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宮木 京子
その時々の事柄を、思いのままに。
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2008年01月08日
カテゴリ： 投資のお話
相変わらず、株式相場は絶不調ですね。
私がブックマークさせてもらっている投資家の方は皆さんどちらかというと強気で、この暴落でがっぽり買ったという人もいらっしゃいます。
さてさて、この先経済は強気で推移するのでしょうか？
世間一般の投資家心理はどのくらい冷えているのでしょうか？
今朝の「日経オンライン」で２００８年の世界経済についてのコラムがいくつか載っており、その中から抜粋して、宮木の主観を交えながら紹介してみたいと思います。
総じて、２００８年の世界経済予想は暗いです。
まずは米国の景気減速。原油価格の高騰、サブプライムローンの余波、失業率の上昇。
これらは全て、米国の企業ではなく、個人や中小企業を直撃するものなので、根が深い。
米国が駄目なら、欧州は？オリンピックに沸く中国は期待できるだろう、と考えている人も多いと思うが、実態はどうか？
「中国は過剰投資が過剰生産を招き、製品価格の下落が続くという悪循環に陥っている。欧米への輸出で持ちこたえているが、米国経済がつまずけば、状況は厳しくなるという。
中国国内では株式相場の熱狂が、深刻な格差問題をかろうじて覆い隠している。8月の北京五輪後にバブルが弾ければ、政治的な混乱が起こる可能性も否定できない。」
という悲観的な見方が出ている。
欧州のことは良く判らないが、中国に関しては先の意見に頷けるものもある。
中国ではまだ底上げが出来ていない気がする。
対外的な評価に、中身が追いついていないというか。
「中国」を素晴らしい！と評価したい部分と、やはりまだ投資先として不安がある、と敬遠したい部分が混在している。
これも「格差」か。
日本でも昨年は中国産製品がずいぶん話題になった。
特に食の分野で不安が広がり、近所のスーパーでは、とうとう中国産を締め出してしまった。
中国はバブルだ、という意見は多く、それが本当なら、オリンピックが終われば弾ける可能性は高い。
米国寄りの日本経済は、米国が失墜すればそれにつられてずるずる後退する可能性が高い。
記事では
「 2008年は3月の日銀総裁の交代や、衆参のねじれを解消するための衆院解散が予想され、政治の年となるはずだ。政治のリーダーシップで経済を転落の淵から救うのか、政治の機能不全によって「失われた10年」に逆戻りするのか。2008年は日本経済の大きな分かれ道になりそうだ。」
と結んでいる。
個人的に、世界経済は転換期を迎えていると思います。
具体的には、ドルの失墜とユーロの台頭、中国、インドの経済力アップ、などがあります。
それが２００８年に一気に今の状況を打ち崩してしまうような事はまだないと思います。
ただ、やっぱり、変化は始まっていて、それは止められない流れになってきているのではないかと思うのです。
日本の景気、特に将来性については不安はあります。
それでも、投資をするならやっぱり日本株になるのかなぁ。
投資とはそもそも「出資」なので、自分の生活に縁のない外国に出資するよりも、身近な日本企業に出資して、そのお金を製品やサービスで還元してもらいたい。
株も日経平均が下げると、全部駄目みたいな雰囲気になってしまいますが、個別に見ると下落率には大きく差があります。
今は「格差」の時代で、それは当然株の世界にも存在し（というより更に顕著）どの銘柄を持つかが明暗を分けるような気がします。
「時間が無い～」などと言ってないで、そろそろ真剣に個別銘柄について調べていこうと思います。（決意表明）
これだけ、２００８年の経済予想が揃って暗いと、正反対の事が起こるかもしれませんしね（＾＾）
参考コラム・・・
２００８年を斬る！不安の１年と対峙せよ！
失われた１０年に逆戻りも
景気後退とまではいかないが・・・
（日経ビジネスオンラインより）
私がブックマークさせてもらっている投資家の方は皆さんどちらかというと強気で、この暴落でがっぽり買ったという人もいらっしゃいます。
さてさて、この先経済は強気で推移するのでしょうか？
世間一般の投資家心理はどのくらい冷えているのでしょうか？
今朝の「日経オンライン」で２００８年の世界経済についてのコラムがいくつか載っており、その中から抜粋して、宮木の主観を交えながら紹介してみたいと思います。
総じて、２００８年の世界経済予想は暗いです。
まずは米国の景気減速。原油価格の高騰、サブプライムローンの余波、失業率の上昇。
これらは全て、米国の企業ではなく、個人や中小企業を直撃するものなので、根が深い。
米国が駄目なら、欧州は？オリンピックに沸く中国は期待できるだろう、と考えている人も多いと思うが、実態はどうか？
「中国は過剰投資が過剰生産を招き、製品価格の下落が続くという悪循環に陥っている。欧米への輸出で持ちこたえているが、米国経済がつまずけば、状況は厳しくなるという。
中国国内では株式相場の熱狂が、深刻な格差問題をかろうじて覆い隠している。8月の北京五輪後にバブルが弾ければ、政治的な混乱が起こる可能性も否定できない。」
という悲観的な見方が出ている。
欧州のことは良く判らないが、中国に関しては先の意見に頷けるものもある。
中国ではまだ底上げが出来ていない気がする。
対外的な評価に、中身が追いついていないというか。
「中国」を素晴らしい！と評価したい部分と、やはりまだ投資先として不安がある、と敬遠したい部分が混在している。
これも「格差」か。
日本でも昨年は中国産製品がずいぶん話題になった。
特に食の分野で不安が広がり、近所のスーパーでは、とうとう中国産を締め出してしまった。
中国はバブルだ、という意見は多く、それが本当なら、オリンピックが終われば弾ける可能性は高い。
米国寄りの日本経済は、米国が失墜すればそれにつられてずるずる後退する可能性が高い。
記事では
「 2008年は3月の日銀総裁の交代や、衆参のねじれを解消するための衆院解散が予想され、政治の年となるはずだ。政治のリーダーシップで経済を転落の淵から救うのか、政治の機能不全によって「失われた10年」に逆戻りするのか。2008年は日本経済の大きな分かれ道になりそうだ。」
と結んでいる。
個人的に、世界経済は転換期を迎えていると思います。
具体的には、ドルの失墜とユーロの台頭、中国、インドの経済力アップ、などがあります。
それが２００８年に一気に今の状況を打ち崩してしまうような事はまだないと思います。
ただ、やっぱり、変化は始まっていて、それは止められない流れになってきているのではないかと思うのです。
日本の景気、特に将来性については不安はあります。
それでも、投資をするならやっぱり日本株になるのかなぁ。
投資とはそもそも「出資」なので、自分の生活に縁のない外国に出資するよりも、身近な日本企業に出資して、そのお金を製品やサービスで還元してもらいたい。
株も日経平均が下げると、全部駄目みたいな雰囲気になってしまいますが、個別に見ると下落率には大きく差があります。
今は「格差」の時代で、それは当然株の世界にも存在し（というより更に顕著）どの銘柄を持つかが明暗を分けるような気がします。
「時間が無い～」などと言ってないで、そろそろ真剣に個別銘柄について調べていこうと思います。（決意表明）
これだけ、２００８年の経済予想が揃って暗いと、正反対の事が起こるかもしれませんしね（＾＾）
参考コラム・・・
２００８年を斬る！不安の１年と対峙せよ！
失われた１０年に逆戻りも
景気後退とまではいかないが・・・
（日経ビジネスオンラインより）
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