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息子が誕生してから、以前から緩めだった私の涙腺が更に緩くなり、
妙に涙もろくなった気がする。
息子の存在に感謝して愛おしい思いとともに流れる涙、泣いている息子の
要求を理解出来ずに戸惑いもどかしさの中で流す涙、時には育児に疲れて
ふと流す涙もあったりする。
それと同時に、産後、以前よりも命の神秘や不思議さを感じ、他の子供達を
みても以前とは異なった感情を覚える様になったためか、以前なら
涙しなかった様なニュースを聞いて涙する事がとても多くなった。
特に最近は小さな子供が犠牲になる事件や事故をはじめ、いじめによる
自殺などが連日の様に相次いで報道され、その度、犠牲になった子供達の
事を思い、またその子供達の親御さんの気持ちを慮るにつけ、涙が止まらなく
なる。
今日もまた、幼い子供が犠牲になった事件の犯人として母親が逮捕された。
被害者の子供はまだ4歳とかわいいさかりで、まだまだ「おかあさん、
大好き!」な時期であろうに、自分が誰よりも信じ、頼るべき存在である
母親に残酷な方法で命を奪われるなんて、どんなに絶望し、悲しかっただろう。
このニュースの概要はネットの記事で見ていたのだけれど、実際のニュース映像
を見た瞬間、号泣してしまった。何故そんな酷い事が出来るのだろう?!
最近、あまりにもこうした悲惨な事件が多いため、夫は私がニュース番組を
見るのをイヤがる。悲しくなるニュースばかりじゃないか!と言って。
以前の私は想像力が乏しかった為か、事件や事故の被害者が子供だと聞いても、
「大人も子供も、皆命の重さは同じだから(被害者が子供でも、大人が被害者の
場合と悲惨さは変わらない)」と思っていた。私の母がよく、「何も(抵抗などが)
出来ない小さな子供をどうにかするなんて、一番酷く許せない」と言っていた
のだけれど、イマイチその言葉の意味を真から理解する事が出来なかった。
今息子を見ていると、母の言っていた事がよく分かる。子供達は小さくて、
大人に抱きかかえられればどこへ連れていかれるのかも分からないし、ましてや
そんな時に自分の意志でどうにか出来る様な強い力もまだ備わっておらず、
密室の中で親にどうにかされてしまうような事があれば、それこそどんな抵抗も
たいした防御も出来ないであろう。
悲しいニュースを見聞きした後は、授乳の際など、いつもよりしっかり息子を
抱きしめて語りかけてしまう。
私は自分勝手だし、ダメな所が多くて、息子にとって果たして「良い親」で
いる事が出来ているのか自問自答の毎日だけれど、それでも彼に対して
愛情だけはたっぷりと注いでいるつもりだし、(お子さんをお持ちの方々は、
おそらく皆さん、この様な気持ちだと思うのですが)何かがあれば自分を犠牲に
しても全力で守るつもりでいる。
みんな一生懸命産まれて来た、かけがえの無い命。
悲しいニュースが少しでも減る事を願わずにいられない。
今日のタイトルの「涙腺」と言えば、最近流す嬉しい涙 。
それは毎日息子と一緒にみている 「おかあさんといっしょ」
「ありがとう おかあさん」 。
最初聞いた時は、歌詞に感動して朝から涙して しまった。
小さな手がおかあさんの服の腕の部分をぎゅっと握りしている映像とともに
おかあさん あなたなしでは 生きていけない
おかあさん いとしのおかあさん
という歌詞。たまりません 。
歌詞は
おかあさん おおきくなれば いつかさよなら
と続く。横にいる息子を見て「それは寂しいな~、ママ」とつぶやく親バカな私 。
息子の成長とともに、私も少し開きっぱなしの涙腺を引き締めて、子離れへの
心の準備も進めていかないといけないのかな、と思ったり。
その時のためにも、今はもうしばらく、沢山の嬉しい涙を流しながら、べったりな
日々を満喫させてね、mi nino !
長い時間...!!! 2014.09.13 コメント(1)
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