ベネツィア~フィレンツェ

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ベネツィア~フィレンツェ
水の都ベネツィア
 AM6:00起床。今日も強行軍なので朝が早い。そしてまたバスに閉じ込められるのかと思うとぞっとする。
 午前中は水の都ベネツィア観光。ベネツィアにはボートで渡るのだが、ボートが良い感じ。後部が部屋になっていて窓から外が眺めるが、私達は最後に乗ったので、運転手のすぐ後ろ。他の客に申し訳ない程良いポジションをゲット。潮の匂いのする風に吹かれ、ボートはひた走った。やがて見えてきたのだ水の都だ。
 それは衝撃的な出会いだった。なんと美しい街なんだろう!イタリアのどの街より美しいのでは無いかと思えた。まるで映画の中にいるような気分だ。こんな街があるなんて信じられないと思うほど美しい街に見えた。
 街に上陸すると観光客でいっぱいだった。ここでまたローカルガイドが現れた。彼はイタリア人だが日本語を流暢に話し、巧みな話術で我々を楽しませてくれた。
 彼の話では、この水上都市を支えているのは木らしかった。海に大量の木の杭を打ち込み、その上に石畳を並べているという話だった。街を見渡すと大きな建物がいくつもある。これらが木で支えられているというのは、凄い話だなと思った。もっとも木の杭は長い年月の間に変質し、石炭のようになっていると言っていた気がする。ちょっとよく聴いていなかった。
 彼は、饒舌で常に何かを喋っていたが、得に彼が主張していたのが「私はイタリア人では無い、ベネツィア人だ。ローマに住んでいる者は自分をローマ人と言う」だった。事情は良く解らないのだが、どうもイタリアという国は今でも一枚板では無いように思えた。
 ベネツィア観光の中心と言えば、サン・マルコ寺院。
 改修工事を重ねた結果、ビザンチン・ロマネスク・ゴシック・ルネサンスの様式が調和した豪華な外観をもっている。イタリアでは異色の建物ではあるが、あまり荘厳さは感じられなかった。割と控えめな建物だ。もっともベネツィアでは、これが精一杯だろうが・・・。中に入ると壁や天井にモザイク画がぎっしり。とても珍しい装飾に感嘆してしまった。内部は撮影禁止なのだが、ローカルガイドがさりげなくカウントダウンして、1枚だけ取らせてくれた。このローカルガイド良い!
 さて、サン・マルコ寺院の隣にはドゥカーレ宮殿があるのだが、その前にベネツィアングラスの製作実演を観賞した。まあ、良くあるガラス工房と変わりない。でやっとこドゥカーレ宮殿内部へ。そこはかなり豪華だった。色々な装飾に目を奪われた。後半、博物館になっている部屋があり、そこに実際に使われていた、剣や槍や甲冑が!思わず見惚れてしまったが、他の人は興味ないのかさっさと通過。ガイドもさっさと通過・・・。ちと悲しい。でも本物のバスターソードやツーハンデッドソードを見ることが出来て感涙。
 ドゥカーレ宮殿の中を奥深く進むと裁判所有り、監獄有りで思わず「おお」と感動の声を上げてしまった。監獄は天井がとても低く、天井も壁も床も全て石畳だった。この中に閉じ込められるのは簡便だなと思った。最後に「ため息橋」。囚人たちが、最後の外の風景を見ながらため息を着きつつ渡ったのでこう呼ばれているらしい。で、お約束のため息を・・・。俺のため息の理由は午後のバス移動なんだけどね。
 その後昼食になり、イカ墨スパゲティを食べた。料理は海産物がメインだが、海産物が苦手な俺には、ちと辛かったがワインはなかなかいけた。
 さて、最後に30分だけ自由時間を得られたので街を散策するとカーニバル用の仮面を売る店がやたら目立つ。その仮面がまたナイスなデザインのものが多いので、買いたい誘惑に駆られたが、買ったところで使い道もないしと諦め、お土産用にベネツィアングラスの店に入り、ちと、いやかなり高価な買い物になってしまった。
 午後は、またボートで陸に戻り、4時間のバス移動。けつが痛い。でやっと着いたフィレンツェのホテルは、フィレンツェ郊外のボロホテル・・・。くそ、旅行会社に騙された気がする・・・。このホテル、バスにシャンプー無い、リンス無い、コップ無い、バスカーテン無い、おまけにトイレは便座が無い!
 まあ唯一の救いは、部屋が2室ある広さといったところか。が2人には広すぎる。嬉しくもなんにもない。なんだかぼろくさいし。
 夕食はフィレンツェの街中でという話で、またのやバス!もうバス!バス!バス!だ!大体なんでことごとく郊外なんだよ。夜遊びにも行けないではないか!が、まあ、レストランで食べた料理は美味しかった。そしてこの旅行で初めて飲んだ赤ワイン(それまでは全て白ワイン)は、とても美味かった。赤ワインも悪くないな・・・。
今日の万歩計は、14,800歩。


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