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「世の荒浪に揉まれて、何しろ逆境くらい人を変えるものはない」「通行税の法令ばかり何遍も作って、道は益々ひどくなったわね」「この百薬の長をしたたかに飲む程に、鬱憤は綺麗に拭い去られて、」「外面を信ずるなかれ」「結婚とは愛か憎かの何れかを同程度に満足させる機会」「片方をよければ片方につかまる」「一体わしはこうやって苦労して何を望んでいるんだ」「<40〜50歳頃は人生の正午> ユング」
2024/09/28
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「我々が人に施す善乃至悪は度々我身に返って来るものである」「が君も知る通り世間の考えというものは常識とは大違いさ」「事実また世の中には如何にも奇怪で説明のしようのない出来事も起る」「過去の罪悉くを悔い改めて、」「命があれば希望があるさ」「自分のしかけたわなに自分が落っこって永久に浮かびっこなしだ」「救いの道は唯一つ」「サキノコトハワカリマセヌネ」「まず何が幸福なのか知ることよ」
2024/09/17
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「何も仰しゃらないでいる方(かた)が一番感情は深いのだと思いますわ」「君には解るまいが僕は僕の運命にすっかり絶望しているんだ」「すべてに信念を通すことだよ」「若い人にはどんな高い望みでも許される。若い人の野心は私も好きだから、あなたも出来るだけそういう気持を持つがいいわ」「流石に争われぬ人生の秋、」「模倣は用をなさぬ。実物そのものを写さねばならない」「その内に都合のよい事も起りましょう。辛抱強く待たねばいけません」「貧しくても正直な方がいいわ」
2024/09/10
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「希望のない者のように悲しんではいけません」「人間はそれぞれの流儀で人を評価するもので、」「寿命も尽きない内にわざわざ死を招くなんてのは全く不埒至極の思上がった沙汰だと私は思いますね」「彼はいよいよ道を間違えたという確信を深くする」「世の中にこんな暗い所があるだろうか。あの世だってこれ以上の暗さだろうか?」「100歳まで生きたいか?干しブドウみたいになって?」「世には衣装の力で添える事も隠す事も出来ない自然の気品というものがある」「手遅れにならない内に是非悔い改めて下さい」
2024/09/01
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「有り余る時間をどう満たして来られたか、寧ろどう潰して来られたか、驚くばかりです」「常に過半数を見て全体を評価する世間」「しょうがないしょうがないって言ってたら何時までたったって同じじゃないか」「<私は絵を空から描きはじめる> シスレー」「賢者も時に愚者の言より悟ることありとは、古い諺だが真実ですて」「して見れば旅ばかりして回る必要が何処にある?」「かかる厳しい規則の下に執筆することは、何か七面倒臭い考え方を遵奉(じゅんぽう)しつつ生きるのに劣らぬ至難事」「生きることは年を取ることだ」
2024/08/26
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「イエスは言われた。「信仰が薄いからだ。はっきりと言っておく。もし、からし種一粒ほどの信仰があれば、この山に向かって『ここから、あそこに移れ』と命じてもその通りになる。あなたがたにできないことは何もない」 マタイによる福音書一七章二〇節」「こんなに税金が高くちゃ本当にやり切れやしません」「一人で生きづらいのも人生、一人で死にづらいのも我々の人生」「見ると聞くとは大違いさ」「僕が将来の不幸を免れる唯一の道は、過ぎた幸福の源を忘れる事だけだ」「僕の眼には生命ほどつまらぬ物はないのです」「時は矢張り精神の最上の医者」
2024/08/19
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「一体全体何処にいらっしゃるおつもりなのです?」「人の性質は動き易く、時と場合によって我々は随分本来の性と離れた行動をする」「どうぞ力を落し給うな。親友でも失われたのだろうか。もしそうなら人間はすべて死ぬべきものである事をお考えなさい」「すべて人生は苦艱(げん)の世の中。あなただけではない、私にも私の悲しみがある」「太山は高しと言えども、天の下には谷がある」「犬のほうが人間より優れている。人間も自然に与えられたものだけで満足して生きるべきだ」「ネコが脱いだ靴下があれば、そっとツナ缶の一つでも入れていくサンタクロースになりたい」
2024/08/12
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「この世に偶然はないのよ」「“お前が生まれる世界は楽しくないかもしれない”」「どうせわしのする事は皆間違っているんだ、」「<人生は所詮あわれな役者、自分の出る幕だけ舞台の上を威張って歩き、わめき散らし、後はもう声も聞こえない> シェイクスピア」「今すぐ俺は出かける ー が何処へ? ー それは運命の導くまま」「『何もしない権利』『何より大切なあなただから』『幸せがとどまる瞬間』『本当にちょっとだけ泣いた』『私の気持ちも知らないくせに』」「トゥモロー・ランドなんてどこにもないんだ」
2024/07/27
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「心配はあと一歩で狂気に陥るのです」「氏は既にこの世の用件を片付け終えて、人間として可能な限り来世への備えも出来ていた」「もてるものを以て足れりとする事」「皆仲よくしようや。さ一緒に俺の所に来て、一杯やりながら平和回復と行こう」「叡智は中庸を尚(たっと)ぶ」「あゝ、もう今は私が安息を求め得るのはお墓ばかり」「ねえ、おまえの考える事で私に判らない事なんて一つもありやしないんだよ。丁度我々の動きを、我々が本当に動き出すずっと前にフランスが知ってしまうのと同じさ」「では一足先に旅立つとしよう」
2024/06/30
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「心の病が所謂肉体の病に最もよく似ているのは、双方とも一度患ったら再発し易いという一点である」「肯定・尊重・譲歩」「かくして昼の美、夏の美は、夜或は冬の恐ろしさによって一層引立つ」「川と同じ 流れなきゃ 停滞」「一方の出口を防げば必ず別の口から噴き出る」「わしにも弱点はあるさ、人間誰しも完全に完全な者はないからな」「一見矛盾と見えるものが決して矛盾でない」「世の中は一つの巨大な機械で、その大きな歯車が、余程眼の利く者でなければ認め難い極めて小さな歯車によって回転を与えられる」「音楽は愛より出でて愛に帰る」
2024/06/16
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「人生の最大の悲劇は、人が死ぬことではなく愛が死ぬことだ」「<みんな、自分を生き直したい。死にたくて死んでいく人も、じつは生き直したくて死んでいっている> やましたひでこ」「経験の深い船乗は完全な凪を常に嵐の前触れと考える」「哲学は悲嘆の愚かさ空しさを教え、信仰はまたそれを誤れるものと説くと共に将来の希望と保証を与えて悲嘆を和げる」「駅馬車は空(から)だろうと満員だろうといつも同じコースを走る」「友を見てその人を知る」「それ地獄は遠きにあらず」
2024/06/12
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「人間は機械の法則に支配される機械であり、機械の電池が切れれば人間は死ぬ」「出会いと別れを繰り返しながら、その時々の縁ある人との関係をクリエイトしていく姿勢」「全ての生命は、神々の生命でさえいずれ終わりになり、生の連鎖から解放され、「涅槃」に達して休息と幸福を得る」「人間というのは、情熱的で、弱く、愚かで、哀れである」「人生には理由などなく、人生には意味などない。これが答えである」「人生が苦悩と不幸以外に何も与えないとき、自分の意志で自分の命を絶つ人を私は是認するのみである」「完全な一生 ー 人生模様の完成 ー のためには、若さ、壮年だけでなく、老年も入れなくてはならない」「他人の歯痛は分からない」
2024/06/08
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「人生も哲学を学ぶ学校である」「献身的な、引き籠もった、瞑想的な生活を送る者にとって有難いのは、多くの事柄に心を煩わされずに済むことである。こういう者の知性と感情は一つのものに集中する。その感情の流れも力も全て一定の方向に向かう。その思考と献身は一つの偉大な目標で結ばれ、それ故、その人生は首尾一貫したものとなり、最後まで矛盾がないのである」「人が人生で踏み出すどの一歩も、今の自分のありようで決まっている」「現世しかないのか、それとの来世もあるのか、(略)人生に意味があるのか、それとも、自分が人生に意味を付与するように努力すべきなのか」「自分ならではの人生模様を描いて生きたい」
2024/06/01
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「私は苦悩が人を気高くなどしないことをはっきり知った。苦悩は人を我儘にし、卑劣にし、ケチにし、疑い深くする。些細なことに拘(こだわ)るようにさせる。苦悩は人を本来の性質より良くはしない。悪くさせるのだ」「自分の本務は生きることだ」「我々は誰しも、一人の例外もなく、最初は自分の心の孤独の中で生きることから始め、それから与えられた材料と他者との交流を活用して、自分の必要に似合った外界を作る」「金銭は第六感のようなもので、それがないと他の五感も働かないのだ」「『私が人間をどう考えるか、簡潔に言ってみますかな。そう、人間というのは、心はまっとうなんだが、頭となると完全に役立たずですな』」「人は、自分が最も身近に知っている人のことも実はほとんど分かっていない」「私はまだ人気のあるうちに消えようと思った」
2024/05/30
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「神も、仕える主人もない孤独者にとっては、日々の重荷は恐ろしいものですよ」「そして弁舌の才というというものが思考力を伴わないというのは、誰もが知るところである」「身辺整理というのは、将来についての不安なしに余生を送るための、この上ない準備」「言葉というものは、文の均衡をとるようにするだけでなく、概念の均衡をとるようにも用いられるべき」「青年時代には、年月が自分の前方にずっと続いているような気がして、終わりなどありそうに思えない。中年になってからでも、最近は寿命が延びているので、やる気はあってもあまりやりたくないことは、何か口実を探して先延ばしにしようとする。だが、自分が死ぬことを考慮に入れなくてはならない時期が遂にやってくる」「設計図を作ることの欠点は、何であれ自然のままに行動しなくなることだ。設計図に従って生きることの大きな欠点は、あまりにも未来指向になりがちなことだ」
2024/05/23
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「自分自身の葬式に参列するわけにはいかない」「子どもの涙はけっしておとなの涙より小さいものではなく、おとなの涙より重いことだって、めずらしくありません」「真実は光と同じで、眼を眩(くら)ませる」「この世の秩序だってあいまいなものですね」「苦難に生きるべきとき」「しかし、真実というやつはやりきれないものですよ」「しかし心配無用!いまじゃ手遅れだ。これからさきだって、ずっと手遅れですよ。ありがたいことに!」「なんの望みもありやしない」
2024/05/16
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「われわれの感情を呼びさますものは死だけなんだと、気づいたことがありますか?」「要するに、倦(あ)きたんです。多くの人がそうであるように、倦きたんです」「人生が前みたいに楽じゃなくなりました」「つまらんことだ、とおっしゃるでしょう?そうかもしれない。ただね、こいつを忘れるまでにだいぶんひまがかかった」「彫像があらわな姿で立っているからには、美辞麗句は消え失せるべし」「ここでは明日の事も分からん」「空は生きている?いやまったくそのとおり」「年年歳歳花相似たり歳歳年年人同じからず」
2024/05/12
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「必要でないときはできないし、必要なときには、もう思いきってやることができなくなっているし、要は、やらなきゃならぬとき、決意すればいいのだ」「死の確実なしるしは医者たちの言葉よりも、むしろ、彼が思わずふせたまぶたのうちにあった」「おのれの死をきめることのほうが、生き方をきめることよりも、ずっと重要なことかも知れぬ…」「しかし、死ぬときは…追憶しないのかも知れぬ」「主よ、われらが悩(くる)しみをわれとともにわかちたまえ…」「とるかすてるか、どっちかだ」「心ってやつは独特の記憶力がありますね」「チャンスがあってもなぁ、まずは掴まんと」
2024/05/06
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「ぼくは死ってものを、ある女がふけてゆくのをみて、はじめて意識したのだ」「老いること、そこに死を感ずるんだ、老いるってことに」「老いてゆくってことだ。これほどおれを脅かすものはない!≪時≫はおれの内部で、とり返しのつかぬ勢いで癌のように広がってゆくのだ」「空しい すべてが なんという 空しさ」「あの世に持っていけるのは人に与えたものだけだ」「彼もまた≪形(フォルム)の世界≫に囚われてもだえている…」「とすると、いったいおれという男は、おれについてなにを知っているんだろう、」「小さき子よ むつみ合え」
2024/04/27
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「希望ってやつがまるで潮がひいてゆくように流れ去る、と同時になにかしらある暗い力が、おれのうちに、しかもおれに抵抗しながらこみあがってくるのを感じるのだ」「眠れない?」「僕もだ」「不安かい?」「僕もだ」「じぶんのために死ぬことは、おそらく、じぶんのために生きることよりもむずかしいことじゃなかろう」「やつがじぶんながらさもしく感じたのは、やつ自身にたいして、やつの行為にたいしてなんだ」「…そう、勇気は償いの大きな手段だ」「人生ってやつは無意味そのものさ」「はたして目的物に近づいているのだろうか?」
2024/04/21
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「容赦なく加わってゆく年齢のために悪夢のように悩まされ、」「ところで、きみはあちらにつくと、どうするつもりなんです?」「死だって?真の死ってものは、人間の失墜…そこにあるんだよ」「きみ、人生ってなんにもならぬもんだよ」「しかし、人生はわれわれを≪何もの≫かにしますからね」「ああ、一時も早く、この無為そのもののような航海生活を終わりたい」「しかし、おのれの生活のむなしさを、癌にさいなまれるように、うけいれながら生きることは ー 一生死の冷汗を掌(てのひら)に感じながら暮らすことは ー 彼にはとうてい耐えられないことだった」「いや、しょせん自由への道はそんなに数あるものではない」
2024/04/19
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「年を取って、病気をして、悲しい思いをして、だいぶ考えが変わりました」「そう、想像はいつもすべてをつぐなっている」「しかし、これから二月たってのちに、この影、この肉体からなにが残るだろうか?」「いるべきときにいるべきところにいて なすべきことをなす」「この年で、人生にたいする信仰は変わるものじゃない」「不自然な始まりのまことに自然な結末」「“夢を長いあいだ見つめる者は彼自身の影に似てくる”」「かくも長き道」
2024/04/14
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「何事も流儀は人さまざまで、どれが良くてどれが悪いとは言えん。みんな自分の流儀がいちばん好きなんだ」「いや、そんなふうに僻んではいけない」「世の中には真の友情なんてほとんど見当たらないわ!しかも不幸なことに ー (小さな震え声で) ー 友情について真剣に考えはじめたときにはもう遅いのよ」「でも、それで何かいいことがありますか?気むずかしくすると幸せになれますか?」「家族の平和は、たとえ表面的な平和でも保ったほうがいいと思うし、その底に永続的なものがまったくなくても、その平和をわざわざ乱す必要はないと思うし」「どうしてこんなにきれいに(野菜を)切るの?」「自分の目がよろこぶからよ」「『朝茶はその日の難のがれ』」
2024/04/09
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「未来が見えたぜ。地獄だ」「遠くから見れば、人間はとるにたらぬ何でもないものに見える。近よるにつれ、醜悪に、悪意にみちたものに見える」「まあ!とんでもないわ!下へ行っていくら休んだって、またこの丘を登ってきたら、もっと疲れてしまうわ!」「船の上で過ごした人生がいちばん幸せだった」「うっかりぼんやりが増えてきた年の功」「ピアノに向かうと、ときどき涙がこみあげた」「現実なんてつまらないものさッ」
2024/04/03
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「もう、何ものにもすがるまい、とぼくは決心した。何ものも当てにはしまい」「歴史の絶え間ない進行によって本質的に土台から改造されなかったのか?」「彼は、我が身を罵り、あるいは仕事を、あるいは人生を呪いながら、眼をさます」「ものを書くのに手足は必要じゃない。必要なのは、生活の保障…安定…庇護だ」「現在の瞬間に生きないで、すこし前方、あるいはすこし後方で生きている人間がいるものだ」「彼らは人生のきびしい事実 ー 現実のなかで暮している」「くる日も、くる日も、昨日もなければ、明日もない。晴雨計は決して変らない」「決して絶望するなかれ。希望のない世の中、だが絶望ではない」
2024/03/30
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「私は孤独を欲する。ひとり静かに私の恥辱や私の絶望について思索することを欲する」「芸術家は、つねに孤独だ ー もし彼が芸術家であるなら。いな、芸術家が欲するものこそ孤独なのである」「永遠と思われるものが終った後に、自分の内部に大きな湖水があるのを感じるほど冷然とした沈静によっておぎなわれた半意識の状態が、しばらくつづく」「時間の子午線の上には何ひとつ不正はない」「ぼくは、潮のまにまに身をまかせよう、それがどんな形をとってあらわれてこようと絶対に運命には抵抗しまい、と肚(はら)をきめた」「「なんだ、きみはまだ死なずにいたのか。死んだと思っていたのに」」
2024/03/28
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「周囲にあるいっさいのものが砕け散り、砕け散った」「ジグザグ。どの道を行こう?そして、なぜに、どこへ、何で?」「こうしなければならない。ああしなければならない。ならない、ならない、ならないづくしだ…」「ある夜、すべての終るときがくる」「ぼくのいちばんすぐれた思想は、いつもタイプを離れているときに湧き起ってくるのだから」「とにかく、おれたちは小説を書いてどうしようと言うんだ?小説は、いままでに、ありすぎるほどある…」「サンタも神様も両方ともインチキだ」
2024/03/23
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「多くの人々は一つの中心点を求める。これは困難でもあるし、正しいことですらない」「ここでは、ぼくたちはみな孤独であり、生気をうしなっている」「彼は天気予報の名人である。この悪天候はまだつづくだろう、と彼は言う。天災や、死や、絶望が、まだまだつづくだろう。(略)逃げ路(みち)はどこにもない。天気は変るまい」「このぼくの気持のはしくれさえも伝えることのできる相手は一人もいない」「ぼくは金がない。資力もない。希望もない。ぼくはこの世でいちばん幸福な人間だ」
2024/03/18
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「わたしの不幸なんか、まったくたいしたことではないのです。わたしは、それを耐えていくつもりです。そのためにだれの助けも慰めも必要としません」「そういう夢想は、女中部屋でこそふさわしいが、この広い酒場までもってくると、滑稽に見えるだけだ」「双方を入れ替えてみたところで、大同小異というものだよ」「人生は苦いものですから、自分の手で甘くしなくてはなりません」「われわれは時とともに漂い虚影を相手に闘っているのである」「わたしは、この若さですでに人生というものを知っています」
2024/03/16
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「鬱積(うっせき)した怨みつらみは、いつかは、爆発せずにはすまないであろう」「夢だけは、すべての少女とおなじようにすてきな未来を夢みていました。だれだって、自分に夢まで禁じるようなことはできませんもの」「わたしは、結構なキズをもってこの世に生れた。それが、わたしのこの世への身支度のすべてであった」「ぼくは、ぼくの家庭のなかで、他人よりもなおいっそう他人のように暮している」「家族のためでなかったら、こんなことは、もういっさいおしまいにしたい」「わたしにもこういう才能があったら、わたしの人生は、もっとちがった行路をたどっていることでしょう」「いったんなじんだ習慣からはなかなか抜けだしにくい」
2024/03/13
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「状況が変るというなんの見込みもない ー こういうことでは、人間は弱くなり、疑いぶかくなり、ついにはああいうふうに絶望して立っているしかほかに能もなくなってしまうでしょう」「どんな関係にも、痛いところや欠点がある」「こうなってしまったのか、もとからこうだったのかは、彼にもわからなかった」「この世には、大きすぎて使いものにならない機会があるものです」「お昼にちょっぴり疲れていたら、その日が幸福によどみなく経過しているということ」「“秘書のドアはいつも開いていなくてはならぬ”」「しかし、わたしがなにをしましたかね」
2024/03/04
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「彼に必要なのは、目隠しをとってやることであって、元気づけてやることじゃない」「だけど、わたしたちがとっくに知っているように、それは、棚からぼた餅は落ちてこないということ」「どんなにつまらぬものでも、あんたがひとつひとつ自分で戦いとっていかなくてはならないということよ」「彼女は、あのころもいまも真実に面とむかって立ち、この人生を生き、耐えてきたのです」「夕方になると ー 父は、日ましに腰がまがっていくようにおもわれました」「父なら何を望むか」「あなたは、ほんとうに大事な点がわかっていらっしゃらないわ」
2024/03/02
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「ぼくを待ちうけているのは幻滅ばかりで、その幻滅をつぎつぎに最後の一滴にいたるまで飲みほさなくてはならないというような予感がするのだ」「彼は、このような夢想とたわむれ、夢想は、彼とたわむれた」「ものごとの筋道をちゃんと見つけだすのは、とてもむずかしいことだわ」「気持のめいったときには、ついそう思いこんでしまいますの。そうなると、疑惑は、ずんずんひろがっていって、どうにも防ぎとめられなくなってしまいます」「空費としかおもえない一日、徒労としかおもえない希望 ー こんなものがなんだというのでしょうか」「わたしたちは、いまよりもあのころのほうが多く希望をもっていました」「どんな人生を、どんな目標を夢みているの」
2024/02/26
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「祝福は、あなたがたの頭上にぶらさがっていたのです。しかし、あなたがたは、それをどうして引きおろしたらよいかがおわかりでなかったのです」「いったい、どんな手ぬかりをしたのでしょうか」「ですが、わたしは、いつだって最善を尽くしているんですよ」「それでも、この最後の、ごく小さな、いまにも消えそうな、ほんとうは全然なくなってしまったと言ってもいいほどの希望が、あなたにはやはりたったひとつの希望なんです」「それに腹をおたてになるのは、むりもないことですけれど、笑ってすますほうが、分別のある態度ではないでしょうか」「妙に気がめいってしまったのは、どうやらまだ朝食もとっていないせいじゃないかね」「もしかしたら、彼の口辺にただよっているのは、笑いなどではなく、少年時代の幸福であったのかもしれない」
2024/02/19
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「ここはどこだろう。もう道は尽きたのだろうか」「結局は自分自身だけが頼みの綱である」「なんということになってしまったのだろうか。彼の希望は、どこへ行ってしまったのだろう」「悲しみは時間で消せないわ」「<絶望だ。もう何も見えない> ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」「死は明るい昼に現れる」「あなたのご心配は、杞憂というものです」「くだらない過去の枷(かせ)など捨て去ろう」
2024/02/18
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「その一人一人がまじめに自分の持場というものを守り、そこを離れて走り回ったりしちゃいけねえんだ」「立ち止まれば、考えるしかありません。今の自分について」「逃げ出す以外に逃げる方法はなかった」「Kは、さらに歩きつづけた。しかし、道は、長かった」「彼は、道がどんなに悪かろうと、帰路のことがどんなに心配になろうと、けっして歩きつづけることをやめまいとこころに誓った」「彼の考えは、目標をはっきり保持しつづけるどころか、千々に乱れるばかりであった」「その眼は、口よりも多くのことを語っていた」
2024/02/13
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「ああ、とうとう退潮の鼻を逃してしまったな、」「若いからといって知らなければいいということではないんだ」「無意味なもんさ、積年の恨みなんて」「過ちの俺が生み落とされたこの世界もきっと、過ちなのだろう ー 」「あの光の世界には、やすらぎがあるのだろうか」「物を余り欲しがることはない。そんな欲望は、時には幸運を取り逃してしまうのだ」「全くだ、幸運には意地の悪いことがつきものでな」「古きは滅びるもの」
2024/02/04
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「歩きながら思ったの 潮時を知るのは大切だって」「それにしてもなんという茶番だ、人生という奴は、 ー 空しい目的のために、血も涙もない冷酷な論理を、ただ神秘めかして整えたというにすぎない!」「<そこが問題だ> ハムレット」「食べものは血となり肉となり、人間をつくりあげるものぞ」「己の為すべきことを、粛々と為す。それだけだ」「いいか、正しく生きるんだ」「生きるとはすなわち、使命を果たすための、時間を稼ぐことだ」「世界中が強制的に止まった時(コロナ)に、この状況は誰かに嫉妬することがない社会だと思った」
2024/02/03
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「疑念はいつも徐々として頭を占める」「だが、結局そこにあるものは何なのだ?歓びか、恐怖か、悲しみか、献身か、勇気か、怒りか ー それはわからない ー だが、ただたしかに真実 ー 時という外被を引き剥がれた赤裸の真実があった」「どうせこの人生って奴は、なにかひどい目に会わないってわけには行きますまいからねえ、」「いつまでつづく霧なのだ?希望の光はまったく認められなかった」「一人で旅して御覧なさい、そりゃいろんなことがありますよ、」「人間ってものは、若い時分に、いろんな物を見、いろんなことを経験し、心を拡げなくちゃ駄目ですからねえ」「“たゆたえども沈まず”」
2024/01/30
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「人間の生などは、畢竟するにたまゆらの燭火(ともしび)だよ ー たとえそれが、この古ぼけた地球の続くかぎり続くことを祈るとしてもだぜ!」「まず何よりも心を静かにもつことが肝要だね」「われわれは、ただ辛抱強く、じっと待っている、ー 潮の変り目までは他にすることもないのである」「いつも自分の道を、自分の足で、自分の行きたいところへ行く人間だった」「まあ、腹を立てるのはよした方がいいねえ、天日に当るよりも、もう一ついけないことだからねえ」「陸、空、海、際涯(さいはて)もなく展がる虚しい天地」「まあ、あんまり高をくくらんことだねえ」
2024/01/29
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「我々人間はこの世に永久に生きているわけには行かないし、」「一体、母親は我々にこの世に生まれた幸せを与えてくれただろうか。とんでもないことさ。母親が我々を危険に満ちた世界に投げ入れてくれたお陰で、そこから全力を尽して逃げ出そうとしているのが我々ではないか」「心を強く持て」「<坐辺師友(ざへんしゆう)自分の周辺の生活習慣が、自分の身辺にあるものこそが、師であり友である> 北大路魯山人」「若い頃に比べると生きやすくなった、ラクになった。だがしかし、なんだか失ったものも沢山ある気がする私の40代」
2024/01/22
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「別にいいじゃないですか。最悪、世界なんて滅んでも。私たち、たぶん世界の存続のために生きてるわけじゃないですよ」「死は必然の終結」「正、不正という観念はすべて勝手気儘な解釈に基づくもので、そんな固定した観念に縛られている人間こそ間抜けというものではないかね」「寝ているのか?起きて己を見つめろ」「僕は僕だ」「この先はボンヤリとした暗闇しか見えないよね」「引き際を間違った」
2024/01/19
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「もし明日に終われば、やりがいがあったのよ」「ローマでは誇りは病気より寿命を縮める」「俺は平凡な家庭に生まれた平凡な人間のはずだった。ただいつか何者かになれると信じて夢を見ていただけだった」「名誉で腹はふくれない」「恐ろしい?死で何を失うんだ?」「別に不景気だって、食うに困らずそこそこ幸せならいいじゃないか ー 」「なあ、そう意地張ることもないんじゃないか」「買わなければ100%オフ」
2024/01/14
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「どんな形の夫婦関係も完全ではない」「もうおやすみ。おまえに必要なのは、たっぷり泣くことだ」「おれはくたびれた。人間は石で出来てるわけじゃない」「この世で人間の忠実な労働の必然的報酬である夜」「神もなければ、主人もなし、ということだ。命が尽きて横たわる時まで待つんだな」「目を閉じ、見えるものへの囚われを離れ、耳をすませば、」「なぜ影のことばかりを考え、いま輝いているものに心を向けないのですか?」「すべてはすでにいいつくされた」「夜、太陽はどこへ行く?」
2024/01/07
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「われわれは決してわれわれ自身であることをやめられぬものである」「してみるとわれわれのこの世界は結局たいして重要ではない」「この養老院たるや、ご親切にも、将来もっと窮屈な棺桶に入ったときの訓練のために作られたか、と思われるくらい、狭くって、」「物事はあまり立ち入って眺めてはならないことを彼女は深く感じていた。この本能が彼女の力であり、知恵だった」「あるいはそれでいいのかもしれん」「起ってほしくないことが、ことごとく起ったのだ。未来は不確実になった」「一番素晴らしい日は、私が死ぬ日だ」
2024/01/02
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「ばかげたうぬぼれでめくらになっている」「彼は不眠を恐れた。不眠はそのお相手におれを選び出したのだ」「はたからとやかくせんさくすることはできないよ」「これはおれのささやかな祭日なんだ。一人で乾盃してるんだ。おれの勝手だろう」「真の賢明さとは、この矛盾だらけの世界では何物をも確信しないということだ」「成功の実際的価値は少からず本人の観方による。運命の女神は見境なく、なんの分別も持ちあわさない」「ひどいじゃないか、まったく。もう十日も、いや二週間もこんな天気がつづいてるんだ」
2023/12/26
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「ちくしょう、知らなきゃかえって知らぬが仏で、幸福なのによ」「目に見える成功ばかりが成功ではない。人生における真の成功とは、人の心にどれだけの感動を残したかどうかで決まるんだ」「理性で考えることを学べ」「これからもずっと人生が続くのよ」「役にたたなくなりゃ、お払い箱さ。そう、即座にバッサリとね」「もし未来が信じたとおりになるなら、もし人の気持ちが永遠なら、どんなに世界は穏やかだろうか」「孤独に慣れなきゃ」「if」
2023/12/21
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「いったい先へいってなんになるんだ?」「ただあるものとしては、漠然とした怒りと、はてしもない絶望の芽生え」「もし人間が罪人として死んだら、その罰(ばち)はかならずや恐るべきものである。だが、主イエスは憐れな罪人たちのために死にたもうたのだ、と彼はおもった。ひとに憐れみをしめさないのもまた罪である」「主の道は曲がりくねっているのだ」「日の下にひとの労してなすところの諸々の働きは、その身に何の益かあらん?」「時はすぎていく。それとともに、機会もさっていく」「任務は自分で好機をつかむことだ」
2023/12/15
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「自分の考えを紙に書きうつすと、なぜかしら深遠味が減殺されて、いっそう作為的なものになってしまったようにおもわれた」「上昇するものは、下降しなければならぬ」「いったいぜんたい、なんだってこんなことになってしまったのか?」「みんなわかっている。が、わかっていながらあきらめちまえないんだ。その考えになりきれないんだ」「たったひとつ重大なことは、前進することだ」「彼はただ、自分のえらばなかった道は、けっきょく屏風岩(びょうぶいわ)にぶっつかってしまうということを知っていた」「<追う猟師よりも、追われる獲物になったがましだ> 諺」
2023/12/10
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「きみは年のわりに老成しているよ。非常に老成している」「いまでもおぼえているが、ぼくが大きくなりだしたとき、ぼくは親爺(おやじ)のいうことを、なにひとつ耳にいれやしなかったよ。なんてばかだったろうな、ぼくぁ」「いろんな心労や責任がなかったら、はるかに生きやすいことだろう」「人生はキビしくて短いんだよ」「ねえ、お父さん、お父さんがぼくにどんなに失望なさったか、ぼくにゃよくわかります」「衝撃は心に食いこみ、深くもぐりこんで、その後数カ月のあいだ、散発的に爆発する」「型どることだ…曲線を型どることだ」
2023/12/04
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