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2006年01月11日

「ジム・ロジャース来日公演」　その２

(20)

テーマ：株を楽しも～ぅ♪っ（^3^)-chu!no　(525)

カテゴリ：投資のお話

さて、「ジム・ロジャース来日公演」は下記のスケジュールで行なわれました。

第１部　５年で２００万を３億にした超成長株投資　　ＤＡＩＢＯＵＣＨＯＵ氏
第２部　１５年間常勝した、私の為替トレード成功方程式　　マット今井氏
第３部　私が現在投資を続けている、国、投資対象とは？　　ジム・ロジャーズ氏第４部　３年連続で年利８０％達成した割安株投資　　　ｉｎａｔｏｒａ氏
第５部　年利約４００％！システムトレーディング　　斉藤正章氏　
第６部　ジム･ロジャーズインタビュー　　　インタビュアー：林康史氏

もともとの、私の目当ては、ジムさんではなくて、ＤＡＩＢＯＵＣＨＯＵさんとinatoraさんでした。

それにしては、お二人の公演時間が短くて、消化不良気味になるか？という言う心配もしたのですが、それは杞憂に終わりました。

料金形態は様々ですが、１万円はかるーく超えている。

今回は、この豪華さで、料金は￥６０００也と大変リーズナブルで、複数の講師が自分のやり方についてコンパクトにまとめて公演する、というのは、例えれば「ベスト版」のようなお得さがありました。

例えば、システムトレーディングの斉藤氏の講義なんて、こういう機会でもなければ聞く事がなかったかも。

私は基本的に、ファンダ投資家なので、システムトレーディングについてはあまり興味がありません。

理数系に弱いので、自分で使いこなせるとも思えないし（苦笑

でも、こうしてプログラムに組み込まれていれば自然と聞きますし、聞くと、やっぱり勉強になるんですね。

それぞれの講師にはそれぞれの魅力があるし、聴いて初めて「もっと知りたい」と思うこともあると思います。

そういう意味でも、こういうスタイルは「お試し版」としていいと思います。

実際、講義中に最もよくメモをとったのは、ＤＡＩＢＯＵＣＨＯＵさんとinatoraさん以外の講師の方のお話でした。

お二人は、既によく存じ上げているお方なので、ダイジェスト版である今回のような内容だと、知っていることの復習、と言った感じになるからです。

今回の日本人講師のお話の中で、最も興味深かったのは、第２部の今井雅人氏のお話でした。

・１番簡単に儲けられるところを探す事。
・間違えた時に如何に早く損切りするか。

だと仰っています。

マクロ的な物の見方をされる方で、 経済の主役がアメリカからアジア、ユーロ圏へ。ドル一辺倒からユーロとの２極化へ。 と言う話には大変説得力がありました。

舵取りを誤れば、 スタグフレーションが起こる可能性はかなり高い ようで、注意が必要です。

このことは、ジム・ロジャースも指摘しています。

日本では昨年からＦＸ投資が人気ですが、 今年の外為投資は難しそう です。

昨年はとても判り易い相場だったそうで、スワップ取りの投資も成功したけれど、今年はそのやり方では通用しないだろう、という話でした。

ジム・ロジャース氏の公演内容については、「その３」で。

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