる意欲を与えてくれました。音汰 そういった厳しい状況や経験があるからこそ、人の痛みがわかるというこもあるんでしょうね・・・・秋月 人間は誰しも順風満帆な人生を送っている人ばかりではないのですが、私のブログに寄せてくださった温かい言葉は、そうしたおのおのの精神的な苦しさも抱えた方々からの「心からのエール」で、私の背中を押してくれる温かく有り難い言葉の数々でした。病に倒れたのは不運ではあったのですが、そういった方々のご厚意をいただけたのは本当に幸運であったと感じています。音汰 外からブログを拝見していると、それも秋月さんのお人柄があってこそだと思います。秋月 N郎♪さんにもそうした中で出会う事のできたお一人ですのでこれを感謝せずにはおれません。音汰 いやいや、こちらこそ大変な状況の中、対談に快く応じて下さり、本当にありがとうございます。次回は是非お写真や金田一耕助、戦隊シリーズについて会話をさせて下さい(笑)●「音汰の部屋」秋月龍樹さん(2)~スーパー戦隊シリーズ放談~ へ続く<過去ログ>●「音汰の部屋」 第一回 茉李花さん
2007/08/07
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DVDレンタルが開始されたので早速借りてきて観た。米元副大統領アル・ゴアによるスライド講座をベースとし、地球温暖化について解説する内容となっている。アル・ゴアが何故この問題に取り組むこととなったのか、家族の不幸など個人的体験も含め、全世界で1000回以上行われてきたスライド講座をベースとしているため、その説得力は絶大だ。もちろん地球温暖化に対して懐疑的な姿勢をとり続ける政治家などへの反論・欺瞞への指摘も含まれている。映画(DVD)を観た感想を以下にざっと。・「地球温暖化」という名称より「CO2濃度の増加」という名称のほうがより本質を理解しやすいかもしれない。DVDの特典映像のなかで語られていたように、サンゴが死滅する原因について、最新の研究では「CO2濃度の増加」による影響が指摘されている。・昔から社会全体として省エネルギーに取り組んできただけに、まだ日本は米国と比較するとまともなのだろう。この方向はさらに進めるべきだと思う。日本は自動車の燃費基準ではEUに抜かれるまで世界トップであった。フォードやGMと比較し、トヨタやホンダの日本メーカーを評価するデータも提示されていた。・911およびそれ以降の米国の戦争について、現ブッシュ政権の様々な疑惑や石油メーカーとの癒着が語られているように、この問題についてもまったく同じ構造あることがわかる。ブッシュが僅差でゴアに勝ち、さまざまな疑惑が報じられた2000年の米大統領選挙の影響は世界に大きな負の影響を与えてしまったようだ。・米国のハリケーン、オーストラリアのサイクロン、そして日本を含む東アジアの台風は同じものであり、それが近年巨大化し、頻発するようになった背景には地球温暖化の影響があるという。つまり、今年も来年もそしてそれからも、台風の影響は肥大化していくということだ。世界各地で最高気温も年々記録を破り続けているとのことで、我々の生活に目に見える直接的な形でも、この問題は大きな影響を及ぼしていることが理解出来る。巨大クラゲの大発生など、近年のさまざまな地球環境及び生態系の異常は地球温暖化=CO2濃度の上昇とつながっているとのことだ。東アジアにおいては中国の急激な経済成長などの影響もあり、もちろんCO2濃度の上昇だけではないだろう。しかし、これまで考えられなかった異常が頻発する時代に突入していることは間違いない。・映画のエンディングでは個人の行動を呼びかけている。例えば、なるべく公共交通機関を利用しようとか、地球温暖化に取り組む政治家に投票しよう、ダメなら自分で立候補しようとか・・・アフリカのことわざに「何かを祈る時は、行動もすべし」というのがあるという。日本人である我々もアフリカの諺から学ぶべきではないか。
2007/07/22
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毎日毎日ショッキングなニュースが流れているが、今週、最もショッキングだったニュース、皆さんは何だったろうか?・・・俺はこのニュースにかなり衝撃を覚えた。「国民投票法案、14日成立へ」・・・来週の月曜、参議院本会議で成立するという。既に衆議院は通過していたのだが、不覚にもそのニュースに気がつかなかった。それもあって今回のニュースにショックを受けたのだが、衆議院を通過したことに気が付かなかったのは自分が不覚だったということもあるのだろうが、しかし、マスコミが意図的に小さく扱っていたからというのもあるのではないかと思う。これは大々的にとりあげるべきニュースではないか。憲法は国民投票で変えられるのだから、その法整備を進めるということ自体はおかしなことではない。しかし、他のことはさておいて何よりもまず憲法9条を変えようとしていること、自公の圧倒的な議席数の上で作られた法律案であるため、当然のことながら自分らにとって有利な法案となっていことなど、見逃せない点がいくつもある。この法案の問題点について、どういった法律なのかも知らない人も含め以下を参照していただきたい。●リンク:ビデオニュース・ドットコム/国民投票法案の中身を知っていますか●リンク:日弁連/憲法改正国民投票法案に異議あり!この法案が成立し、実際に憲法改正の発議が行われ、国民投票が行われるとしよう。第一の焦点はもちろん憲法9条だ。憲法9条を変えるべきではないという意見と、変えるべきだという意見が真っ二つに割れて、国民投票の結果白黒がはっきりつくのも、ある意味おもしろいことかもしれない。(自分は憲法9条を守るべき派だ。憲法9条があるにもかかわらず自衛隊がイラクに派遣されているのだから、そのタガが外れたらどんなことになるのかは火を見るより明らかであろう。)国民投票の結果、もしかしたら九条を変えるべきではないという意見が勝つかもしれない・・・とも思う。しかし残念ながら一番可能性の高い予測はこうだ。国民投票の投票率が低く、国民の多くは関心もないまま、結局は自民党と公明党の組織票によって憲法9条が改正されるというシナリオだ。そんな状況はもうXXの極みとしか言いようのない状況なのだが、それが一番可能性が高いと思われるところに、この社会が絶望的に救いようのないところだと思う。もう一度この歌を聴いて欲しい。●MP3音源リンク:「神よ・・・」憲法9条が改悪され、「集団的自衛権」の名の下に日本の軍隊も戦争に参加することとなった場合、誰が戦地に行くのか? 誰が殺されるのか? 誰が殺すのか? 何のための戦争なのか? 戦争のために税金をバラマいてよいのか?・・・人ごとでは全然ない。自民党はなぜこうまでして憲法9条を変えたいのだろうか。もちろん自国の軍隊を堂々と持ちたいという考えもあるのだろうが、米政府からの圧力も大きな理由であると思う。その米国であるが、ブッシュ政権の支持率は過去最低の28%に落ちこんでいるという。イラク戦争が誤った戦争であったということに米国民の多くは気がついているということだろう。イラク戦争をはじめた大義名分の大量破壊兵器の存在はデッチあげであった。もともとイラクとは何の関係もない9・11のテロについても、数多くの疑問と謎が投げかけられている。・・・イラク戦争とは一体なんだったのか、そして内戦で混迷する現在のイラクの状況は何を意味しているのか?たくさんの犠牲者は何故殺されなければならなかったのか・・・・憲法9条を捨てた日本政府の軍隊はどうなる・・・・これはもう明白だ。「集団的自衛権」の名の元に、米国の軍隊と一緒に戦争に参加する・・・たとえその戦争がイラク戦争のようにデッチあげのウソにまみれた不正義の戦争であっても、アメリカが「悪の枢軸」とまで呼ばれるようになっていても、劣化ウラン弾や無差別攻撃でイラクの一般市民が虐殺されようがまったく関係なく。「集団的自衛権」の名の下にすべては正当化され、米国の戦争に意義すら唱えることもできないと思う。日本史に、そして、世界史に残る新たな汚点をこの国が刻んでいくことは確実だ。日本が民主主義社会であるというのであるならば、その責任はまさに今の我々にあるといえるのではないか。・・・JR西日本の特急サンダーバードの中で20代の女性が強姦されたが、誰もそれを制止しなかったという。この国に生きる人たちはきっとそんな人たちの集まりなんだろうな~なんて思わずにはいられない・・・けど、きっと心の中ではみんな憤りを感じてたんだろうね。少しの勇気と連帯が必要なんだと思う。最新記事はこちら
2007/05/11
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★ おしらせ ★N郎♪のメインブログは移転しました。最新記事はこちらから携帯用はこちら今後ともヨロシク!こちらのブログは楽天への文句ばっかり書いていて(笑)、ロクな更新をしていないにも関わらず、アクセス数もそんなに減らないし、新たにお気に入りに登録してくれたり、定期的に訪問してくれている人もいて、申し訳ないので、新ブログでの記事をリンクしておきます。以下は「方向性のある雑感」シリーズと題し、今月書いたを記事を集めたリンクなんだけれど、この「方向性のある雑感」は我ながらヒットなカテゴリーだと思う。(笑)●「おっかしい~んじゃない」という感情の方向性 ●「崩壊に向かう民主主義」は決してオーバーな歌詞ではない ●人は環境によって、テンションもメンタルも思考も異なるものとなる ●「進化」は外側からの刺激によってのみ引き起こされる ●動き続けるのが人らしい生き方なんじゃないかって ●時計の針を5分前に戻す方法・・・? ●銃乱射事件に思う「孤独」と「方向性」 ●ヒントは「昨日」に詰まっている ●気が付けば一週間 ●思考が活性化されているとき ●神経を逆撫でするようなこと ●誰もが一番興味のあること ●文化とは、自らで作るもの也。 ●方向性のある雑感 「N郎♪音汰。」最新記事はこちら
2007/04/26
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楽天に買収される以前からInfoseekを愛用していたことは以前書いた。音楽サイトについて、今でもInfoseekのホームページを利用している。で、先ほどInfoseekのホームページ管理画面にログインしようとしたら以下のような掲示が出ており、ログインできなかった。緊急メンテナンスのお知らせ楽天会員サービス(Infoseek) 緊急メンテナンス中のため、以下の作業を行うことができません。~メンテナンス内容:データベース緊急メンテナンス Infoseekよ、お前もか・・・「データベース緊急メンテナンス」とは、かなりヤバイんでないか・・・いつもながら続いている楽天ブログの最近の不具合(日付の表示がおかしくなったとか・・・)を半分笑いながら見ていたが、さすがに笑えなくなってきた。ブログに続き、Infoseekのサイトも見直さなければならないのか・・・4/22(日)のXデーに向かって、死の行進をしているように感じるのは俺だけではないだろう。追伸1)23:00にメンテナンスは終了すると告知が出ていたので、23:00過ぎにログインしようとすると、25:00まで2時間緊急メンテナンスが延長されていた。ホントにヤバイ状況なんではないかと思う。追伸2)延期された予定の25:00を過ぎて、25:30ごろになってもログインできず。あきらめて寝たのでいつ復旧したかは不明。フツウじゃない。追伸3)インフォシークの、メンテナンス終了アナウンスによると 25:55に終了したらしい。途中からの停止時間延長と2度目の停止時間アナウンスも守られなかったのに、事後のお詫びなし。この会社、ユーザーは眼中にないんだろうね。●リンク:Infoseek カスタマーサポート追伸4)4/22(日)はAM02:00からAM10:00までブログが停止する予定とのこと。停止時間の延長や再開後のトラブルも予想されるため、みなさま慌てないようにご注意を・・・と書いても知らないまま当日になって慌てる人も多いんだろうね。●リンク:楽天ブログスタッフblog 4/22(日)メンテナンスのお知らせ
2007/04/16
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おはようございます。昨日の記事で、楽天広場の楽天以外からのトラックバックを受付ける機能がヘンと書きました。●過去ログ:トラックバックの謎・・・楽天広場の(笑)FC2のブログに新たにゲキレンジャーの記事を投稿し、楽天広場にトラックバックしてみたところ、やっぱりNGでしたが、文字数を減らしたらやっぱりうまくいきました。ただし、今回は全角103文字ではなく、もう少しいけたため、もしかしたらタイトル文字数+内容の文字数で決まるのかもしれません(そこまでは未実験)で、まったく同じ記事を文字数を減らさず他のいくつかのブログにトラックバックしてみた結果が以下です。・ココログ 即反映○・Yahoo!ブログ 即反映○・ウェブリブログ 即反映○・livedoorブログ 反映されずやっぱり楽天広場のトラックバックを受付ける機能はヘン!!不便でしょうがないからこのヘンテコな仕様(もしくはバク)はなんとかして~。(もしも仕様として制約があるなら目立つところに明記しておくべき)ちなみに迷惑トラックバックで困っている楽天ユーザーの方は以下をご参照下さい。●過去ログ:迷惑トラックバック対策方法楽天広場がやっているという迷惑トラックバック対策より全然効果があります。楽天広場管理者ブログで「迷惑トラックバック対策しました」という記事に対して迷惑トラックバックがついているという(笑)、なんかこれが楽天広場提供側のXXX度を象徴してるんだろうな~。善良なユーザーがたくさん楽天ブログを使い続けているんだから改善してあげて~楽天ブログスタッフさんあと、楽天広場のトラックバックURLをコピーペーストする時、前後に一緒にコピーペーストされてしまう隠しタグのURL、あれもどうにからならないんでしょうか?他のブログを参考にすればいくらでも改善可能なはず。三木谷社長は楽天広場、使ってるんでしょうか???その点に関してはホリエは偉かった。
2007/04/16
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前回の記事でFC2ブログから楽天広場にトラックバックした場合、うまく反映されないことを書いた。記事によっては反映されることもある。で、自分のFC2の新ブログからトラックバックしても、このブログを含めて楽天広場には9割は反映されず、かなりトホホ・・・な状況が続いていたのだが、いろいろ実験してみて前進することが出来た。現在までの研究の成果(笑)を発表すると、こういうことになる。・楽天広場に対してトラックバックしようとする記事の本文の文字数が多いと失敗する確率が高い。ある記事について、本文の文字数を全角103文字までに減らすと成功する現象を発見。それより1文字でも多くなると反映されなくなる。増やした文字の内容は関係ないみたい。(そのため、トラックバックする時は本文の文字数を減らし、トラックバックが成功した後に本文の文字数を増やすという、ウラ技的な編集が必要となる(笑))・文字数が多くても、本文の内容によっては成功する場合がある。・トラックバックが失敗した記事は、楽天広場内の別のユーザーの記事に対しても失敗する。(これまでのところ100%失敗する)・トラックバックが成功した記事は、楽天広場内の別のユーザーの記事に対しても成功する確率が高い。とりあえずはこんなところだが、これらの事実から分析できることは、楽天広場について、楽天以外からのトラックバックを受け入れる機能・・・文字列を解釈するプログラムがかなりヘンなことをやっているのではないか・・・ということだ。迷惑トラックバック対策といいつつその実体はどういう仕様になっているのか興味があるが・・・まぁ、やっぱりおかしなことをやってるんだろう(笑)また分析が進んだらご報告するのでヨロシク!!(追伸)深夜にこの記事を投稿しようとしたら「メンテナンスのお知らせ」の画面になってしまい、せっかく書いた記事がパーになってしまった・・・トホホ(笑)●新・N郎♪音汰。営業中!(FC2)
2007/04/15
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(前回からの続き)3月は楽天広場提供側のトホホなやり方に目が点となった月でもあった(詳しくは過去ログをご参照下さい)。そのおかげで新たにブログを立ち上げたわけだが、楽天広場を使用した後、他のブログを使用して感じることは、楽天広場はブログとして必要な機能が足りていないんではないか?ということだ。■アクセス解析機能その一つにアクセス解析機能が挙げられる。ブログ友以外で自分のブログにアクセスしてくる人は一体何を目的としてアクセスしてくるのか?・・・これは記事を書く上でかなり重要な情報だと思う。例えばFC2の自分の新ブログでも、この楽天広場同様にいろいろな記事を投稿しているのだが、アクセス解析を見ていると、Googleなどの検索エンジンを使って「タイムレンジャー」というキーワードで検索し、アクセスしてくる例が圧倒的に多い。つまり新ブログの中では「タイムレンジャー」の記事が圧倒的に目についているということがわかるのだ。●新ブログ:未来戦隊タイムレンジャー考(2)●新ブログ:未来戦隊タイムレンジャー考(1)その一方、楽天広場ではこれまで167件の記事を投稿してきたが、その中のどの記事に対してアクセスがされているのか、さっぱりわからない。戦隊シリーズなのか円山町なのか金田一耕助なのかアントニオ・カルロス・ジョビンなのか・・・これでは書くほうも何が読まれているかを知らないまま、やみくもに書かざるおえない。自分の記事が人に読まれなくてもいいというのならともかく、ブログを使って表現をしたいという人にとっては楽天広場は機能不足だと思う。楽天広場も、楽天以外の無料アクセス解析ツールを使用し、HTMLに埋め込むことは可能だ。しかしそういった解析の方法は楽天広場のガイドとして紹介はされていないだろうし、実際にやっている人の割合はかなり少ないのではないかと思う。ある程度の思いつきと知識がないと難しいことは否めない。もちろん制限もある。オープンにしてはいないが自分はココログも使用している。楽天広場、FC2、ココログの3つのブログの中で、アクセス解析ツールが一番よく出来ていると思うのはココログだ。自分の書いた記事の中でどういった記事が読まれているのか・・そんな情報を知りたいという点ではココログを利用している人のほうが楽天広場を利用している人より圧倒的に有利なのだ。■下書き機能haruちゃんのコメントなどでもあったが、楽天広場には記事の一時保存機能がない。せっかく書いた記事がパーになってしまった経験は1度や2度ではないだろう。FC2ブログの場合、下書き機能があり、非公開のまま記事を保存することが出来る。楽天広場を主に使用していた時は記事がパーになるのを防ぐため、ローカルPCにテキストファイルを保存して記事の一時保存をしていたのだが(この記事もそうしている)、FC2を使用し始めてから、下書きはFC2に保存するようにした。そのため、FC2の新ブログには非公開で下書き状態の記事が複数保存されており、それらの記事はネットカフェなど、ネットがつながる場所ならいつでも継続編集が可能となっている。■トラックバックトラックバックについてだが、FC2の場合、迷惑トラックバック対策が楽天広場とは比較にならないほど細かい設定が可能だ。逆にトラックバックをしてみる場合だが、FC2の記事から楽天広場の自分の記事やブログ友達の記事にトラックバックしてみたところ、何故か全然反映されなかった。同じ記事のトラックバックを楽天広場以外のブログにしてみて上手くいっている例もある。恐らく楽天広場側の設定がイマイチなのではないか。他の人の例でFC2から楽天広場にトラックバックが上手くいっている例もあるため、FC2であっても自分のブログからは楽天広場にトラックバックできないのか・・・そう思っていたところ、先日別の記事で試してみたら上手くいった。つまり楽天広場側のトラックバックを受け入れる機能がダメダメということなのだ。楽天広場は全体で迷惑トラックバック対策をやっている関係で迷惑でないトラックバックもはじかれている例があるのではないかと推測する。これも結果的に、迷惑トラックバック対策が不十分な楽天広場の機能不足による弊害だと思う。■楽天広場のメリット楽天広場について、他のブログと比較して機能が不足していたり、運用上の停止期間があったり、強引な変更やトラブルの頻度もかなり多かったりと、マイナス要素が多いのは確かなことだ。キャプテンのライブの呑み会の席で、キャプテンのブログを見ようとしたけれど観れなかったというお客さんの意見があった。週末の運用停止期間中だったからなのだが、笑えない話だと思う。楽天広場の無茶な変更スケジュールのせいで機会を損失しているのだ。しかしこれまで挙げたデメリットの一方で楽天広場にはプラス要素もあることはある。まずは圧倒的なユーザー数の多さを挙げることが出来よう。しかし逆にこれは、楽天広場の機能不足やあしあと機能などの個性と相まって、楽天広場内での交流は多いが、楽天広場以外との交流が少ない要因の一つとなっているのではないかと思う。そこらへんはユーザー自身の課題でもあるかと思う。あとはサーバーのレスポンスがよいのはメリットだ。確かにレスポンスはよい。しかしこれはあくまでも予想だが、ブログの機能不足を解消するため、そのうち楽天広場は全面刷新をするのではないかと睨んでいる。いつのことになるかはわからないが、多分いつかやるだろう。これまでの例から、その時にはまた大混乱が起こると予想する。過去ログの資産を大事にしたいとか、楽天広場のやり方に振り回され、混乱したくないという人は、楽天以外のブログを試しに使ってみるなりして今から対策を練っていたほうがいいのではないかと思う。それによっていろいろ気付くこともあり、メリットは多いだろう。■まとめさて、実は3月は楽天広場のブログを開設してちょうど1年目の月であった。はじめたときは少なくとも10年は続けるだろうと思っていたが、まさか1年で他のブログに引越しせねばならなくなるとは思ってもみなかった。楽天広場の多くのブログ友や、定期的に訪問してくれる方もいるようなので、このブログはこれからも続くが、今月からメインは完全にFC2の新ブログのほうにしたいと思う。というわけで楽天広場で月末のごあいさつをするのも今回で終りとする。皆様、これまでこのブログにて大変お世話になり、ありがとうございました。こころより感謝いたします。今月からも引き続き新ブログにて、どうぞよろしくお願い致します。「N郎♪商店」を第2段階にパワーアップさせ、これまでのご恩は必ず還元させていただきます。N郎♪音汰。新ブログ新装オープンでも、ブログのノウハウその他必要な情報はこのブログにも載せていくよ(笑)
2007/04/05
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おそばせながら3月をふりかえて。3月は久しぶりにメチャクチャな月だった。まぁ簡単にいうと忙しくて生活リズムがメチャクチャだったということなのだが、実をいうと池袋にキャプテンのライブに行った日あたりなんか、かなり凄くて、1日のうちに予定されていることが3つも4つも重なったりと、いろいろなことが集中していた期間でもあった。仮にその中のどれかをやらなかったとしたら・・・多分後悔していただろう。後悔したくないという念がメチャクチャの結果になっているのかも(笑)■3月もっともインパクトを受けたブログ記事saruninkoさんのこの記事だ。●リンク:今までありがとうございましたm(_ _)m ショックだった。saruninkoさんは当ブログにも金田一耕助関連や東電OL殺人事件関連などでコメントを頂いていたのだが、かなり大変だったのだと思う。この記事には129ものコメントがついていて、多くの人がコメントを寄せており、saruninkoさんはその一つ一つに丁寧にお返事コメントを書いている。俺も彼女のシビアな状況に、なんてコメントしたらよいか考えてしまったのだが、「これまでありがとうございました」とか「また会いましょう」とかいうコメントは書きたくはなかった。なぜならばそれはシビアな状況に対する負けを認めてしまうことにつながるんじゃなかと思ったからだ。そんな俺のコメントに対し、saruninkoさんは次のようなお返事を返してくれた。>必ず、再開します。どうかそれまで、元気でいて下さいね。程度の差こそあれ、誰もがそれぞれシビアな状況を抱えているんだと思う。しかし状況がシビアであっても、「負けない!!」というスピリッツだけは譲れないと思うのだ。窮すれば通じるとか、窮鼠ネコを噛むとか、昔から火事場のクソ力的な不思議な力が人間には宿っている。だからけっしてあきらめないで、逆境をバネにして強くなって。逆境の中にいる人にはそう伝えたい。saruninkoさんからのメッセージに対し、こちらも誠実に応えねばならないと正直思った。(この話続く)
2007/04/01
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今年の正月のことだ。大晦日を実家で過ごし、0:00を過ぎて新年を迎えてからしばらくテレビを観ていたのだが、どこかの局でここ10年ぐらいのジャパニーズポップスのヒットチャートランキングを放送していた。ああ、この曲はそんな前なんだとか、この曲はこの年のヒット曲なんだとか思って観ていたのだが、観ているうちにだんだん「なんじゃこりゃ・・・」と思うようになってきた。・・・次から次へと出る歌出る歌みな同じようなラブソングなのにあきれかえったのだ。問題だらけのこの世の中、他に歌うべきことはないのかよ~。・・・別にラブソングを否定しているわけではない。出る歌出る歌全~部ラブソングという状況にうんざりしてしまったのだ。「愛してる」という歌詞は一体何曲で出てきたことだろう。結婚式なんかで歌われてるんだろうな~と思いながら、現実の世の中では何分に1回、離婚が発生していることか・・・「永遠の愛を誓う」なんて軽々しく言ったおかげでどれだけの人が不幸になったことだろう・・・(笑)。そんなことを漠然と思いながら、「愛してる」ほど軽くて信憑性のない言葉は、他にないのではなかろうか・・・そう思わずにはいられなかった(マジで笑)。男女間の「愛」なんて一瞬の輝きであり、消えてなくなる運命のもの・・・なんて歌詞のほうがよっぽどリアリティーがあって、誤った認識をはびこらせることなく、世のためになると思うのだが。「愛はかげろう~」とか、そんな歌は昔はあったよな。「愛してる」の超乱発を目の当たりにして、そもそも異性間での「愛」って何のことを指してるのよ??とか、「愛」の定義は??とか訊きたくなったが、まぁしかし、ラブソングは世界共通に存在していて、海外の歌でも「Love」ばっかりなんだから歌と「愛」との関係は人類共通のものなのかもしれない。しかしだ。海外のロックなどでは「Love & Peace」というスピリッツがあるのに対し、ジャパニーズポップスでは「Peace」の部分がまったく欠落していて「Love」しかないのだ。ホント信じられないくらい「Love」ばっかりで、おそるべきアンバランスといえよう。いかにも日本的な光景だと思う。・・・と、ジャパニーズポップスについてボロクソに書いたが、そんな俺でもラブを肯定する歌だって書くこともあるんだぜ・・・(笑)。というわけで、バラード集「ハート」以降に書いたラブソングをリンク。●MP3:言葉と想いと夜と朝との境界で
2007/03/30
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昨日の記事で書いたように、土曜日に古いカセットテープを引っ張り出してきて、久しぶりに1990年代に作った曲をいくつか聴き直し、バンドのメンバーに送るため、CD-Rに焼き直していたのだが、それらを聴いているうちに、自分で思っていたよりボーカルがよく録れていることに気付いた。後年になればなる程ボーカルの質は上がっていると思っていたのだが、今のボーカルの形式は10年ぐらい前に既に完成していたのかもしれない。いつか書こうと思っていたが、このブログの頭に掲載されているキーボードの写真は、自分が長年愛用してきたKORG社のミュージックワークステーション(まぁ、一般的言うシンセサイザーなのだが)のi3というマシンの写真だ。1990年代の自作曲の数々はこの愛機とともに生み出してきた。バラード集「ハート」のバッキングもすべてこのマシンで作成し、限りなく思いが込められているマシンだ。残念ながら現在はディスプレイや音源が故障しており、パソコンのシーケンサーソフトと連動させ、鍵盤だけの機能を使っている。古いマシンなので、修理は既に不能だ。i3を使用する以前はアコースティックギターやバンド仲間とバンドの音でバッキングを作成していたのだが、この優れもののおかげで音楽的表現の幅が劇的に広がった。冒頭に書いたボーカルの話とも関連するのだが、このi3を使い始めた初期のころ、アレンジを含めてゼロから作った曲が次の曲だ。●MP3音源リンク:神よ・・・ (1993-1995?)かなり観念的な詞だ。しかし観念的な詞の中でも、1番出来がいいのではないかとあらためて思わされた。1993年か1994年に書いた詞だと思う。i3でバッキングを作成し、カセットテープのMTRを使用してボーカルを録音した。ボーカルを録音した場所はさいたま芸術劇場の練習室ではないかと思う。1995年ぐらいか??マスターはDATにトラックダウンしたはずだが、DATの再生機が今動くかどうかはわからない。上のMP3はたまたま聞いたカセットテープからおこしたものだ。
2007/03/25
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土曜日はバンドのリハーサル日。戸田公園のリハーサルスタジオに行く前、新大宮バイパス沿いのファミレスでキャプテンと待ち合わせ、バンドの話など情報交換をする。バンドを続けていくうえでの諸々のことやライブハウスの場所選定など、話は尽きず。ライブの情報、キャプテンありがとう!!で、ファミレスからこちらの車に場所を移し、自作曲や昔のバンドのライブ録音などキャプテンに聴いてもらう。今日のリハーサルでは、前回のライブでリクエストのあった昔の曲をいくつか復活させようということで、昔のカセットテープの山のなかからいくつか適当にピックアップして持ってくる。車の中で10年ぐらい前に録音されたそれらを聴きながら、スゲーなーと思い、愕然とする。下の音源リンクは1996年、入間市で行われたロックフェスティバルに参加した時のライブの模様。●MP3音源リンク:ロックの力(1996.8 入間市産業文化センター) この時のライブをたまたま聴き直してみて、上の曲以外もいろいろスゲーことやってることを知り、ライブの模様を全曲CD-Rにでも焼き直そうと思う。CD-Rを欲しい方には実費で郵送しますので、ご連絡下さい。キャプテンと別れた後、新大宮バイパスを南下して戸田公園のスタジオへ。2月のライブで演奏した曲を合わせつつ、新しい曲(昔の曲)も少しセッションしてみる。それらの新曲はCD-Rに焼いてメンバーに郵送することにし、次回のセッションで本格的に練習することとする。リハーサルの後のミーティーング。ローズちゃんなどから質問のきている、気になる次のライブ日程だが、6月か7月にはやれるのではないかと思う。場所はキャプテンからビラをもらった上野公園の水上音楽堂が有力候補。野外だし、上野という都内で交通の便がよいところがポイントが高い。他の場所の候補もあり。日程と場所が正式決定したら当ブログでも告知するので、ヨロシク!!
2007/03/24
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N郎♪音汰。本日は夕方から、JR武蔵野線を乗り継いで千葉へと向かう。南船橋から乗り換えたJR京葉線の車窓、幕張のビル街を横目にしながら「千葉なんて来るのはホント久しぶりだよな~」と思った。そう思いながら、「ああ、しまった!(千葉に住んでるバンドのベースの)さとしにも声をかけるんだった!」とその時気付いた。まっきーちゃんのライブがはじまるまで、あと20分ぐらいしかなく断念。まぁ、単独行動もいいか。「ライブに間に合うかな~」そう思いながらJR京葉線・千葉みなと駅に着き、人の流れに任せてモノレールの改札へ。しかしモノレールの出発時刻まで6分もあるので、乗るのをやめてモノレールの路線にそって歩く(走る)ことにした。初めてきた街で、目的地に到達するまでの地理的直感と方向感覚、そして判断力には我ながら素晴らしいと思った(笑)。だてに街をうんちくしているわけではない。それにしても千葉の街はモノレールも整備されていて、道路も広くて感心。都市整備に関しては、某さいたま市よりも千葉市のほうが断然進んでいる印象を受けた。さいたま市のモノレール計画はどうなったのか?・・・・そう思いながら、まぁ、千葉のような臨海都市と違って、内陸部でかつ戦中の空襲もほとんどなかった浦和や大宮のようなところでは厳しいものがあるのかな・・・とも思った。そんなこんな状況判断した甲斐あって、まっきーちゃんの出演前にライブ会場に到着することができた。会場に着いた時には、一つ前の出演者(シラベさん)がアコースティックギター片手に歌っていた。通路には次の出番を待っているような女性がいた。あれがまっきーちゃん??ブログの写真よりかわいいじゃん(笑)。そう思いながらそ知らぬ顔で一番後ろの席に身を置く。それにしてもこのライブスペース、いい感じだ。閉じられたライブハウスより、今回の会場のように、呑み食いを中心としたオープンスペースのほうが気軽に音楽を聴けていいかもしれない。呑み食いの料金としてミニマム1000円がかかるだけでチケットがないところがいい。この場所、気に入った。そんなこんな思っているうちにまっきーちゃんの出番がやってきた。しゃべりから始まったのだが、その声のよさにまずサプライズ(その1)。そしてしゃべりがうまいのにサプライズ(その2)。しゃべりを聞いて「おお~!!プロじゃん!!」と思った。歌が始まり、ボーカルのよさにサプライズ(その3)。シャウト部でのボーカルの伸びが実に素晴らしく、きれいにビブラートがかかったボーカルに「実力派じゃん!!」と感心。ボーカルにうるさいN郎♪も満足。聴いたことのない方のために、まっきーちゃんのボーカルをわかりやすくたとえると、奥井香的なボーカルをさらに上手くしたようなボーカルというべきか。カラオケライブながらボーカルに集中しているそのパフォーマンスは様になっていて、特に曲を歌い終わった瞬間のこぼれるような笑顔が素晴らしかった。本人はムチャクチャ緊張していたとのことだが、見ているほうは全然気づかず。プロフェッショナルだと思う。まっきーちゃんのライブパフォーマンスを観ながら、迷いもあったがわざわざ千葉まできて正解、と実感。MCでは亡くなられたご両親のこと、普段のバンドのことなど話していたが、本日それまで歌った曲が「男目線の詞」と話していたことに「おや?」と思った。つまり詞や曲はまっきーちゃんが書いているわけではないということなのだが、なるほど、そうであるなら是非自分の言葉で詞を書き、曲を作って歌うべきだと思った。まっきーちゃんの出演で本日のライブは終了となり、パブとなった会場でまっきーちゃんに声をかける。で、実際にまっきーちゃんと話してみて、そのキャラクターのおもしろさにサプライズ(その4)(笑)。普段話す声も響いていて、屈託のない話しに止まる様子はまったくなく(笑)、明るさ満点の素晴らしいキャラクターだった。一緒にいたメイト音楽学院の奥さん(通称)は、長年まっきーちゃんのライブを観にきてくれているとのことで、有り難い話だと思うのだが、これもまっきーちゃんのキャラクターあってのことだと思う。本日の他の出演者の方にも姉御のように気さくに声をかけ、おかげでこちらもほかの出演者の方と話をする機会も出来た。そんなこんなで短い時間ながら満足して会場を後にすることが出来た。余談ながら、今回千葉まで足を運んだのは、まっきーちゃんのライブパフォーマンスに興味があったことに加え、カラオケスタイルのライブは聴く側としてどういった印象を受るだろう?ということもあった。バンド形式ではなく、一人でライブをやる人は、アコースティックギターやピアノで伴奏を行うことが多いのだが、もちろんカラオケよりも、それらの生演奏の方がライブにはふさわしいのだろう。が、今回のようなカラオケもありかな~とも思う。ボーカリストがピアノやギターの演奏が出来ないからといって、ボーカルリストとしての表現活動をやれないのはもったいないことだと思う。まっきーちゃんのように、歌いたくて歌いたくてしょうがないという人にはなおさらなことだろう。自分もかつてボーカル研究所で歌を歌っていたときはもっぱら自作の打ち込みバッキングカラオケを使用していた。カラオケの中身を、例えばドラムパートをパーカッションに変えてみるとか工夫すれば、より違和感がなくライブが出来るようになるのかもしれない。まぁ、いずれにしてもボーカリストがボーカリストとして制約なくライブを出来る形式はそれぞれで模索していく必要があるのだろう。バンドはもちろん楽しいが、複数人で一緒にやるがゆえに制約が多いのも事実だ。理想的な音楽表現スタイルを人それぞれ追求していくべきなのだと思う。そんなこんなで、表現活動を考えるうえで、今夜はなかなか示唆に富んだ夜となった。まっきーちゃんお疲れさま!!&ありがとう!!奥さん(通称)にもよろしく!!●リンク:まっきー’s room /カラオケ巡業追伸)昨日のライブの模様は5番目の出演者シラベさんのブログでも紹介されています。●リンク:シラベのうた/3/21 @千葉Jump up「突き抜ける高音は、かなりすごかったです。」と、まっきーボーカルを絶賛(笑)
2007/03/21
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日曜日は休日だったが仕事に行き、その合間をぬってキャプテンのライブに行ってきた。場所は池袋。池袋駅の人ごみを敬遠し、地下鉄有楽町線の東池袋駅からライブハウスへと向かった。このコースは正解だったと思う。すんなりライブハウスまで行くことが出来た。渋谷や新宿のライブハウスは知っているところが多いのだが、池袋へライブを観にいくのは今回が初めて。東急ハンズの裏の通りでライブハウス「ADM」の看板は簡単に見つけることができた。入り口に入ろうとしたところ「REST \・・・」と料金表が掲示されていたので、おや?と思い、よく見て見るとそこはラブホテルだった(笑)。ライブハウスの入り口は隣の建物にあったのだが、さすがボーダレスタウン・池袋(笑)。この街は渋谷や新宿と違ってラブホテルなど、他の街では区分けされているような施設が、街の普通の店と混在して存在しているのだ。思い直して隣の建物の入り口から入り、階段を下りていくと、カベには売り物の服がいくつもぶら下がっていた。またしても違うのか?と思ったが、そこで間違いなかった。ライブハウスのある地下にはブティックもあったのだ。ライブハウスの受付で名前を言ってチケットを受取ると、なんと料金は想定外の格安料金。この間の北浦和でのライブもそうだったのだが、キーンのライブチケットのスペシャル・プライスにはホントに感謝。バンドのみなさんありがとう!!今日のライブは4バンド出演し、キャプテンのバンドは2番目。最初のバンドはロカビリー風の3人編成バンドで、ドラム上手い!と思ったのだが、ベース兼ボーカルの人のボーカル(発声)が・・・。ボーカルにうるさいN郎♪としては彼にはボーカリストとして正しい発声方法を是非学んで欲しいと思った。逆に言うとボーカルがボーカルとしての発声をしっかりすれば、このバンドはもうひとつレベルアップするだろう。MCのバックでBGMとしてギターを弾いていたこと、最後から2番目のロックンロール、ライブの終わり方がよかった。あと、トップバッターとして後続のバンドでも盛り上がってくれ!!というMCには好感が持てた。3番目のバンドはこれも3人編成で、最初の曲がかなりイケていた。グランジっぽく、なかなかいい感じのノリに思わずピョンピョンと飛び跳ねた(笑)。後続の曲については一つ一つの曲を識別できなかったが、彼らの課題は曲のバラエティーを増やすことだろうか。最期のバンドは怪しく奇抜な化粧をしたルックスからビジュアル系かと思いきや、気合の入った演奏、そしてデス・メタルもしくはスラッシュ・メタルというべきロックの音楽的パフォーマンスはかなりよかった。ギターもボーカルも頭を上下に激しく振り、最前列の客も一緒に振り、疲れるだろうな~と思って観ていたのだが、「変なバラード」と紹介された曲の音楽的なメリハリは実に素晴らしく、その音楽的パフォーマンスにグイグイ引き込まれ、こちらも自然に前のめりにノッていた。ただ、このバンドはコアなファンはいたのだが、この日一番お客さんが少なかったようで、コアなビジュアルとコアな演奏に、逃げ出すように出て行ったお客さんもいた。ロックとして演奏がよかっただけに、音楽的なよさと客の数とのアンバランスさが考えさせられるバンドでもあった。アンケート用紙に書かれている文を見て、こいつら真剣に活動してんだな~と思った。この姿勢、見習うべきだろう。音楽的なよさはその姿勢から生まれていると思う。さて、2番目に登場したキャプテンのバンド・キーンだが、やはり前回のライブと同様、MCで場をなごませ、ギターはまさにギターヒーロー的スタイルで魅せてくれて、今回はさらに音がいい。ギターパフォーマンスもサービス満点でキャラクター最高(笑)。ベースは楽しそうに演奏していたし、ドラムはオチャメなスティックを回すパフォーマンスで注目を集めていた。途中のMCでバンドメンバーの平均年齢がXX歳となる紹介があったが、それでもなおロックバンドをやり続けているというのがなんといってもこのバンドの一番の売りだろう。人生における音楽シーンはまさにこれからがクライマックスではないかと思う。お客さんもこの日一番の入りで、北は北海道、西は大阪からこの日のライブのために駆けつけてくれたという。凄いことだと思う。MCの中で明日がキャプテンが専門学校の卒業式を控えていること、そして衝撃の活動休止宣言が出された。各自プレイを磨くとのことだ。「負けない、あんな奴には絶対に負けはしない」そう歌うキャプテンの歌は、お客さんも、演奏しているバンドのメンバーも、誰もが困難な状況をそれぞれに抱えているであろう中、不屈の精神として響くものがあったのではないかと思う。で、とりあえず最期の曲が終わり、アンコールに入る・・・のだが、アンコールの拍手がはじまらない中、キャプテンの無理やりアンコールの拍手を求めるしゃべりにはかなり笑わせてもらった。そして無理やり拍手がはじまり、その後のキャプテンの「まさかアンコールがかかるとは思いませんでした」という、とぼけたMCには大爆笑。ウケを狙って言っているのか、自然に言っているのかわからないところがキャプテンのスゴイところだ(笑)。演奏が終わる最期の最期のところで、ドラマーは投げたステッィクを落としてしまい、どうするんだろうと思ってハラハラ見ていると、すかさず別のところからスティックを取り出した。さすが(笑)準備万端、危機管理が出来ている。演奏が終了すると、キャンディーズの「微笑みがえし」が流れ、バンド休止を演出してくれた。ギターの方の誘いで、ライブ後の打ち上げにも参加させてもらった。バンド休止の理由に興味があったのだが、まぁいろいろあるんだろうけど、同じくバンドをやっている身としては・・・わかる。でも、せっかくバンドをやっているのに休止するっていうのはもったいないことだとも思う。煮詰まっている部分があるのであれば、ライブハウス以外の場所でライブをやってみるとか、曲をガラリと変えてみるとか、リフレッシュ方法がいくらでもあるんではないかと思うのだ。なんといってもバンドは音を合わせるのが楽しいんだし、その原点に立ち返り、純粋に音楽を楽しんでみてはどうかと思う。呑み会の席でレッド・ホット・チリ・ペッパーズの名前が出たが、ミクスチャー系に取り組んでみてもおもしろいのではと思った。客として言わせてもらうと、バンドのライブに行くということをきっかけとして、普段行かない街に行ってみるのが楽しかったり、呑み会に参加するのが楽しかったり、ライブ自体にプラスして、その周辺の付加価値がまた魅力なのだ。とりあえずキャプテン、そしてバンドの皆さん、お客さん、日曜の夜はお疲れさまでした!●リンク:KEEN ホームページ
2007/03/18
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ブログの醍醐味はなんといってもトラックバックにあると思う。自分の意志で気に入った他者のブログにリンクが張れるなんて、考えた人はスゴイ。昔はそんな素晴らしいものはなかったもの。しかしこのトラックバック、そのスゴさゆえに悪用され、アダルトサイトへ誘導する迷惑宣伝トラックバックが乱発されて、辟易している人も多いことだろう。せっかくブログをやっているのに、自ブログへのトラックバックをなくしてしまうのは残念至極。この楽天ブログでもここ1、2ヶ月そんな迷惑トラックバックが激増かつ急増し、一晩ほっとくと20件ぐらいの迷惑トラックバックがついたりするようになった。迷惑トラックバックは削除すれば消せるものの、自分が知らぬ間にそんな醜態がさらされているなんて、特に女性のブロガーにとっては許せないことだと思うし、削除する作業も気が滅入る。楽天ブログスタッフのブログに、迷惑トラックバック対策をほどこしたというような記事が掲載されていたので、どんなものかと思いながらその日投稿したのだが、皮肉なことにその記事には過去最高の件数の迷惑トラックバックがついた(笑)例によって前フリが長いが(笑)、有効な対策方法があった。楽天ブログをやられている王道名なしさんのこの記事を参考にやってみた。●リンク:王道名なしさん/「index.html」を拒否設定した楽天ブログの場合、具体的にはこんな感じで設定する。1.ブログ管理画面に入る。2.左端に表示されているMyメニューの 「ページの設定」 の中から 「日記」 を選択する。3.表示された画面で 「日記/記事の基本設定」 のタブを選択する(選択しなくても最初に表示されている)4.このページの中の 「トラックバック」 の項目の中に、 「トラックバック拒否リスト」 という項目がある。その 「禁止するURL」 のテキストボックスの一つに単純に index.html とだけ入力する。5.画面一番下の「◎設定を変更する」を押して、登録完了。この単純な設定だけで、うちのブログの迷惑トラックバックのうち、エロサイト系のものはゼロとなった。index.htmlというのはサイトのトップに設定されるファイル名で、URLの欄に表示されることはないが、http://www.(なんとか)/ と指定した場合、そのファイルが最初に表示されることとなっている。ゆえにブログの記事ではなく、どこかのあやしいサイトへ誘導しようというトラックバックに対しては有効だ。・・・というわけで、トラックバックを禁止されている方、是非この対策を施し、復活させてみて下さい。だって、「これは!!」という記事にトラックバックが出来ないなんて、悲しいじゃないですか・・・・完全な対策ではないですが、かなり撃退できると思いますよ。これで漏れて来る迷惑トラックバックに対しては、個別に拒否設定をすればいいでしょう。●新「N郎♪音汰。」を宜しく!!追伸)やはり楽天ブログスタッフの方でやっている迷惑トラックバック対策はうまく機能していないようです。昨日投稿された他の方のブログを見て確認しました。迷惑トラックバックをしてくる側のURLが一様ではないからだと思いますが、楽天ブログスタッフの対策が役立たずというのであれば、上に挙げたような方法で自衛する以外にないと思います。
2007/03/11
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楽天ブログのスタッフブログをさかのぼってよく読んでみると、1月の管理者画面の変更や、先日の「おすすめリンク」が始まる告知など、変更開始日の2日ぐらい前に掲示されていることがわかった。(管理者画面ログイン時にいきなり出てきた例の画面の画像もあるので、興味のある方は見てみて下さい。●リンク:楽天スタッフブログ 03月02日・・・やはりどこにも管理者画面への行き方が書いていない(笑)。承諾の可否を求めるクリックの、あのアンバランスな表示が最高に笑えます。「突然見慣れない画面が表示されますが、びっくりしないでね」って書いているけれど、だったら最初からびっくりさせるようなもの出すなって(笑)。ついでに言うと、多分これは金曜の夜に掲示されたのだと思うが、土~日の深夜メンテナンスもあるんだから、直前すぎるって。)告知を出しても実質的にユーザーに周知されなかったこと、その内容がよく理解されなかったこと、あとは、やはりやり方・変更内容が感覚的にズレまくっていたことが大不評の原因なのだろう。スタッフブログを読んでいて思ったのだが、彼らの感覚では、楽天ブログのユーザーは楽天のポイントをためることが最上の喜びであると思っているように見える。・・・・ブログを書いている人たちがブログを書くという行為に対して一体何を求めているのか? 楽天のポイントをためることをブログの目的にしている人もいるのだろうが、そんなことよりもブログを使って表現活動をしたいとか、ネットワークを広げたいとか、日ごろ感じていることを他者と共有したいとか、同じ趣味の人とブログを通して会話したいだとか、心の中で思っていることを吐露したいだとか・・・物質的なことよりも、そんな生き方的とか、メンタル的なことのほうがブログを書いている目的として挙げる人が多いのではないだろうか。この楽天広場でブログを書いている人であっても。まぁ、しかし楽天が提供しているブログなのだから、物質的な楽天ポイントを優先させるという特色を出すのは、それはそれで理解は出来る。それゆえにこのブログでは、いまだに行間の設定も出来なければ、スタイルシートの設定も出来ないままなのだろう。要望を挙げる人が少ないこともあるのだろうが、楽天にそんな要望を挙げる前に、他のブログに移るとか、最初から楽天を選択しないとか、そんなことなんだと思う。前フリが長かった。結論を言うと、安易に infoseekブランドを信用し、楽天のブログを表現の場に選んでしまった俺自身が間違っていた。まぁ、しかし楽天ブログ提供側の、目が点になるようななやり方は、自分自身の選択を修正すべしと気づかせてくれたという点で、よかったことだと思う。楽天ブログ提供側に感謝(笑)。そして何よりも、このブログを通じ、たくさんの素敵な方たち・ブログ仲間とお知り合いになれたことは、あながち楽天を選んだことが間違いではなかったことを示しているのかもしれない。これについては楽天、グッドたよ(笑)・・・さて、TBS株取得に関連した話など引き続き楽天について書こうと思っていたのだが、楽天のために自分の時間を割くのはもったいなく、興味は既に次のブログに移っている。ざっと他のブログ評を見てみて、とりあえずFC2ブログを選んでみた。●リンク:New N郎♪音汰。(FC2ブログ)FC2ブログで管理者画面などを操作してみて感じたことは、スタイルシートやテンプレートの設定編集が、HTMLやCSSなどの記述で出来ることが何より嬉しかった。上にリンクしたブログはFC2の出来合いのテンプレートを使用し、画像や文字色を変更したものだ。この楽天ブログの「N郎♪音汰。」と同じような色使いや写真にもかかわらず、かなり洗練されて見えるように思う。これからいろいろと何が出来るのか試していこう。・・・で、この楽天ブログはどうなるのか?直ぐに更新をやめる予定は今のところはない。N郎♪がやめても、これからも楽天ブログを使い続けていく人が多いだろうから、1年近く楽天ブログを使用してきて培ったノウハウ(例によって行間の設定方法など)や気づいたことなど、置き土産としてちょっとまとめて書いていこうと思っている。あと皆様のブログ更新も楽しみだし(笑)
2007/03/10
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ちょうど今から10年前の1997年3月8日土曜日の深夜、渋谷・円山町で一人の女性が亡くなった。10年目の命日となる今日、亡くなった彼女のために花をささげようと思い、夜、渋谷の街へと向かった。地下鉄に乗る前、花屋さんで花を買っていったのだが、彼女のためにわざわざ花を買っている自分に対して、どこか複雑な心境であった。会ったこともなければ、顔もよくは知らない彼女だ。渋谷の街は夜も遅いというのに相変わらずいつもの渋谷の街だった。道玄坂を上りながら、10年前、自分は何してたっけ・・・ずっと考えていた。よくは思い出せない。仕事のため渋谷に毎日通っていた時期もあったが、その事件から2、3年経っていたと思う。もし彼女が死なずに生きていたとしたら・・・四十代も終わりを迎えていたことだろう。これだけ有名にもならなかったに違いないし、人の記憶に残ることもなかったかもしれない。百軒店の通りに入っていくと何人かの呼び込みがいた。今夜はいつもより人が多いように思う。こんな時間に歩いたのことがないからそう思うのかもしれない。道玄坂地蔵にはいつもより多く献花されているだろうか・・・・そうかもしれないし、そうでないかもしれない・・・そんなことを思いながら、ホテル街の坂を下り、円山町に入ってまたホテル街の坂を上っていった。道玄坂地蔵はいつもの道玄坂地蔵のままだった。お菓子とお酒が捧げられいたのが目につく程度で、特に献花が多いとか、そんなことはなさそうだった。10年も経ってしまえば、命日に献花をしにくる人もほとんどいないのかもしれない。かくいう俺も、半年前に本を読んでからしばらくの間は強烈に頭に残りつづけていたのだが、慌しい日常を繰り返しているうちに、ほとんど考えることもなくなった。この街を彼女が歩いていたなんていう記憶は風化され、そしていつか誰も彼女のことを思い出さなくなるのだろう。当時あれだけ騒がれたにもかかわらず。・・・家族以外は。事件現場のアパートの方はどうかと思い、円山町の坂を下って神泉駅へと向かった。何一つ変わった様子もなく、アパートはいまだに静かにたたずんでいる。人が普通に生活している場所だ。神泉駅のトンネルも同じように平穏な日常の中でたたずんでいた。道玄坂地蔵に戻ってみると、先ほどのお菓子とお酒がなくなっていたのが少し気になった。花を添え、静かに彼女の冥福を祈った。彼女だけではなく、かつて花街として隆盛を極めていたころの人の歴史を考えざるおえなかった。円山町は円山町のまま。夜中のほうが人が多いようで、腕を組み歩くカップルが多かった。しかし他のホテル街とちがってどこか温かみがあるような街の気がしてならない。事件は風化し、忘れ去られたような10年目の命日。しかし不当逮捕されたままのゴビンダは今なお抑留中だ。彼にとってみれば、日本社会によって自由を奪われ、家族と引き裂かれ、人生を台無しにされている状態で10年目なのだ。事件は忘れさられても、その事件で不当逮捕されたままの人がいるということを忘れてはいけない。当時あれだけ騒いだマスコミはそのことを報道する義務があると思う。●リンク:無実のゴビンダさんを支える会/不当逮捕から10年 再審請求から2年/3-24無実のゴビンダさん支援集会/2007 渋谷の街を後にする時、これから10年あとも、渋谷は渋谷としてごちゃごちゃしたまま煩雑な光景でいるんだろうな・・・そう思った。もちろん再開発は進んでいくだろう。しかし、渋谷の光景はきっと10年後も渋谷の光景のままなんだろうなと思う。10年後、自分はどこで何をしているのだろうか。少なくとも今よりは10年歳をとっていることは間違いない。10年前のこの日、渋谷に花を捧げにきたことを思い出すのだろうか・・・多分思い出すことはないだろう。しかしそれはそれでいいのかもしれない。●自ブログ:渋谷・円山町●自ブログ:きっかけ●自ブログ:佐野眞一『東電OL殺人事件』(1)●自ブログ:佐野眞一『東電OL殺人事件』(2)●自ブログ:佐野眞一『東電OL殺人事件』(3)●自ブログ:別冊宝島 『昭和・平成日本「怪死」事件史』(1)
2007/03/08
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楽天に絡むゴタゴタと言えばTBS株取得問題などマスコミを賑わしたものがいくつか思い浮かぶが、昨年のはじめに話題となったポイント取得キャンペーンにともなうトラブルもその中の一つだ。当時のトラブルの概要は以下のサイトを参照していただきたい。●リンク:楽天ポイント問題、大手新聞でも掲載始まる一方で対応の混乱続く上に挙げたサイトでも指摘されているように、楽天という会社は、ガイドラインやマニュアルが存在しているとは思えないなど、危機管理がまるでなっていない。個人情報保護法など法令の遵守もしっかりとされてはいないようだ。その結果、多くのユーザーに無用な迷惑をかけるという、楽天ブログで毎回毎回やっているのと同じようなことをこれまでも繰り返している。また、楽天証券株式会社についてはシステムトラブルで東京証券取引所から処分も受けている。●リンク:東京証券取引所/楽天証券株式会社に対する処分について東京証券取引所は楽天証券のシステムについて次のように指摘している。「システムに脆弱な部分が存在している中でシステムテストを十分に行うことのないまま新商品を追加したことに起因して、再度レスポンスの悪化や注文の受託停止を伴うシステム障害を発生させており・・・」これはまさに今なお楽天ブログで毎回毎回同じように繰り返しやっていることではないか・・・・・(頭がいたくなってきた)。この会社はきっとこれからもそうなのだろう。苦い経験から確信犯的に何も学んでいないと判断してよいと思う。体質だと思う。恐らく楽天という会社は、人の迷惑も顧みずがむしゃらに走り続けなければどうにもならない会社なのだと思う。しかしその一方で社長の三木谷氏は億単位のポケットマネーでサッカーチームの赤字を補てんするなど、潤沢な資金に恵まれているようだ。楽天ブログの「おすすめリンク」に仕方なく加入させられ、自分のブログにサラ金の広告を出しているユーザーがいる一方でだ。そのやり方を「浅ましい」と表現された方がいたが、確かにそうだと思う。さて、ブログの移転先を探して、ネットをいろいろ見ていたのだが、「楽天広場」に対するこんな評価を見つけた。●リンク:【ブログの比較】 楽天広場ってどうなのよ?(第3版)書かれていることはよく当たっていると思う。この中の文章を読んで、「楽天って嫌われてるんだな~」とつくづく思った。まぁ、やってきたことがやってきたことだけに、仕方がないというべきか・・・・。
2007/03/06
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楽天ブログを辞めて他のブログに乗り換えることは「決定!!」だが、楽天ブログを提供している側のペースに、自分のペースを合わせるのはナンセンス極まりないので、乗り換は今直ぐというわけではない。他のブログでよいところを見つけ、移行の準備が整うまではこのブログは続くこととなる。移転する際は移転先をリンクして置くので宜しく!!で、そもそも俺がなんで楽天ブログを選んだのか?もともとはまだ Google がなかったころ、Yahoo! よりも infoseek が好きで、infoseek 系のホームページなどをよく利用していた。infoseek のサービスについては見た目は質素だが機能性の高さが気に入っていた。いつの間にか infoseek が楽天のモノとなり、ブログを選択する際も infoseek 系=楽天ブログを選んだという経緯だ。そのため、楽天自体にプラスのイメージがあって選んだというわけではない。が、楽天ブログも管理機能などはよく出来てるって評価している。また、ブログ仲間を増やすにはいいブログだとも思う。イタイのは行間の設定が出来ないことと、アマゾン・コムなど他のネット商業サイトにリンクが出来ないことか。しかしさすがに今回のやり方には引いた。品がなさ過ぎ。新サービス自体の良し悪しとは別問題として、ユーザーへの同意方法が、とてもまともな会社のやることとは思えない。管理画面へ進めず、「同意する」と「同意しない」をあれだけバランスを欠いて表示させていたというのは、ほとんど詐欺のレベルと言っていいと思う。仕方なく「同意」させられてしまったと感じている方は後味が悪いことだろう。前回の記事にいただいたコメントを読むと、やはり仕方なく「同意」したとか、知らぬ間に「同意」したとかいうコメントが多い。「同意」を求める行為自体にこんなのはありえないと思う。普通、何らからの契約なりに「同意」する場合、そこに書かれていることをよく理解し、納得しない限り「同意」はありえず、特に詐欺まがい商法があふれているネット上では、自分の意志とは無関係なところで突然「同意」を求められる画面が出てきたとしたら、デフォルトで「同意しない」を選ぶか、引き返すのが正しい選択だ。しかし自分のブログの管理画面には行かねばならず、引き返すことは出来ない。一刻も早く管理画面に行こうとした時、突然足止めを食らって、ローズちゃんと同じく俺も「時間もったいない~」とイライラ。これまでのやり方を見ても、楽天ブログを提供している側は基本的にそういった配慮は二の次なんだろうな~と思う。無神経というより確信犯というべきか。管理画面へ入る前に新しいサービスを全ユーザーに周知したいのであれば、「管理画面へ進む」と「新しいサービスの内容を見る」の二つの選択肢だけ表示すれば充分。「新しいサービスの内容を見る」画面で、「同意する」「同意しない」の意志決定がされるまで、管理画面へ入る前にその分岐画面を出せばいいと思う。しかし、そんな常識的なことをやれないところが、楽天という会社の体質を象徴しているんだろうな~と思う。これまでのやり方を見ても、実際にシステムを守っている人たちには誠意があるように思えるのだが、どうも方針を決めている人間が強引に思え、ユーザーから非難されようが何しようが、強引にその方針を広げていっているように感じられる。例えば「ユーザーから非難が来ると思います!」という意見があったとしても、「あのな~そんなこといちいち考えているヒマがあるならノルマを果たせ!!ボランティアでやってんじゃねぇ~んだぞ!!」な~んて感じ。もちろん見たわけではないが(笑)こんなことをユーザーが感じ取ってしまうということ自体が、楽天という会社のイタイところだ。以前なんかの雑誌で楽天のシステム担当者の苦労話を読んだことがある。曰く、社長の早急な意思決定に従わざるおえず、毎日夜中まで大変な思いをしてシステムを扱っているというようなことが書いてあった気がする。サッカーファンであるなら、楽天社長がヴィッセル神戸のオーナーになってからのゴタゴタ劇を思い出すことだろう。わずか1年半で監督が5人も交代するなど・・・あ・り・え・な・い。その挙句、ヴィッセル神戸は2部に落ちることとなった。今は一部に戻っているが、そのありえない話は動かしようのない事実だ。確かにスピードは大切だ。しかしスピード違反をして車線変更を繰り返している車が、周囲のドライバーの怒りを買い、顰蹙のまなざしを受けているということも忘れてはならない。ライブドアのように命取りとなるような大事故を起こさねばいいが・・・・というよりも、少なくとも巻き添えを食って、こちらも信用をなくす前にブログの引っ越し準備はすすめておこうと思う。●関連記事:楽天、最悪。
2007/03/05
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本日楽天ブログ管理画面へアクセスしようとしたところ、いきなり意味不明の宣伝画面が出てきた。ありえない。しかも通常の管理画面へアクセスするための方法がわからない。ありえない。バカでかいバナーをクリックしてわけのわからないものに加入(同意??)しないと先へ進めないようで、よくよく画面を探してみると、とっても小さく加入しないで先へ進むリンクがあった。これまでリンクスへの勝手な強制参加以外、突然の変更は許容範囲であったが、今回は本当にありえない。やり方がほとんど詐欺まがい商法的な強制加入(同意??)ではないか。このようなユーザーをバカにしたようなやり方が楽天のそもそもの姿勢なんだろうし、そしてこれからもその姿勢は変わることがなく、詐欺まがい的なウザイ変更につき合わされ、きっと個人情報なんてものもこんな感じで扱われてるんだろうな~なんてことを考えたとき、マジでブログを変更しようと思う。引越し先はこれから探すよ、楽天、最低最悪。多分この会社は落ちていくんだろうな・・・・●関連リンク:(管理画面変更のときのバタバタ関連記事)
2007/03/04
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■このごろ・・・このごろちょっと生活習慣がNG。やろううと思っていること、やらなければならないことがどんどん手付かずのまま先送りになっているような状態。もちろんやることが多いとか、単純に時間が少ないとか、疲れが溜まってるってのもあるのだが、もうちょっと別の問題のような気がする。堂々巡りで同じようなことを以前にも書いていると思うけど、なんとかせねば。ただ言えることはモチベーションやメンタルって何だかんだ言っても重要であり、必須条件なんだよね。それだけではだめだけれど。環境もしかり。あと最近思うことは、やり方をドラスティックに変えなきゃだめなんじゃないかってこと。ちょっと抽象的な話となって申し訳ないけれど、長年、何かしらをやろうと思ったままやれないでいるのは、いろいろな要因があるのだろうが、やはりやり方が悪いんだろうと思う。やり方はメンタルにも直結し、このままそのやり方を続けていたとしても、決して改善することはなく、同じようにズルズルと行くのはわかりきっている。であるならば、やり方をドラスティックに変えなきゃ突破はありえない。より無駄なく結果に近づけるやり方は必ずある。それは試行錯誤をしてみないとわからないものなんだろうけれど、よりよい手法を追求して試行錯誤をするということは、それ自体十分価値があることだと思う。トライし、そして学ぶこと。■先月最も感銘を受けた記事つねまる8さんのブログのこの記事。●リンク:負け組サラリーマンのLOHASな映画生活 /「不都合な真実」鑑賞記つねまる8さんは恐るべきペースで映画評を投稿しているのだが、最近の記事でブログを本格再開したとのこと。しかしいつ中断していたのかさっぱりわからず(笑)今どんな映画をやっているのか・・・つねまる8さんのブログがかなり役立っている。自分は特に映画を意識しているわけではないのだが、へえーそんな映画やってるんだ・・、とか、日本映画って今復活してるんだね・・・とか、自然に情報が入ってくる非常にありがたいブログだ。そんなつねまる8さんが高く評価している「不都合な真実」。地球温暖化を取り上げたこのドキュメンタリー映画、非常に興味深く、是非観て見たい。今年の冬、東京は雪が降らなかった。これは130年間の観測史上で初だという。人類がこれまで直面したことのない異常事態がまさに今、進行している。50年後に振り返った時、50年前(現在)の人類がいかに愚かしかったのかと糾弾されることであろう。特にアメリカ。しかしそれにしてもアメリカという国は、現大統領やネオコン勢力のように、イラクや中東諸国をはじめとして世界はおろか、自国をも破滅に導いているような連中が近年国を牛耳ってきた一方で、地球温暖化の危機を訴えるゴアのような人物が脚光を浴びるなど、一面的ではないというべきか、自浄能力があるというべきか・・・しかしアメリカの害悪によって失われたものが戻ることはない。複雑な心境だ。つねまる8さんの記事によると、地球温暖化に対する意識を高めるため、ゴア米元副大統領らが、ボン・ジョヴィやスヌープ・ドッグ、フォール・アウト・ボーイら100人以上のアーティストを集め、7月7日に7大陸でコンサートを開催する計画を進めているという。音楽、特にロックは社会と共にあるというのが、米国やヨーロッパでは普通な光景なのだろう。その光景の中には「ラブ&ピース」の精神が当たり前のように存在している。それにひきかえ我が日本では、音楽には「ラブ」しかなく、「ピース」のかけらも見つけることが出来ない(ちょっと言い過ぎだが)。なんとも特異でヘンテコな光景ではないか。これについていずれ書こう。・・・というわけで、このへんで恒例のご挨拶皆様、昨月は大変お世話になりました。本月もどうぞよろしくお願いいたします!!
2007/03/01
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・ライブで一番楽しいのはなんと言ってもライブの後の打ち上げ。ライブに来てくれたお客さん中心に、お店から3度も注意されるほど話が盛り上がった。「はなの舞」越谷西口店さま本当にごめんなさい!!。お客さんから、なんでこの盛り上がりをライブの時に出せなかったのか、思い切ってはじければよかったという後悔の弁も出て(笑)、次のライブではリベンジして大ブレイクしたいという意見あり(笑)。・お客さんから野外ライブはどうか?という話が出る。俺も夏は野外でロックをやりたいな~。秩父ミューズパークという話が出たけれど、夏の夕暮れ時に秩父ミューズパークでガンガンハードロックの演奏できたら最高だろうな~。日比谷野音、上野水上公園、代々木公園、フジロック(笑)などの話も出て、どっかの野外ライブイベント、参加したいな~。・バラード「ハート」が終わり、次の曲がはじまるそのつなぎがカッチョよかったという意見あり。これはもうライブ冥利につきる意見で、俺らもそのつなぎがカッチョイイと思っていたから、嬉しい限り。・そのバラードの後の曲の曲名は「ニュートラル・ドライヴィング」。オリジナル曲としては最期の演奏となったこの曲はバンドのセッションの中から作った曲で、盛り上がりやすい曲。詞の中に「国道4号線を南へ下り走る」とか「武蔵野線の下をくぐり抜けて」とか、地元の固有名詞を織りこんでいるのが特徴。「武蔵野線」という名称が出てきた時はウケたという意見があり、これまた作詞冥利につきる(笑)。俺、結構詞の中に埼玉の地名出すんだよね~。「日曜日には大宮へ行こう~」とか(笑)。サザンオールスターズの歌詞には横浜や湘南の地名がよく出てくるけれど、埼玉だって負けちゃいないぜ!!(笑)。・N郎♪的にこのライブで一番よかったことは、詞をFIXできたこと。今回3曲ばかり詞を考えたのだが、最期の最期までFIXできず、でも火事場のクソ力でFIXすることが出来た。特に「アライブ・イン・ザ・セイム・タイム」という曲では自分自身納得のいく詞が書けたことは個人的に一番よかったこと。でも作詞ってホント時間と頭を使うね~。ブログを書く50倍ぐらい大変だと思う。・昔ライブをやっていた時に来てくれたお客さんから、「XXの曲はやらないのか?」とか、「△△の曲を期待していたのに・・・」とか、思いがけずもそんな意見がいろいろ出て、これはもう本当に有り難い意見だった。自分らが昔作って演奏していた曲を覚えていてくれるなんて・・・。21歳のころに書いた曲で「ロックの力」という曲があるのだが、かつてライブをやっていたころ、「ロックの力」を最期の曲としてよく演奏していた。詞が青い(笑)ということもあって、近年練習すらしていなかったのだが、最期は「ロックの力」が来ると思っていたのに・・・とか、そんな意見を聞くと、次にライブをやるときはかつて演奏していた曲を復活させ、よりパワーアップさせて演奏したいと思わされた。・今回のライブは「ロックンロール・オマージュ」と題し、洋楽ロックの名曲とバンドの曲とを半々ぐらいで演奏したのだが、カヴァーもいいがやっぱりもっとオリジナルをやってもらいたかったという意見もあり。一方、照明や音響を担当してもらったライブハウスのスタッフの方からは、好きなロックだったので自分たちも楽しめたという有り難い意見をいただくこともできた。そのせいか照明もよく演出してくれていたようで、このライブハウスでは20分程度直前のリハーサルでしか合わせていないという話を聞いてびっくりしていた人もいた。普通のライブハウスだとセッティング込みで45分程度の持ち時間しかないが、今回演奏した場所は単独企画がやりやすいので、越谷のこの場所では内容をさらに充実させ、演奏曲も増やして是非もう一度やってみたい。そんな企画であれば、オリジナルもオマージュも双方出来るし、バラードをもう1曲ぐらいやれると思う。・ドラムのスネアの音がよかったという意見あり。これまたドラム冥利につきる意見だと思う。というのはドラムのヨコチンの音に対するこだわりが素晴らしいからだ。ヨコチンが絶好調の時は本当に素晴らしいドラムプレイをするのだが、あのうねりを、バンドとしてライブの中で出すことがこれからの目標。・打ち上げに参加してくれた人のなかで、尺八を演奏される方がおり、尺八とロックとのコラボレーションも面白そうではないかという話が出る。是非実現させたい。剣玉(ケンダマ)なら任せとけ!という人もいたが、剣玉とロック・・・・合うかも知れない(笑)・南浦和まで一緒に武蔵野線に乗って帰った方から、自分もバンドをやりたくなったという話が出る。確かにバンド演奏ってホントおもしろいんだよね~。今だにバンドをやれていることをつくづく有り難いことだと思わされた。みんなもチャレンジしよう!!・今回打ち上げでいろいろな意見を聞いて、このバンドは、もちろんN郎♪だけのものではなく、そしてバンドメンバーだけのものでもないとつくづく思わされた。バンドはライブに来てくれて楽しんでくれるみんなの共有財産であり、これからはみんなで企画し、みんなで実行していくのがあるべき姿なんだろうな・・・そう思わずにはいられなかった。そうなった時、その娯楽イベントはもはや「文化」と呼んでもいいのかもしれない。その「文化」は大企業やマスメディアとはまったく無縁のところで存在しているわけであり、それ故にマスメディアではありえないような表現も可能であって、やり様によってはいくらでも創造的な表現が可能な場となるのではないかと思う。まさに「ニュートラル・ドライビング」。恐るべき可能性を秘めているような気がしてならない。まぁ、みんなと握手し、「次のライブも絶対行きます!!」って言う言葉がたくさん聞けて、越谷の夜はいい気分だったよ(笑)。次のライブがおもしろくなりそう~。●リンク:キャプテンのブログ/ライブレポート in 越谷! おまけ ライブのMCの中で当ブログに先がけて「未来戦隊タイムレンジャー」についてちょっと話しました(笑)。タイムレンジャー特集、やる予定なんで戦隊ファンの皆様、お楽しみに。
2007/02/25
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本日のライブ終わりました。もちろん細かいミスや失敗点もありましたが、まぁ、おおむね上手くいったと思います。あんなカゼの強い中、わざわざ来て下さった皆様、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。ライブの模様はキャプテンキーンさんがレポートしてくれています。キャプテン、ありがとう!!●リンク:キャプテンのブログそして、当ブログに応援メッセージなど寄せてくださった皆様!!ありがとうございました。こまかい話はまた別途。ありがとうございました。
2007/02/24
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土曜日、バンドのリハーサル日。前回の修正点を確認し、通して演奏する。さすがに2回も演るともうクタクタ(笑)。だけど、自分でいうのもなんだけど、素晴らしい曲順、ライブ構成だと思う。もし、俺がお客さんだったら超喜ぶと思うな~・・・ってそうなるような選曲をしたんだけどね(笑)。ツェッペリンなんかの洋楽ロックの名曲とバンドの曲とのバランスもよく、今度のライブは「音」に集中したい。ライブハウスだとドラムのタムまわしもいい音で響くから、ヨコチンのドラムもきっと絶好調で全開してくれるって思う。ああ~マジで客として観にいきたい(笑)まあ、ライブに来られる方はお楽しみに。2月24日(土)越谷メンフィス(東武伊勢崎線・越谷駅西口 MACS大野楽器越谷店 地図)OPEN 18:30/START 19:00 CHARGE \1,300+1Drink・・・時間は一度しか流れないから美しい。で、また日曜日の『仮面ライダー電王』第4話がこれまたもう絶妙におもしろかった。小林靖子の脚本が冴えまくり。素晴らしい。この回の主役であるストリートミュージシャンの山越には悔やみきれない過去があった。約一年前、バンドの将来に白黒の決着を付けるオーディションの日、山越はオーディション会場に向かう途中で道端で泣いている女の子に出合ってしまう。女の子を交番に連れていったりしているうちにオーディションはパーになり、バンドは解散。メンバーも故郷に帰ってしまった。山越は借金をして自費でCDを出すも、うまくいかず、金さえあれば・・・と破滅の道を走ってゆく。山越の中にあるオーディションの日の後悔の念にカメレオンイマジンはつけこみ、山越の体と一体化してオーディションの日の一年前まで過去を遡ってしまう。一年前の世界で破壊の限りをつくそうとするカメレオンイマジンと、それを阻止しようとする良太郎&電王。両者が闘っている間に、ハナは道端で泣いている女の子を山越から預り、山越は急いでオーディション会場へと向かった・・・・で、ここからだ。山越はオーディションに間に合った。しかし結局山越のバンドはオーディションで上手くいかず、やはりバンドは解散、過去が変わっても同じように山越は一人でストリートミュージシャンをすることに。歴史への影響はなかったものの、ハナと良太郎が山越を助け、過去を変えたことにオーナー(歴史の運行をしきっている人)は苦言を呈す。・・・だが一つだけ歴史が変わったことがあった。ストリートミュージシャンを続ける山越は、カネの力ではなく、自分の力で夢を追うことを決心したのであった。ハナと良太郎に苦言を呈したオーナーはこう言って席を立つ。・・・時間は一度しか流れないから美しい。2007年2月の今日という日も同じように。●過去ログ:「仮面ライダー電王」 俺、参上!
2007/02/17
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(前回からのつづき)■ フォエバー・「バカレッド」スーパー戦隊シリーズファンの間では「バカレッド」という言葉が使われることがある。定義はよく知らないが、デカレンジャーのレッドのように、ぎゃーぎゃー騒いで、ムチャな行動をし、周囲をハラハラドキドキさせて、ある意味ひんしゅくを買っているようなタイプのレッドを「バカレッド」と呼んでいるのかもしれない。「バカレッド」の代表としてこのデカレッド、そしてマジレンジャーのマジレッドもバカレッドのタイプに当てはまると思う。両作品とも東映のプロデューサーが塚田プロデューサー(通称・塚P)だったことから、塚P=バカレッドという図式が成り立っているようだ。しかしこの「バカレッド」、俺的には大好きなレッドのタイプなのだ。やはりレッドは熱血行動派タイプでムチャをする奴じゃないとおもしろくない。その魅力は最終回を2回後に控えた第48話の中で、地球署を離れ、栄転することが決まったバン(レッド・載寧龍二)と、後に残されることとなるテツ(吉田友一)とのこの会話のなかに凝縮されていると思う。バン 「俺がいっちゃたら、地球署はどうなるんだろうっ~て考えると、どうもな・・・」テツ 「え~、大丈夫ですよ、みなさんプロフェッショナルじゃないですか?」バン 「だからだよ。あいつらには俺みたいな火の玉が側にいないとだめなんだ。」テツ 「火の玉?」バン 「うん、枠とか仕組みとか、そういう固っ苦しいもんを、バーンとぶっ飛ばすというか、ハートにど~んと火をつけるような奴がいないと、みんないまいちはじけらんないんだよ。」・・・「バカレッド」の魅力を語りきっていると思う。常識や既成観念を破壊するところにこそ活路があり、観衆の期待がかかっているのだ。それこそがスーパー戦隊シリーズ最大の魅力であり、戦隊を観たい!と思わせられる一番の理由だと思う。逆にいうとこんなシンプルな魅力を忘れてしまっていることが、最近の特撮ヒーロードラマのつまらなさを招いている元凶なのかもしれない。クールだとか、能力が高いとか、イケメンだとか、そんなことよりも、ヒーローがヒーローとして成り立つ最大にして必須の条件は、炎のように熱い「ハート」を持っているかどうかなのだ。ある時は空回りし、ある時は周囲にやれやれと思われたりするのかもしれない。でも、そんな「ハート」こそが困難を打破する原動力となり、可能性を開花させてくれるものなのだ。これは特撮ヒーローに限った話ではなく、人間が活動するところのすべてにおいて言えることであり、デカレッドはそんなシンプルなことを教えてくれたように思う。■ ミッドナイト・デカミュージック最期はデカレンジャーの音楽について。劇中音楽はタイムレンジャーでおなじみの亀山耕一郎が担当している。ジャズベースやサックスがよく使われていて、『七人の刑事』を彷彿させるような口笛もあったりと、デカモノを意識した渋いサウンドがドラマをいい感じに演出していた。ピアノによるドラマティックな劇判もあったりと、聴き所はいろいろあったと思う。亀山耕一郎ではないが、現在放送されている『仮面ライダー電王』ではスウィングを主体としたビックバンド的な劇判が新鮮な印象を与えていて、ジャズやスウィングは特撮モノにマッチするって思わされた。主題歌『特捜戦隊デカレンジャー』は言わずと知れたサイキックラバーの名曲で、スピード感あふれるビートロックサウンドがヒット曲となった。エンディングの『ミッドナイト デカレンジャー』 はジャズテイストにあふれ、初代戦隊歌手でもある、ささきいさおを起用したのはナイスだと思う。そしてなんといってもウメコ(菊地美香)とジャスミン(木下あゆ美)がロックバンドで歌う『girls in trouble! DEKARANGER』は、戦隊アイドルの新境地を開き、この歌のファンは多いことだろう。翌年のマジレンジャーではエンディングで5人がダンスをすることになるが、ゴレンジャーのバンバラバンからよくぞここまで進化したといった感じだ。・・・というわけでデカレンジャーについては今回で終わりとするが、今度の日曜日にはいよいよ戦隊シリーズ最新作『獣拳戦隊ゲキレンジャー』がスタートする。東映のチーフプロデューサーはデカレンジャー、マジレンジャーと同じ塚Pだ。塚Pがどんな仕掛けをしてくるのか、いまから楽しみだが、スタッフを見ていたところ、なんとエンディングの歌手はついに水木一郎登場ではないか(笑)。そしてきっと我らがヒーロー「バカレッド」が毎週日曜の朝をヒートアップさせてくれるにちがいない。電王と共に、今年のヒーロータイムはブレイクしそうな予感!●リンク:塚Pブログ・超忍者隊イナズマ!ニュース
2007/02/15
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(前回からのつづき)前回はデカレンジャーの魅力について書いた。だがN郎♪的にはいまひとつデカレンジャーにのめりこめなかったことも事実だ。その原因を挙げてみよう。警察組織が舞台であること・・・・現実の警察組織は日本の3大タブーの一つと言われており、権力・特権組織としての不正や不祥事が後を絶たない。怠慢捜査で事件を事故にしてしまったり、他殺を自殺にしてしまったりで、そのような警察組織を美化していることへの抵抗感。もちろん庶民のために正義を貫き立派に働く警察官の方も大勢いると思う。しかし権力を持つ者は、それをチェックする機能が働いていない限り、腐敗していくのが古今東西世の常なのだ。逆に警察組織の不正などを追求するストーリが出てくれば面白かったかもしれないが、デカレンジャーは勧善懲悪のシンプルさを売りモノにしていただけに、その域を求めることは無理であった。ジャッジメントのデリート許可への抵抗感・・・・いくら極悪犯罪者のアリエナイザーとはいえ、ジャッジメントされているときのうろたえている様子、そしてデリート許可=デカレンジャーによる抹消処分の流れにはちょっと首をひねってしまう。その流れに諸手を挙げて賛成する人がいたとしたら、恐ろしい世の中だと思う。デリート許可の後、アリエナイザーが「これは冤罪だ!」とか、「家族が星で自分の帰りを待っているんです!命だけはどうか助けて下さい!!」とか言ったらどうするんだろう?ジャッジメントの公正さはどの程度なのか?あきらかな重大犯罪者ばかりだったからわかりやすかったけれど、微妙な犯罪者で、それに対してデリート許可が出されたらどうしたんだろう?全話を観たわけではないし、中にはジャッジメントで「○」となったアリエナイザーもあった。しかしジャッジメントに対して深いところまで描かれていたとは思えない。仮に上に挙げたようなストーリ展開があったとしたら、ジャッジメントから現実の裁判制度や死刑制度に対する問題提起となり、賛成だろうが反対だろうが視聴者の思考回路を活性化させ、デカレンジャーへの評価は一気にアップしたのは間違いない。2000年のタイムレンジャーでは敵を殺さず圧縮冷凍するという、かなり画期的で進化した解決方法をとっていたスーパー戦隊シリーズであるのだ。シンプルさを売り物にした分、デカレンジャーでは視聴者の思考回路を停止させ、番組のレベルが単なる娯楽作品のレベルにとどまってしまったと言わざるおえない。・・・とまぁ、不満がないわけでもないが、子供番組にそこまでのレベルを求めることは筋ちがいなことなのもしれない。でも先に挙げたタイムレンジャーでは、登場人物のセリフの中に圧縮冷凍をする意義が出てきたこともあったのだから、スーパー戦隊シリーズを単なる娯楽作品のレベルにとどめておくのはもったいないことだとも思う。単なる子供番組の枠を超え、可能性を追求してきたのがスーパー戦隊シリーズの歴史ではなかったか。これらの抵抗感のほかにデカレンジャーにのめりこめなかった理由として、ストーリーが一話完結方式で、全話を観なくてもいいだろう~ということもあった。しかし、ラスト3話に関してはストーリ展開がかなりおもしろく、のめりこめた。あれだけハラハラドキドキしたストーリを展開できたのだから、一話完結ではなく、ああいった感じのストーリーを他のところにもちりばめていれば・・・そう思う。ラスト3話では、地球署の、どうにもならないような絶対絶命の危機を乗り越えるため、デカレンジャー6人の一人一人が持ち味を出し、なくてはならない役割を演じてその危機を乗り越えていった。脚本がよく考え抜かれており、さすが戦隊の最終回はちがう!!と唸らされた。翌年のマジレンジャーでは、デカレンジャーでのラスト3話の盛り上がりを各所にわたってちりばめたようなストーリ展開となっており、マジレンジャーがメチャクチャおもしろかったのはデカレンジャーでの成功経験があってこそだと思った。(この話つづく)
2007/02/14
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スーパー戦隊シリーズ最終回到達ランキング、マジレンジャー・アバレンジャー・ガオレンジャーに続いて最終回に到達したのは「特捜戦隊デカレンジャー」となった。2004年2月から2005年2月まで放送されたデカレンジャー、かなりの人気だったからファンは多いのではないだろうか。DVDのレンタルコーナーでも、他の戦隊シリーズと比較して借りている人は多いように見える。スーパー戦隊シリーズの中でのデカレンジャーの特徴について、俺が感じたことを挙げてみよう。1.完成度が高い2.キャラクターに個性があり、あそびごころがあっておもしろい1.完成度が高い・・・これについては前年のアバレンジャーがかなりハチャメチャなストーリー展開だったのと比較し、ずいぶんとお行儀のよいストーリ展開となり、作品としての質が高くなった。アバレンジャーで番組の内容に対する親からの批判や抗議があって、その反省からではないかと推測されるが、お行儀がよくなってもエンターテイメントとしてよく出来ていて、その2つを両立させたことはスタッフの努力の賜物だと思う。いわゆる悪モノ側となるアリエナイザーや怪重機のデザインもよく、デザイナーは手塚治の漫画に影響を受けているのでは・・・そう思われるほど、デザイン的に統一がとれていて、なかなかだった。これもアバレンジャーから進歩したところだろう。2.キャラクターに個性があり、あそびごころがあっておもしろい・・・これについてはバン、ホージー、センちゃん、ジャスミン、ウメコと、5人それぞれの個性があり、あそびごころに満ちたキャラクター設定とセリフまわしで、各人の存在感を際立たせていたのがよかった。「ジャスミンはエスパーである」とか、「これはセンちゃんのシンキングポーズである」とか、毎度おなじみのナレーションが入るのだが、その定番ナレーションの使い方など、作り手のウマさが光っていたと思う。5人の中でも、オヤジギャグや言葉あそびをクールに連発するジャスミン(木下あゆ美)のキャラクターが一番ヘンでおもしろかったのだが、そのセリフから脚本家やプロデューサーの世代が見えて、似たような世代にはたまらなかったのではないかと思う(笑)。ただ、追加メンバーであるテツ(吉田友一)が「ナンセンス」を連発するのには、他にセリフはないの?・・とか、ここで「ナンセンス」というのは意味的におかしいだろう・・・とか、なんか演じている役者さんが可哀そうになった。テツの扱いについてはもうちょっと考えてあげてもよかったのでは・・・まぁ、女装が個性と理解しておこう(笑)。犬顔をしたボスや石野真子が演じたスワンさんも、それぞれの役割でいい味を出していて、なくてはならない存在感を示していたし、スワットの時のゴリラ教官や鳥顔の宇宙警察長官など、脇役キャラクターも印象深かった。翌年のマジレンジャーの冥府十神でもいえるのだが、声優さんの使い方が上手いと思う。ゲストキャラクターも記憶に残っているキャラが多いのではないだろうか。このようなしっかりしたキャラクター設定には、登場人物一人一人を大事にした作り手のこだわりが感じられて、デカレンジャーが成功した大きな要因だと思う。オーソドックスではあるが、1年間を通して放送するシリーズ番組として重要なポイントではないかと思うのだ。どのキャラクターが一番好み?・・・・デカレンジャーはそんな楽しみ方が出来た作品であったと思う。(この話つづく)●リンク:テレビ朝日デカレンジャー公式サイト●リンク:東映デカレンジャー公式サイト
2007/02/13
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土曜日、バンドリハーサル日。24日のライブで演奏する曲について、前回のリハーサルの後に考えたアイデアをメンバーに伝え、その部分を集中的に練習する。ギターもドラムもベースも口で伝えただけで直ぐにやれるからスゴイ。で、音が薄いからそこの部分、キーボードを入れてくれという話になり、キーボード担当(俺だぜ!!(笑))もそこで音を合わせることに。でも、ドラムのタム回しのあとに、音を入れる部分がよくわからず何度かしくじる。休憩タイムに「・・・合わせられる?」と心配する声。「(一瞬間)・・・大丈夫、大丈夫(笑汗)」と、俺。練習再開後はうまくいった。人から指摘されると気合と集中力が増すからおもしろい。ライブで演奏する曲を通してやった後、時間がきたのでリハーサル終了。リハーサル後、演奏した曲をミーティングスペースで振り返り、4人でチェックをする。1曲1曲順番に、あの部分はしっかり合わせたほうがいい~とか、XX月にやった時のようなドラムの盛り上がりを出したいとか意見を出し合う。なかなか充実したミィーティングとなった。スタジオに入ってなくても音楽的に充実したミィーティングが出来るっていいことだと思う。そんな積み重ねがバンドとしていいパフォーマンスを生み出す結果となるんだろうね。■ライブ告知■2月24日(土)越谷メンフィス(東武伊勢崎線・越谷駅西口 MACS大野楽器越谷店 地図)OPEN 18:30/START 19:00 CHARGE \1,300+1Drink前回の練習はスタジオが狭く、他の楽器に負けて不本意なボーカルとなってしまった。が、今回の練習はモニターを有効活用したおかげで、録音したものを後から聞き直してみても、我ながらなかなかいいボーカルとなった。ボーカルの質には更にこだわりたい。・・・ミーティングの前、ギターのケンちゃんと仮面ライダー談義に花が咲く。ケンちゃんの意見では「仮面ライダー龍騎」と「仮面ライダー555」が面白かったという。電王は観ていないというので、ススメておいた。小林靖子が脚本を書いていると伝えると、それなら期待が持てると話していた。この場は重要な情報交換の場でもあるのだ(笑)。ミーティングが終わった後、ドラムのヨコチンがアバレレッドと仮面ライダーブレイドの30センチぐらいのソフビを持ってくる。以前一緒にバンドをやっていたSさんが俺のために持ってきてくれたというのだ。~そういえば俺、Sさんがいた時も戦隊の魅力を語ってたっけ・・・(笑)アバレレッドはいただき、ブレイドはケンちゃん譲った・・・ケンちゃん、自分のものにすると言って本当に喜んでいた。Sさんありがとう!!
2007/02/10
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週間メリハリ・・・と書いておきながら全然週間ではないけれど、ご容赦願いたい。このごろの時事に関する雑感をざっくばらんに。■イジメ自殺と政治相変わらずイジメで自殺する子供が後を絶たない。自殺の連鎖というものもあるのだろうが、死んでいった子供がどんな気持ちで死を選び、その親はどんな気持ちでいるのか・・・深刻な社会問題だと思う。イジメによる自殺について、ラジオの討論会で国会議員の話す意見を聞いていたのだが、学校ではなく親がしっかり躾けなければならないとか、地域で子供を守っていかなければならないとか・・・国会議員の役割についてまるで認識していないような発言レベルに呆れてしまった。そんな一般論は誰にでも出来るのであって、国会議員に求められているのはイジメ対策のためにどういった具体的な政策をうち出していくかということではないのか。イジメの対応にあたる人員を増やすとか、そのための予算を組むとか、法整備を進めていくかとか、予算を伴う具体策をつくるのが政治家の仕事だろうと思う。加えて体罰を認めるだとかいう対処的かつ原因の本質とはほど遠い話しばかりしか出てきておらず、根本にあるものに何一つ言及もできないのが悲しいかな日本の政治家のレベルなのだろう。社会がどうあるべきか、指針を示すのが政治家の役割ではないのだろうか? 基本的人権の尊重など、現在の憲法で目指すべきものがしっかりと明記されているにもかかわらず、指針も示せないような政治家が幅を利かせているのは、憲法の精神が軽んじられていることの裏返しだと思う。その一方で「愛国心」だの「君が代」を歌わない人は処罰だの、そういった戦前回帰的で時代錯誤なあやしいことばかりやっているから二十年前の状況と何も進歩もしていないのだろう。「生き地獄」と形容し、死んでいった子供の言葉がいまでも忘れられない。その事件に関連してかつていじめ問題に関する曲を作ったことがある。そのうちリメイクしたいと思っている。■週刊誌の広告昨年末に渋谷で悲惨な事件があった。兄が妹を殺し、バラバラにしたというもの。殺した方も殺された方も、その親も親戚もみないたたまれないことだろう。どうしてこんなことになってしまったのか・・・。しかしこの事件に関連して一番怒りを覚えたのは『週刊新潮』の広告に対してだ。JRや地下鉄に毎日に乗っているが、それらの中でいやがおうでも目に入ってくる週刊誌の広告。この事件に対する『週刊新潮』の見だしには心底吐き気を覚えた。バラバラ殺人に対して吐き気を覚えたのではなく、その事件をよりキワモノにしたてあげ週刊誌を売ろうという露骨過ぎる姿勢と、恥も外聞もなくあのようなことデカデカと見だしにし、一般人のプライバシーを食い物にしようとゆうその品性の下劣さにだ。『週刊文春』など他の週刊誌もヒドいが、『週刊新潮』は超えてはならない一線を超えていて、白昼堂々と犯罪を犯しているようにも見える。新潮社はよく顔写真を出して、事件の抑止のためだとか、社会的制裁が必要だとか、国民の知る権利がどうたらとかゴタクを並べるが、兄が妹を殺したこの事件であっても、やっていることは毎度のように被害者と加害者の双方のプライバシーを商売のネタにして、いい加減な取材でキワモノ的なことを書き散らかし、週刊誌の売上を伸ばそういうことであった。ブラック・ジュークとしか思えないような偽善ゴタクを平然とならべたてている週刊誌の、一般人のプライバシーを食い物した犯罪的広告があたりまえのように電車にぶら下がっている日本の日常的光景。イジメ自殺が後を絶たない世相と共通しているものがあるように思う。「東電OL」殺人事件がマスコミをにぎわした当時、捏造を含めた被害者のプライバシーがマスコミで垂れ流された。中には被害者の全裸写真を掲載した週刊誌まであったという。被害者の母親はいたたまれずにマスコミ各社に対し、娘を安らかに成仏させて欲しいと悲痛に訴えた。皮肉なことに、その訴えと一番遠いところにいるのが佐野眞一の『東電OL殺人事件』を出版している新潮社ではないのか。この出版社の問題はかなり昔から多くの人が指摘しているが、いまだに同じようなことをやり続けている。残念ながらこれはもう買う人にもその責任があると言わざるおえないだろう。JRも、お金を払って乗っている客の気持ちを不快にさせるような広告は掲載しないとか、広告掲載の基準を考え直したほうがよいのではないか。ただでさえ満員電車や満員ホームで不快な思いを毎日させられ続けているのだから(JRに対する不満はまたどこかで書く)。女性にとってみれは車内広告だけでセクハラオンパレードではないかとも思う。■韓国でマジレンジャー大人気最後はお口直し。韓国のケーブルテレビでマジレンジャーが放映されて大人気となったという。マジブルー役を演じた甲斐麻美さんのブログにはたくさんの韓国のファンが日本語で直接コメントを書いている。凄いことだと思う。●リンク:甲斐麻美ブログ/びっくりマジレンジャーが提示した「勇気」と「家族の絆」は、韓流ドラマ「冬のソナタ」が日本で大ヒットしたのと同じように、国境を越えて人々に受け入れられたのだろう。国や社会が変わっても人間の本質は変わらないと思わされる。悲惨なニュースばかりの中、嬉しいことではないか。価値あるものとは一体なんのか、教えてくれるように思う。
2007/02/09
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おもしろいとかそういったレベルを飛び越えてスゲーのが始まったって感じだ。日曜あさのテレビ朝日系列で、先々週から放送がスタートした「仮面ライダー電王」のことだ。響鬼、カブトと、マジレンジャーなどの戦隊シリーズに比べて、おなじ東映が作っているとは思えないほど面白くなさ過ぎた平成仮面ライダーシリーズであるが、いいかげん打ち切りだろうと思っていたところ、新番組はこれまでの最低評価を覆し、ぶっちぎりでおもしろい。この調子でいけば今年は「仮面ライダー電王」ムーブメントでも起こるんじゃないだろうか?・・・先日の日曜日に放送された第2話を観てそう思った。簡単に説明しよう。未来からの侵略者「イマジン」は実体をもたいないエネルギー体として現在にやってくるのだが、2007年の人間と契約を結び実体化する。そして契約者の願いを叶えることと引き換えに、契約者の過去へと飛び、そこから時間をねじ曲げようとするのだ。仮面ライダー電王は”時の運行を守るために”その「イマジン」と闘うという設定だ。未来からやってきた戦士が悪と闘うというのは当ブログでも何度も紹介している「未来戦隊タイムレンジャー」と似た設定だが、電王の脚本はタイムレンジャーとおなじ小林靖子が担当している。で、なにがスゲーのか。■その1 人は誰でも後悔の念を持っている。「あのときああしていれば・・・」誰もがそんな後悔の念を持っていることだろう。過ぎたことをやり直せるのであれば、こんな悲しみに暮れなくても済んだのに・・・未来からの侵略者イマジンは、人のそんな思いにつけこんでくるのだ。現在、過去、そして未来。古今東西、時間を変えることは人間の夢ではないだろうか。時間という観念には不可思議さとともにそんな強烈な興味を惹きつける何かがあると思う。電王の活躍する舞台は「時間」という観念なのだ。超SF的でかつ人間の深さを追求出来る舞台ではないか。この舞台設定でおもしろいストーリーがいくらでも作れそうな気がする。そしてこれから小林靖子が書いていくであろう脚本は、人間存在に関わる強烈なテーマを提示してくれそうな気がし、歴史的な傑作となるのではないかと期待してしまう。■その2 絶妙なキャラクター設定主人公の野上良太郎は正義感は強いが気が弱い若者で、ドラえもんののび太のように不運ばかりに見舞われている。しかし、良太郎にとりついた電王が主導権を握ると強烈に強くなり暴れまくる。良太郎は暴走しがちな電王にブレーキをかけ、悪と闘い、人々の願いを叶えるという役割だ。第2話で、過去にさかのぼって病床の母親からクリスマスプレゼントを受取ることが出来たラストシーンには思わずホロリとさせられてしまった。良太郎の性格にタイムレンジャーのシオンを彷彿させられたのは俺だけではないだろう。そんな普通の、良心的で弱っちい若者が主人公なだけに、今どきの多くの普通の若者から熱烈な支持を受けそうな気がする。要は人として共感できたり感情移入できたりするようなキャラクター設定であるか?そんなドラマであるのか?・・・ということだと思う。人間ドラマを作るうえで重要なポイントだ。■その3 俺、参上!で、また良太郎にとりついた電王だが、こいつがまたメチャクチャなキャラクター設定でブレイクしまくり。ヒーローが登場してくる時にはキメセリフを吐くのが定番だが、電王のキメセリフはこれだ。「俺、参上!」・・・(笑)第1話ではこんなことを言っていた。「俺に前フリはいらねぇーぜ、最初からクライマックスだ!!」・・・・面白すぎ(笑)、このセリフ、俺も使いたい(笑)とまぁ、まだ2話しか観ていないが、このドギモを抜いた面白さに特撮ファンは騒然としていることだろう。2007年、これまでのうっぷんを晴らすかのようにスゲーのが始まったって感じだ。このままいくかどうか一抹の不安はあるが(笑)まぁ、見逃したくはないドラマが始まったことは間違いない。●リンク:テレビ朝日|仮面ライダー電王●リンク:仮面ライダー電王(東映公式)
2007/02/04
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今年も既に1ヶ月が過ぎた。例によって今年を振り返ってみると(笑)、この1ヶ月は我ながらなかなか充実していた1ヶ月であったと思う。ブログの投稿数は低調であったが、その分、ブログ以外の活動に時間が費やされたと思ってご容赦願いたい。何に対して充実感を感じるか・・・それは人によって異なるものだと思う。が、少なくとも、自分で決めたことを自分で実行し続けるということは誰にとっても充実感を感じることではないだろうか?願うならこの好調状態をこのまま維持し続けたい。そのためには自分で決めたことを自分自身で実行し続け、外に出て、メンタルの糧となるような、そんなものと接していくことだと思う。自分にとってそれはアコースティックなライブに行くとか、そんなことになる。そしてそれを一人でやるということが重要なのだ。一人で行動する時間を大切にすべきだと思う。■1月もっともインパクトを受けたブログさて、先月もっともインパクトを受けたブログはヤマトさんのブログだ。●リンク:ヤマトのブログです。ヤマトさんのブログはちょっとトラぶっていたのだが、簡単に述べるとこんなことだ。楽天ブログの管理画面変更(1月)に怒ったヤマトさんがそのことをブログで抗議し、そのブログを見たまた別の人がヤマトさんの抗議自体に批判的なコメントをして、挙句の果てにはヤマトさんが疲れてしまって楽天ブログを1月限りで辞めると宣言した・・・・ということだ。楽天ブログの管理画面変更=使い勝手の改悪には「またかよ~」という感じだった。昨年楽天ブログはアクセスカウンターの仕様を変更して、ユーザーから非難ごうごうで戻したことがあった。それを見て、非難ごうごうで戻すんだったら最初から変えなきゃいいのに~と思ったが、その苦い経験が生きていないのか、今回の変更は更に非難ごうごうでまたもや管理画面の新着表示など一部機能を戻すこととなった。ユーザーの意見を聞く姿勢はよいのだが、最初から非難ごうごうとなることを予見できないところが楽天ブログのダメダメなところだ。まぁ、変更の方針があって、その方針に従って変更するのだろうが、方針を決める人たちの傲慢さがこのような非難ごうごうとなる結果を招いているのだろう。変えることはいい、実際改善されたところもたくさんあるのだから。しかしユーザー無視の姿勢・・・と思われるような唐突な変更が非難ごうごうの原因なっているのだと思う。いくら無料だとはいえ、これだけユーザーの数が多ければ事前にユーザーの反応をリサーチしていみるとかそういった配慮があってもよかったのではないか?ユーザーからの非難ごうごうの結果、機能の一部は以前のように戻った。だからヤマトさん含め、非難ごうごうした人たちには感謝すべきだと思う。で、そのヤマトさんになんくせをつけてきた連中だが、楽天のユーザーでありながらログインせずにコメントを書いてくるなど、これはもう論外で、そんなコメントは即刻削除でいいだろう。ヤマトさんはそれらのコメントに対して怒っていたが、その怒りは正当だと思う。であるなら、何もヤマトさんがブログを辞める必要などないのだ。何のためにブログを書いているか?ヤマトさんにはそのことをよく考えてもらいたいと思う。昨日テレビを観ていたら、タレントのコロッケがいいことを言っていた。コロッケのお母さんから教わった言葉で「あおいくま」という言葉を格言とし、彼は守っているという。「あおいくま」とはつまりこういうことだ。あ・・・・あせるな。お・・・・怒るな。い・・・・威張るな。く・・・・クサるな。ま・・・・負けるな!!いい言葉だと思う。ヤマトさんも「あおいくま」を格言としてみたらどうだろうか。・・・とまぁ、そんなわけで夜も遅いし、恒例のご挨拶に入ろう。皆様、昨月は大変お世話になりました。本月はブログの投稿数は倍増する予定です。本月も見捨てず、どうぞよろしくお願いいたします!!
2007/02/01
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土曜日の夜、バンドの日。ライブでやる予定の曲を合わせて、あやふやな部分を詰め、なかなか中身のある練習となった。バンド独自の曲とともに、ツェッペリンやクイーンなど70年代・80年代のお気に入りロックの名曲を演奏する予定で、ロックン・ロールに対するオマージュ的な内容となると思う。バンド独自の曲では初おひろめとなる歌詞が3曲あるのだが、これまで散々バンドで合わせておきながら、これといった詞の方向性が決まっておらず、いつも適当な言葉を並べてお茶を濁していた。が、ようやくこれだ!!と思えるような歌詞の方向性を決めることが出来た。何故歌詞を作るのが難しいのか?・・・ちょっと考えてみた。曲のほうが先にあって、その曲調にふさわしい歌詞はどういった歌詞なのか選択するに迷う(選択の幅が無限にある)、過去の作品とダブさせたくない、これだ!と思えるような表現になってない・・・とか、いろいろあると思う。個人の作品では、はじめにこれこれこういった歌詞を書きたいという明確な意志があり、その歌詞に合わせて曲調を決めればよいのだが、バンドで共同で作った曲に歌詞をのせる場合、歌詞についてはいつも満足のいく完成度とはならず四苦八苦する。こんなふうなのがいいだろうと思って決めた歌詞でも、歌っていて自分自身がのめりこめず、もの足りなさを感じてしまうというような・・・。多分、もっと自分を出すなり、個人的な作品を書くぐらいのふっきれた気持ちがあればいいのかもしれない。曲に対してももっと愛情が必要なのだろう。・・・とまぁ、書きながら思考は整理されていく。いつだって最高傑作の歌詞を書きたいと思っているのだ。今作っている歌詞が、これまでにない最高傑作となるであろうことは確信している・・・多分(笑)。まぁ、気楽に安くロックを楽しめそうな場所のようなので、”生N郎♪”に興味がある人は遊びにきてね(笑)2月24日(土)越谷メンフィス(東武伊勢崎線・越谷駅西口 MACS大野楽器越谷店 地図)18:30 OPEN 19:00 START
2007/01/27
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1982年1. OCEAN BEAUTY2. マイ ホーム タウン3. パーキング・メーターに気をつけろ!4. ロマンス ブルー5. 恋に落ちたら6. 愛しい人へ7. DJお願い!8. バックシート・ラブ9. さよならスウィート・ホーム10.凱旋門11.僕と彼女と週末に浜田省吾は昔かなり聴いていた。高校のころFMラジオから流れてきた「八月の歌」や「J・BOY」など、社会的メッセージを備えた歌は、「愛」ばかりでまったく中身のない”J-POP”に相当ウンザリしていた多感期の自分にとって、強烈なインパクトをもって受け留められた。浜田省吾の最大の魅力はラブソングにあるのだが、しかし先に挙げたような社会的メッセージ性を備えた歌がまた浜省の特別な魅力でもある。それ故に、今だに特別なアーティストとして、彼を偉大に思う。その浜省のアルバム群の中でもひときわ異彩を放っているのがこのアルバム『PROMISED LAND~約束の地』だ。コンセプトアルバム的な作りとなっていて、1曲目(インスト)~2曲目~3曲目の曲間がつながっている。そして1曲目のストリングスのメロディーが最期の曲のクライマックスで再び登場してくるのだが、アルバムを作ったアーティストの、アーティストとしての気概がガンガン伝わってくるようなそんな作りが、数ある浜省のアルバムの中でもこのアルバムを特別に評価している理由だ。パワーショベルで削った丘の上、いくつもの同じような小さな家どこまでも続くハイウェイ彼らはそこを名付けた「希望が丘ニュータウン」赤茶けた太陽が工業地帯の向こう沈んでいくオープニングのインストに続く2曲目「マイ ホーム タウン」、視覚的に訴えかけるこんなダイナミックな歌詞が浜省ならでは。これだけの歌詞を書ける人はそうはいないと思う。ジャラシー 嵐のような ジャラシーあの娘がだれか他の男と、街角を腕を組み歩いていた・・・それだけさ続く3曲目「パーキング・メーターに気をつけろ!」のこのフレーズがあまりにインパクトがあり、一度聴いただけで病み付きになってしまう。浜省の曲のなかでも異色曲だと思う。彼女はデパート、俺は町の工場で、働いて帰る夜道日毎に押し寄せる理由のわからない苛立ちが二人の心 引き裂き始めた9曲目「さよならスウィート・ホーム」のこの3行だけを切り取ってみても浜省の歌詞の凄さがわかると思う。たった3行の中にいかに多くのことが語られているか。しかも視覚的であり、かつ深い。N郎♪が歌詞にうるさく、巷に流れている多くの歌詞にフラストレーションを感じてしまう理由は、浜省クラスの歌詞を歌詞の基準と思っているからなのかもしれない。このアルバムの歌詞の魅力について書いているが、中でもっとも戦慄を覚える歌詞、正確には台詞は、アルバム最期の曲「僕と彼女と週末に」の間奏で語られるこの詞だ。週末に僕は彼女とドライブに出かけた。遠く街を逃れて、浜辺に寝転んで、彼女の作ったサンドイッチを食べ、ビールを飲み、水平線や夜空を眺めて、僕らはいろんな話をした。 (中略)あくる日、僕は吐き気がして目が覚めた。彼女も気分が悪いと言い始めた。それで僕らは朝食を取らず、浜辺を歩くことにした。そして、そこでとても奇妙な情景に出会った。数え切れないほどの魚が、波打ち際に打ち上げられてたのだ。この台詞の直後に次の歌が続くいつか子供たちにこの時代を伝えたいどんなふうに人が希望を継いできたか・・・・・・書きながらあらためて浜省の歌の凄さに驚異を覚える。近年の浜省の歌やアルバム、その活動についてはよく知らないが、少なくとも『J・BOY』(1986)までの浜省の、社会的メッセージ性が主体となっている歌は神がかり的な完成度であったと思う。そんな浜省でも、ラブソングに比べて社会的メッセージソングが、その凄さの割りはいまひとつ正当に評価されていないようにも思う。その原因は、それらの社会的メッセージソングを正当に評価できるだけの日本人がいないということにあるのかもしれない。U2やレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが活躍した世界の基準を見て欲しい。余談であるがこの「僕と彼女と週末に」のメロディーやアレンジは、アバの「ザ・ウィナー」という曲にかなり似ている。サビのメロディーはもうそのまんまだ。多分浜省は「ザ・ウィナー」の影響を受けた・・・悪く言えばパクッたのかもしれない。が、そうであってもこの「僕と彼女と週末に」は、その歌詞と曲構成によって凄まじい曲だと思う。この『PROMISED LAND~約束の地』は、アーティストがアーティストとしてその存在意義をかけて、世に提示するためにコンセプトのある作品を作り、それを残すことができた稀有なアルバムではないかと思う。このようなアルバムがメジャーから出ていたということは日本のロック史の中でも特筆すべきことではないだろうか。・・・今やったっていいんだ。
2007/01/24
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1969年 ATLANTIC1. Good Times Bad Times4. Dazed and Confused9. How Many More Times他週末の夜、部屋のあっちこっちに出しっ放しで散在していたCDを整理整頓した。整理しながら、持っているアルバムの中ではジェフ・ベックが一番多いよな~とあらためて気付く。正確な数は数えていないが、少なくとも洋楽の中では一番多い。そしてジェフ・ベックの次に多いのがレッド・ツェッペリンだ。このブログではロックについてこれまであまり書いてはこなかったが、ツェッペリのファーストアルバムに収録されている「Good Times Bad Times」を久しぶりに耳にし、あらためてその楽曲のよさに感嘆するとともに、ロックの魅力を再認識した。ロックって何よ?・・・そう訊かれたらレッド・ツェッペリの曲のことだと答えるかもしれない。少なくともレッド・ツェッペリがハードロック史上最も偉大なバンドであることは世界の共通認識であり、それと同時に、エアロ・スミスを筆頭とし、ガンズ・アンド・ローゼスやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなど、超メジャー級を含めて、ツェッペリの楽曲に影響を受け、ロックのエッセンス引き継いでいったバンドの数は計り知れないと思う。レッド・ツェッペリの最高傑作アルバムについては意見が分かれるところだが、N郎♪的視点で述べると、最高傑作はまさにこのファーストだと思う。「Good Times Bad Times」「How Many More Times」「幻惑されて」(Dazed and Confused)など、ライブ向きで、これぞまさに「ロック」というような楽曲が含まれていることが大きい。「天国への階段」や「ロックン・ロール」、「胸いっぱいの愛を」「移民の歌」「レイン・ソング」など、ツェッペリを代表する楽曲は後続のアルバムに収録されているのだが、先にあげたファーストの曲には、ロックの楽曲として、それらの超名曲以上の魅力があると思っている。特に「幻惑されて」は、ツェッペリのライブを真似てエアロ・スミスが「スウィート・エモーション」と絡めながら自らのライブの中で使っていたように、ライブ向きの傑作曲だ。CDを聴いているだけではその凄さはわからないのではないかと思うが、大音量でのロックライブで、もしその曲が演奏されているのを体験したとしたら、N郎♪が定義している「ロック」とは一体何を指して言っているのか、きっとわかってくれると思う。そんなツェッペリであるが、昔からよく聴いていたというわけではない。最高傑作と一般的に言われている四枚目のアルバムを一番最初に聴いて、ロバート・プラントのボーカルが今ひとつ好きになれなかったり、ジミー・ペイジのギターの音も古めかしく感じ、ちょっと敬遠していたのだが、今は亡きロック好きの兄や、バンドのギターのケンちゃんから薦められ、このファーストを聴いてみた。その結果ツェッペリへの評価はガラリと変わり、「Good Times Bad Times」や「How Many More Times」のとっつきやすさ、ロックとしての楽曲のよさ、構成やフレーズのカッチョよさにすっかりはまってしまったのだ。「ロック」とは一体どういった曲のことを本来言うべきものであって、どういったところが魅力なのか初めて理解したように記憶している。そういった意味でもこのファーストとの出会いは衝撃的であった。・・・ツェッペリについてはまだまだ書きたいことはあるが、機会をみつけて書いていくことにしよう。
2007/01/20
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土曜の夜はバンドの練習日。渋谷アピアでのカルカンエコーのライブを観た後、その足で戸田公園のスタジオへ行こうと計画していた。が、急遽バンドの練習は中止となる。おかげでアピアのライブを最期まで観ることができた。土曜の夜にアピアに行くのは初めてで、また、アピアでライブを観るのも数ヶ月ぶりとなる。久しぶりに足を踏み入れたアピアは相変わらず内装がよく、アジアやアフリカの写真や織物の装飾品を眺めながら、後ろの方の席でライブが始まるのを待つ。BGMにはジャズの女性ボーカリストの曲が流れ、ブルーに照らされた開演前のステージが見える薄暗らがりの中、缶ビール片手にとてもここちよい雰囲気だ。イマジネーションってこういった場の雰囲気で広がっていくんだな~と思わされる。年末のカウントダウンシリーズで2006年のベストライブパフォーマンスに挙げた昨年2月のカルカンエコーライブ。今夜はトップで出演。客はまばらであったが、ビジュアルイメージに磨きをかけ、カルカンエコーの世界を展開してくれる。照明の効果もあり、デジカメを持ってこなかったことを後悔するほど、そのパフォーマンス姿は絵的に美しかった。「神仏不在のアリア」「泣き止みのワルツ」そして「メサイア」と、様式的にはポピューラーというよりクラッシクに近く、詞的には難解な曲がこのアーティストの持ち味だ。「メサイア」でのギターパフォーマンスがよく、ライブの中で一番の聴き所ではないかと思う。この曲をトップに持ってきてもいいかもしれない。カルカンエコーその人は、とても腰が低く、謙虚で人なつっこくて誰からもかわいがられそうな人なのだが、前述したそれらの曲を演奏中の彼(彼女)は、新興宗教の教祖様というべきか(笑)、常人とはかけ離れたカリスマ的オーラを存分に放っている。あれだけのリアルなカリスマ性をそなえたアーティストはそういないのではないか。本人はわかっていないかもしれないが、そのカリスマ性をどう活かし、昇華させていくか。新しい展開、新しい曲に期待しよう。2番手の出演者、てらし優一郎は最期の曲がよかった。その曲のように、詞曲として成り立っている曲を何故全面にもってこないのだろうかと思う。表現という面ではいい面を持っているだけに、残念ではないか。3番手のS・リューシンは井上陽水の「傘がない」を演奏していて、その日聞いた詞の中では、この詞が一番いいと思った。最初「傘がない」だとは気付かず、この人なかなかいい言葉を使っているな~と思った。1972年の歌だが、そのころはきっとまだ日本人が日本人としてまともに社会のことを考え、アウトプットする時代だったのかもしれない。「傘がない」は、そんなことより”傘がない”ことのほうが問題だと歌っている歌なのだが、そうでありながらも詞の中には社会の様相が切り取られていて、インスピレーションを刺激される。井上陽水のセンスはさすがだと思ったのと同時に、どこのライブハウスへ行っても思うのだが、詞については毎回毎回フラストレーションがたまって仕方がない。これはっ!と思えるような詞にはほとんど出会ったことがない。・・・ライブの目的は人の感性を開放することにあると思うのだが、弾き語りのような音楽では詞がもっとも重要だと、昔思っていたことを改めて思わされた日でもあった。そして最期は4人組のグループ北南(ほくなん)のバンド演奏。実はアピアのライブの後、バンド系のライブハウスのどこかに行こうと思っていたのだが、思いがけずもアピアでバンドのロックを聴くことが出来た。北南の連中は音楽をよくわかっている連中で、カッチョイイ曲を連発してくれてN郎♪的には大満足。60年代ロックを彷彿させるような曲調で、曲調のメリハリが素晴らしい。変拍子やブレイクが効果的に使われており、観ていてニヤリとさせられてしまった。アピアはライブスペースの隣がパブスペースとなっており、エキゾチックなその場所で呑むことが出来る。ライブの後、カルカンエコーと北南のボーカル兼ギタリストの人と一緒に呑みながら本日のライブについて音楽談義をすることが出来た。北南の彼は、N郎♪の彼らに対する音楽的評価にいたく感激していたようだが、曲が難解だとか言われたり、ロック系のライブハウスでは他のバンドとちょっと音楽的に違うんじゃないかと思ったりもしていると話していた。U2のボノを尊敬しているようで、U2のMCでは社会的なことをバンバン話すとも言っていた。なかなかイマジネーションとインスピレーションを刺激される談義となり、面白かった。カルカンエコーは今週1月19日(金)に小伝馬町プードル(ダイニングバー)で演奏し、渋谷アピアでは2月10日(土)に出演する。北南は2月24日(土)に同じく渋谷アピアに出演し、3月7日(水)には渋谷屋根裏に出演する予定とのこと。ついでに宣伝しておくと、ウチのバンドは2月24日(土)埼玉・越谷のメンフィスというところで演奏する予定。アピアを出た後、渋谷TSUTAYAへ向かう。土曜の夜のハチ公前交差点は、平日とはニュアンスの異なる活気に満ち溢れていた。TSUTAYAのCDレンタルフロアは若い女性が多く、みんな音楽を探し、その音楽とともに週末を過ごすのだろう。ちなみにCDレンタルフロアは地下2階から地上3階へ移動していた。ボブ・ディランの武道館ライブ(1976年)とスウィング・アウト・シスターのベストアルバムを借りてTSUTAYAを出る。埼京線に乗りながら、今夜は相当久しぶりに充実した時間を過ごすことができて、かなり気持ちいい夜だと思った。インスピレーションが湧き、アウトプットへの内的衝動に駆られた。アピアとその出演者たちに感謝。そして今宵の貴重な一人の時間に感謝。ありがとう。●リンク:渋谷アピアホームページ●リンク:カルカンエコー・僕の行くトコロ<自ブログ関連>● カウントダウン2006(ライブ編) ● 渋谷・TSUTAYA
2007/01/13
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1977年 東宝監督:市川崑原作:横溝正史出演:岸恵子 石坂浩二 若山富三郎 北公次 他遅ばせながら新年初投稿となる。フジテレビ・稲垣吾郎の『悪魔が来たりて笛を吹く』でも、石坂浩二のリメイク版『犬神家の一族』でもなく申し訳ないが、年末年始に改めてDVDで観た金田一映画、77年東宝『悪魔の手毬唄』について書こう。■映画の観どころこの映画、出演者では岸恵子が最も注目されたと思うのだが、多くの人が評しているように、一番の役者は若山富三郎だと思う。タバコをふかしながらの演技が絶妙で、たまらなく上手すぎる。相当な演技研究家だったのではないかと推測してしまう。プロフェッショナルな役者とはああいった演技をする人のことを言うのだろう。素晴らしいセンスだ。若山富三郎の他にも出演者は演技派ぞろいで皆芸が細かく、そんな演技を見ているだけで十分楽しめる。医者役の大滝秀治の傍若無人な態度、特に火鉢に足を突っ込んでいるところや、野津刑事役の辻萬長がメモを確かめながら調査結果を読み上げるシーンなど、ホントに芸が細かく、おもしろい。役者の演技を楽しみたい人にはたまらない映画でないかと思う。そして石坂浩二の、あのとぼけた金田一役の演技は、稲垣吾郎の金田一の演技とは雲泥の・・・な~んてもんじゃないと思う。稲垣ファンには申し分けないが、そう言わざるおえないほど金田一耕助役としての演技がはまっていた。出演者のこの絶妙な演技の連発は市川マジックのなせる業なのだろうか。同じ市川監督の映画でも96年の東宝『八つ墓村』には首を傾げたが、目標としたのは『悪魔の手毬唄』だったのかもしれない。斬新なカットや映像のつなぎなど『悪魔の手毬唄』は市川映像絶好調で、田舎のひなびた温泉宿や土蔵、放庵の庵など、舞台となる場所の映像も実に素晴らしい。よくまあ、あれだけ古ぼけた日本の民家を再現できたものだと感心する。役者の演技とともに、そんな映像を観るだけでも十二分に価値ある映画だと思う。■音楽村井邦彦・田辺信一の音楽は角川『犬神家の一族』での大野雄二の音楽的趣向を引き継いでいてよかった。しかし、主題曲の「哀しみのバラード」はいい曲ではあるのだが、日本的土着文化を舞台とした「悪魔の手毬唄」の世界とはちょっと違うのではないかと思う。主題曲には「鬼首村手毬唄」を持ってくるべきではなかったか。また、本編で使用されていた音楽より、DVDに収録されていた映画の予告編の音楽の方がエキサイティングでインパクトが強く、好みだった。MBS横溝正史シリーズの音楽に近い感じで、音楽的趣向はああいった感じのほうがよかったと思う。どこかに収録されていないだろうか?■横溝映画の最高傑作・・・について(ネタばれ注意)この映画、横溝映画の最高傑作と評判が高い。確かに完成度は高く、役者の演技も素晴らしい。しかしこの映画が横溝映画の最高傑作・・・というのは松竹『八つ墓村』の映画評で触れたように、ちょっと違うんじゃないかと思う。岸恵子が事件の真相を語るところからの情緒的シーンがウケたせいなのか、東宝の後続『獄門島』では原作と犯人を変え、原作にはない犯人の情緒的な生い立ちをクライマックスに持ってきている。が、『獄門島』でのその改変は安っぽいドラマを連想させ、失敗ではなかったかと思う。あの作品はドライに終わらせるところが格好いいのだ。『悪魔の手毬唄』もそこまではっきりとは言えないが、岸恵子の告白を中心とする情緒的なシーンが今ひとつのめりこめない。そういった部分が逆に殺人事件の動機に疑問を呈する結果となり、そんな評価が散見される原因ともなっているのかもしれない。ただ、母親の死を知った歌名雄の悲劇には、作り物とわかっていてもせつなさを感じざるおえなかった。横溝映画の最高傑作となるためには・・・『悪魔の手毬唄』の後半に、鬼首村手毬唄を口ずさみながら人喰い沼を別所千恵子が歩くシーンがある。そのシーンに続いて人形が手毬をはじめる怪奇幻想的シーンがあるが、あのイメージをもっと全面にうちだし、映画全体のモチーフとしていればより凄い映画になっていたのではないか・・・横溝作品が横溝作品である魅力、原作者が一番強調したかったところ・・・そんな部分をあともう少し強調していれば・・・そう思うのだ。そんなことを思いながら原作者・横溝正史の怪奇娯楽探偵小説家としてのセンスとサービス精神にあらためて感心させられてしまった。そしてその原作のエッセンスを、ユーモアを交えながら見事に映像化した市川崑の力量にも同時に感心させられた一作であることは間違いない。●関連記事一覧:金田一耕助についてうんちく 映画&音楽
2007/01/05
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今年も残すところあと1時間半。これまで4回連続で「表現」を取り上げてきたカウントダウンシーズ。2006年の最期を飾るジャンルは「曲」だ。今年出会ったベストな曲はどの曲か・・・・ずっと考えてきたが、「曲」という視点で見ると、この曲をベストとして挙げたい。今年一番のお気に入りだ。●What Kind Of Fool Are You? / SWING OUT SISTER
2006/12/31
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今年は改めて詞の力を再認識した年でもあった。以前ブログで紹介したこの詞に出会ったことも大きい。● あらためて古賀千春「鐘の音」映画編、ドラマ編でも触れているが、言葉の力は確かに存在していて、闇に閉ざされて彷徨う人の目を見開かせ、一筋の光明を与えてくれたりする。出会った言葉によって、その後の人生が大きく変わったというようなこともある。言葉自体はなんらかのことを言語で表現した結果でしかない。感動したり、目が開かれたりするのは、言葉自体に感化されるわけではなく、言葉という表現手段を使って伝えられたなんらかに受け手が感化されるからだ。そのなんらかの実体とは一体なんなのか?中島みゆきの「時代」の歌詞の中にこんな一節がある♪今はこんなに悲しくて、涙も枯れ果てて、 もう二度と笑顔にはなれそうもないけど・・・報われぬ愛であったり、破れた夢であったり、怯える自分自身であったり、人は誰でも内面の無意識に克服されぬままの屈託を持っている。しかしそれでもその屈託を打ち壊し、立ち上がって歩き出そうとする姿に人は共鳴し感動を覚える。♪今日は倒れた旅人たちも生まれ変わって歩きだすよマジレンジャー風に言えば「勇気」というものなのかもしれないし、ボブ・ディランの言葉を借りれば「どこかに向かっている途中」に持つメンタルのことを指しているのかもしれない。誰もが内面で闇の瀬戸際に立たされたまま、そんなハートが開かれることを望んでいる。言葉には無限の表現があり、言葉で伝えるべき内容も世の中には無限に存在している。しかしそんな中、一体何を選択し、何を伝えようとするのか。それはアーティストの選択によって決まるものであり、アーティストの思想ともいうべきものが反映された結果となると思うのだ。言葉によって何を描き、何を伝えるようとするのか。2006年、古賀千春の「鐘の音」はその指針に改めて確信を与えてくれたように思う。
2006/12/30
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